ネクソン，ソーシャルゲーム開発会社インブルーを買収。モバイルソーシャルゲーム開発力を強化

　NEXON Koreaは2012年6月28日，同社の親会社となるネクソンが，日本のモバイルソーシャルゲームデベロッパ，インブルーの発行済株式をすべて取得することを明らかにした。

　2010年に設立されたインブルーは，GREEやMobageにおいてモバイルソーシャルゲームをサービスしているデベロッパ。とくに，ソーシャルゲームの人気ジャンルといえるカードバトルタイプのゲームを得意としており，代表作である「戦国ポケッツ」は，3月に開催された「GREE Platform Award 2011」にて特別賞を受賞している。

　ネクソンは，JC EntertainmentやMoya Softへの投資に引き続き，今回の買収によってモバイルゲームの開発力を強化。2012年における市場規模が4千億円に達すると展望される日本のモバイルゲーム市場への進出を加速させる見込みだ。
　ネクソンの代表，Choi Seung Woo氏は，韓国でのリリースを通じて「インブルーは代表作である「戦国ポケッツ」や「銀河騎士レギーナ」などの人気タイトルによって，その開発力を証明しました。同社の優秀な開発力をネクソンのブランド認知度および事業力と結合させて，日本のモバイルソーシャルゲーム市場を積極的に攻略していく計画です。またネクソンによる，スマートフォン用のコンテンツを中心とした世界市場の進出にも拍車をかけるでしょう」とコメントしている。

インブルーWebサイト

ネクソンWebサイト