プレイレポート
長らく続いたストーリーがついに完結! 数々の謎が解明する「トリックスター」エピソード6先行レポート
2011年8月23日,オンラインRPG「トリックスター」にて大型アップデートが実施され,エピソード6「魂の絆」が実装された。エピソード6はこれまで繰り広げられてきたストーリーを締めくくる最終章となり,さまざまな試練を乗り越えることで,最後に“エンディング”が待ち受けているのだ。4Gamerでは,ジークレスト社内にてその内容を確認してきたので,「エンディングを迎えたあとはどうなるのか?」も含め,ネタバレにならないよう紹介していこう。
「トリックスター」公式サイト
ストーリーは「アルテオ帝国」を舞台に展開
エンディング後は高難度のボーナスコンテンツも
エピソード5の最後で,ドン・カバリアの依頼を受けたプレイヤーは,「蜃気楼の島」の本来の姿である「アルテオ帝国」に赴く。アルテオ帝国では,ストーリーに関わるクエストが約40個,サブクエスト約20個が用意されており,それらを通じてドン・カバリアの真の目的や,ネペトリに関する秘密など,これまでトリックスターに登場してきたさまざまな謎が一つ一つ明らかになっていくのだ。
エピソード5の最後で,ドン・カバリアからとある依頼を受けたプレイヤーは,「アルテオ帝国」に向かう |
エピソード6では,さまざまな場面でスキル「心眼」を使い,隠された進路を見出していくのだ |
「アルテオ帝国」に入ると,トリックスターに関する知識を問うクイズが出題される |
街には新たなNPCが配置されている |
クイズを出題する「アルバート」。「トリックスター」開発チームによく似た人が…… |
新NPC「レイチェル」 |
新NPC「トーマス」 |
NPC「長老もんきー」。「行商もんきー」の老いた姿か? |
そうしたストーリー進行の中では,ボス戦などさまざまな形の試練を突破しなければならない。例えば「ハルコン守護戦」では,一人でクリスタルを防衛することとなるため,レベル300以上のプレイヤーキャラクターであっても装備が充実していないと苦戦するだろう。
オッドアイなどの特徴がNPC「エイル」を思わせる「エトラエル」だが…… |
開いているように見える門だが,なぜか進めない |
「心眼」を使うと,扉が開いていないことがわかる |
扉の先に進むと,NPC「ジャイアントポプリ」から「ハルコン守護戦」の依頼を受託できる |
見事,エンディングを迎えたプレイヤーには,ボーナスコンテンツが用意されている。いずれも,エンディング前のボスバトルをクリアした強者プレイヤーを対象にしているだけあって難度は極めて高い。
ボーナスコンテンツを提供するNPC「サラ」 |
エンディング前とは少し様子の異なるNPCもいる |
これはNPC「ロビン」の記憶をモチーフにしたコンテンツ。かつてのエピソードを補完する内容だ |
エンディング前にネペトリの秘密が明かされ,このコンテンツでさらに理解が深まるはずだ |
ボーナスコンテンツの一つが,NPC「神官タウ」をモンスターの攻撃から守りながら,出口まで進む「チャガンの心」だ。これはいわゆる護衛ミッションだが,プレイヤー1人でタウを守らなければならないのでなかなか忙しい。
攻略の基本は,タウの進路上にいるモンスターを先回りして倒してしまうこと。とはいえ,あまり急いで倒すと今度はモンスターがリポップしてしまい,気付かないうちにプレイヤーの後方でタウが襲われているなんてこともある。中盤以降はモンスターの数が増えるので,モタモタしているとモンスターの群れの中にタウが突っ込んでしまうケースが出てくる。モンスターを手早く倒さなければならないが,無闇に倒せばいいわけでもないという,バランス感覚を問われる仕上がりとなっているのだ。
さて今回,最終章が実装されたということで,気になるのは今後のトリックスターのサービスがどうなってしまうのか,ということだろう。結論からいってしまえば,まだまだサービスは継続するし,次回以降のアップデートも用意されているとのことだ。
これからの展開がこれまでの流れを踏まえたものとなるか,それともまったく新しい何かが待ち受けているのかはまだ不明だが,トリックスターのファンは楽しみに待つとしよう。
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