「Diablo III」の最新アップデート「Patch 2.3」に登場するバーバリアンの都，「セシュロン」を紹介するトレイラーが公開

　Blizzard Entertainmentは，近日中にアップデートを実施する予定の「Diablo III」の最新パッチ「Patch 2.3.0」に登場する新しいゾーン，「The Ruins of Sescheron」を紹介する最新トレイラーを公開した。

「Diablo III」公式サイト

「Patch 2.3.0」パッチノート

　「Patch 2.3.0」によってプレイヤーは，「Diablo II: Lord of Destruction」で大魔王バールによって破壊されたバーバリアンの都，セシュロンの遺跡を探訪することができるようになる。北方の大地らしい，氷や雪をモチーフにしたさまざまなクリーチャーと戦いつつ，新たなクラフティング用アイテム「Kanai’s Cube」の入手を目的としたクエストが追加される予定になっている。


　天界や魔界の影響をさえぎるほど強力な魔力を持つ「ワールドストーン」が隠された，アリアト山。セシュロンは，そのアリアト山の北側で栄えたバーバリアン達の首都で，山に続く唯一の門を擁している。バールによって破壊されるまでは，長老カナイによって統治されていたという。
　シリーズの世界観では，バーバリアンは初代王のバル＝カソスに従って，ワールドストーンを守護するために北の大地に定住し，過酷な環境に適応した人々の末裔だ。
　カナイは，バル＝カソス以来の人望を集める人物であったらしく，バル＝カソス以降，神聖視されて空位にあった王座を約束されるほどだったという。しかし，バールの率いる魔軍の前に虚しくも散ってしまった。今回のアップデートでは，このセシュロンの遺跡に入り，Kanai‘s Cubeを探すことになるわけだ。


　トレイラーで確認する限り，セシュロンの遺跡にはビックリするくらいの量のトラップが残されている様子で，かなりの冒険が楽しめるのは間違いなさそうだ。過去のストーリーの続きが堪能できるのは，長く続く人気シリーズならではのことで，久々に北の大地を散策してみたいというファンも少なくないだろう。