お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
本邦初公開! 「クロスゲート」に待望の拡張パック登場 #1
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2002/09/20 00:01

ニュース

 本邦初公開! 「クロスゲート」に待望の拡張パック登場 #1 - 09/20 00:01


 国内有料会員2万人を誇る,エニックスのMMORPG"クロスゲート"(以下,XG)。エニックスはほかにもオリジナルのMMORPGである"ディプスファンタジア"を後発でサービスインさせたわけだが,そのディプスに拡張パックが登場したのは,本サイトでもすでに何度か報じたとおり。

 "XGに拡張パックは出ないの?"という要望は当然のことなわけだが,しばらく沈黙を守っていたエニックス。しかし今回,長い時間を経てついに拡張パックが発表された! ほかのメディアはもちろん公式サイトにさえない本邦初情報を,forGamer読者だけにお伝えしよう。

長い戦いの末,「開くもの」は邪神リヴェリウスの復活阻止に成功し,ファーレン王国は再建への道を歩み出した。

そんな折,帰還の術を探る「開くもの」に,復旧した航路を通して不穏な噂が入ってくる。東の海を隔てた盟邦エルヴェニア国とラン国の間の緊張が高まりつつあるというのだ。ラン国の目的は「旧トルファジア国の遺産」だという。「天槌の日」をもたらし,ノスフェラトスを死の大地に変えた3000年前の国家「トルファジア」。その遺産の中には「世界を繋ぐ術」もあるという。はたしてそれは「開くもの」の帰還を可能にするものなのだろうか……?

フレイア島の東,熱帯雨林が広がる島「ミネガル」。ミネガル島の北,亜人たちの島「クルクス」。赤道付近にあり,ともにルグ海峡を形成するこの島々に,いま,異世界からの冒険者たちが足を踏み入れようとしていた。新たな地,新たな出会い,新たな敵……。
住み慣れた「ファーレン王国」から,「スゥの国」へ。そしてクルクス本島「エルヴァニア」へ。「開くもの」の物語が,ここからまた始まろうとしている。


 ……というのが,今回のXG拡張パック「クロスゲート パワーアップキット 〜竜の砂時計〜」(以下,XGPUK)のストーリー。入手した紙資料の手打ちなので,間違えてたらごめんなさい。
 MMORPGの拡張キットというと大体相場が決まっていて,
・土地が増える
・モンスターが増える
・アイテムが増える
・おしまい
となりがちだが(さすがに,いま長く生き残っている作品にそれだけということはないが),XGPUKはそれらは当然として大小さまざまな機能拡張がなされている。ザッと特別資料(?)を見るだけでも,

0) 新大陸
1) 定期船
2) キャラクターデザインを全面リニューアル
3) 新キャラクター追加(ストーリーにあるように,亜人系も)
4) 新職業
5) 新スキル
6) 新レシピ
7) 新アイテム
8) 新モンスター
9) 新BGM


となっている。それぞれについてはまだまだ詳細まで決まっていない部分も多いようだが,順を追って紹介しよう。新大陸については,また次回。

1)定期船

 これは,新大陸となるフレイア島から出航する定期船。これに乗って,XGPUKで追加される新たな冒険の舞台へと向かうわけだ。
 最初から使える航路は,
・イール(XG) ←→ アケルファ(XGPUK)
・イール(XG) ←→ コーラル(XGPUK)

の二つ。わざわざ"最初から"と書いたのにはもちろん理由があって,クエストと共に使える港が増えていくというわけらしい。ちなみに港が設置されているのは,
 カンナベラ,ミノキア,レクタール,コマトイ(XGPUK)
の4か所。
 で,この船。乗ったら,エニックスお家芸の"たびのほこら"みたいに一瞬で移動するわけでなく,リアルタイムに時間が経過していく。名作MMORPGとして名高い"エバークエスト"(EQ)の船もそういう仕様だが,XGPUKのは一味違う。船の中だけで一つの"エリア"を形成しているのだ。
 乗船中にデュエルをしたり,商売したり,チャットしたり,普通に動き回って普通にアクションが行えるわけだ。これ結構新鮮かも。EQもチャットぐらいはできるが,ほかのはちょっと難しいような気もするし。"客船"っぽい演出として機能拡張も計画してるとポロリと話してくれたので,船内でのカジノとかもありうるかも……?

2) キャラクターデザインを全面リニューアル

 あの独特でほのぼの感がウリ(?)のXGのグラフィックス。もちろん好き嫌いはあるだろうが,欧米風味とも韓国風味とも違う"国産らしい"グラフィックスであるのは事実だろう。
 そんなグラフィックスがすべてリニューアル。新グラフィックスの担当は,プレステ2のRPG「ボクと魔王」のツェナワークス

3) 新キャラクター追加

 上記2)に関連して,いままでのキャラクター14体(リニューアルされるものだ)に追加して,完全新キャラクター14体も追加される模様。ストーリーでうっすら想像がつくが,人間以外にエルフやドワーフなどの種族もプレイヤーキャラクターとして使えるようだ。

 で,ここで疑問になるのは,オリジナルXGとの互換性。XGPUKに登場する新キャラクターや新モンスターって,オリジナルのXGしか持っていない人にはどうやって表示されるのだろう?
 そのあたり突っ込んでみたが,さすがに対応策はとられていた。"影キャラクター"と呼ばれる一種のダミーキャラクターですべて表示されるようになるとのこと。このあたりはちょっと残念。EQの拡張パックみたいに,持ってなくてもグラフィックスだけは表示されるような仕様にしてもらえると,既存プレイヤーも"XGPUKに移行しよう!"と思えるような気がするのだが。
 ちなみに,既存のXGプレイヤーは,もちろんそのままキャラクターを引き継いでXGPUKに移行できる。

4) 新職業

 待望の新職業。期待を煽っておいてナニだが,このあたりはさすがに口が堅くてなかなか教えてもらえなかった。いま分かっている新職業についての情報は,

・踊り子 [新スキル「踊る」のエキスパート]
・探偵 [新スキル「変装」で他人を尾行できる]
・仙人 [仙術でモンスターの姿に変身可能]

の三つだけ。しかも,この"新職業"の中に"新スキル"の情報が入ってるものだから,煽られ感もひとしお。そもそも新スキルの詳細さえ分かってない状態なのに……。次回Newsまでには,必ずなにかしらの新しい情報を入手したいと思うのでご期待あれ。

 ……しかし,さすがに最初に入手した情報を書こうとするだけで,やたらに膨大な記事になってしまう気がする。とりあえず,今回はこのあたりでご勘弁を。残った

5) 新スキル
6) 新レシピ
7) 新アイテム
8) 新モンスター
9) 新BGM

については,また明日以降でお知らせすることにするのでお楽しみに。Screenshotsも,手に入り次第ガンガン掲載していく。
 ちなみに,forGamer恒例「MMORPG βテスター募集枠」もある予定なので,そちらについても乞うご期待。最後に諸データを掲載しておこう。(Kazuhisa)

■名称
 クロスゲート パワーアップキット 〜竜の砂時計〜
 ("クロスゲート本編"もしくはアップグレード済みの"今日からはじめるクロスゲート"がないと遊べません)
■定価
 5800円
 本編+PUKが入ったバリューパック:1万1600円
■課金
 30日1050円(税込)
 60日2000円(税込)
 90日2800円(税込)
 180日5000円(税込)
■発売日
 2002年12月13日
■必須環境
 Windows 95 OSR2.0以降/98/98SE/Me/2000/XP,PentiumII/233MHz(Celeron/400MHz以上推奨),メモリ128MB以上,DirectX 7.0a以上に対応したサウンドカード,DirectX 7.0a以上に対応してビデオメモリ4MB以上のビデオカード(ビデオメモリ8MB以上推奨),空きHDD容量900MB以上,32ビットTCP/IPスタックを備えた33.6Kbps以上のPPP接続またはダイレクト接続のインターネット接続(注:TCPポートの9000番台を使用)

#以下参考#

・クロスゲート記事一覧 「こちら」
・ディプスファンタジア記事一覧 「こちら」
・ディプスファンタジア パワーアップキット 〜黄昏の王国〜 記事一覧 「こちら」

(C)DWANGO/ ZENER WORKS/ ENIX2002


  • 関連タイトル:

    クロスゲート パワーアップキット 〜竜の砂時計〜

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月04日〜12月05日