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「DUST 514」,日本語でのクローズドβテストは2012年内にスタート。「EVE Online」のアップデート情報も公開されたカンファレンスレポート
EVE Onlineは,サービス開始から9年が経っているSF MMORPGだ。プレイヤーは広大な宇宙を駆け巡り,商売や戦闘,生産などさまざまな活動に従事する。
そんなEVE Onlineに,18番目の大型アップデート(エクスパンション)「RETRIBUTION」が12月4日に実装される。RETRIBUTIONの情報は英語の公式サイトなどでも公開されているが,本作のシニアライターであるグイティ・フリドリクソン氏によって説明されたのであらためて紹介しよう。
CCP Gamesで「EVE Online」のシニアライターを務めるグイティ・フリドリクソン氏 |
今までは自分に危害を加えた相手にしか懸賞金をかけられなかったが,RETRIBUTION実装後は,どんな相手や組織(コーポレーション/アライアンス)に対しても懸賞金をかけられるようになる。
「プレイヤー同士の相互作用を促進する仕組みを作る」というのは,フリドリクソン氏が語るEVE Onlineのコンセプトであり,賞金を賭けられた人とバウンティハンターという関係がより明確になるることで,プレイヤー同士の関わり合いがさらに濃密なものになるだろう。
また,「これまで使われていなかったものが多かった」と氏が語るフリゲート艦に,新タイプが追加される。資源採掘に特化した「ベンチャー(仮名)」,敵艦のキャパシタ(電力)を無効化することに特化した「ドラグーン」,ミサイルによる遠距離攻撃を得意とする「コラックス」,近距離戦闘を専門とする「タルワー」や,ドローン攻撃に特化した「アルゴス」など,いずれも特徴的なものばかりだ。
このほか,クライムウォッチやNPCのAI,全体的なUIなどにも調整が加えられ,より遊びやすくなるという。
「EVE Online」公式サイト
「DUST 514」,日本語でのクローズドβテストを2012年内に実施
続いて,発表会では「DUST 514」の説明が,CCP Gameesのエグゼクティブプロデューサー ブランドン・ラウリーノ氏によって行われた。
DUST 514はEVE Onlineと同一の世界で展開するオンラインFPSで,EVE Onlineの世界に存在する惑星で,一人の歩兵として戦うことになる。二つのゲームは密接にリンクしており,DUST 514のプレイヤーがEVE Onlineのプレイヤーに援護(衛生軌道からの爆撃)を頼んだり,DUST 514のプレイヤーが,EVE Onlineの艦船を攻撃したりできるというのが最大の特徴だ。ちなみに,基本的にPvPとなる本作だが,ローグドローンなどと戦うPvEの実装も予定されている。
EVE OnlineとDUST 514のプレイヤー間でチャットも可能で,EVE Onlineにあるコーポレーション(ギルド/クラン)にDUST 514から参加したり,DUST 514で新たコーポレーションを作ったりできる。
さらに,PlayStation Vitaでプレイヤーキャラクターのカスタマイズ,マーケットの閲覧,ゲーム内のメールやチャット利用できるアプリの無料配信も予定されている。配信時期などは明言されなかったが,外出先で戦闘への参加要請に気がついて,急いで家に戻るなんていうことも起きるかもしれない。
「DUST 514」のエグゼクティブプロデューサーであるブランドン・ラウリーノ氏。DUST 514はスピンオフではなく,EVE Online本編に関わると話していた |
本作のクローズドβテストはすでに英語クライアントで行われているが,2012年内に日本語クライアントも用意される。英語の公式サイトではテスターの登録が受け付けられているが,PlayStation Plusの利用者や,EVE Onlineプレイヤーには,βテストへの参加権が用意される予定だ。
「DUST 514」公式サイト
- 関連タイトル:
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DUST 514
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Copyright (C) CCP 1997-2017
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