「レインボーシックス ロックダウン」ユービーアイから2月9日発売

　ユービーアイソフトの代表作，レインボーシックスシリーズの第4作となる「トム・クランシーシリーズ レインボーシックス ロックダウン」日本語マニュアルつき英語版（原題 Tom Clancy's Rainbow Six: Lockdown）が，2月9日に発売される。価格は7140円（税込）。

　第4作となるロックダウンは，2009年のアフリカが主な舞台。ご存じ世界最強のカウンターテロ組織「レインボー」が，今回はテロ組織「GLF」の国際犯罪を阻止するため過酷な任務に挑む。

　本作はXboxとプレイステーション2で先行発売され，内容もコンシューマライクに仕上がっているという，シリーズの中では異色の作品。出撃メンバーはだいたい固定されており，装備を選ぶだけで出撃できる。また，マップも以前のような「さあ，好きなルートで好きなように遊べ」といったコンセプトではない。スタート地点からゴール地点まで向かうと次のマップがロードされるという，展開重視のミッション構成となっている。
　出撃前のプランニング，複数チームの指揮など，マニアックな複雑さをこれまでウリとしてきたタイトルだけに，古くからのファンの中には，その変貌ぶりに驚く人もいることだろう。



　PC版はコンシューマからのベタ移植ではなく，いくつかの新要素が含まれている。シングルキャンペーンでは，ストーリーに変更が加えられており，新型ウイルス兵器を追う物語がよりスリリングに描かれている。
　またマルチプレイでは，当然ながらPC版のほうが強力で，Free-for-Allや協力プレイなどを含む6種類のゲームモードを搭載。武器と装備も全42種類が使用可能だ。マップも，過去のシリーズの名マップを含む全9マップが収録されている。

　なお本製品は英語版ではあるが，全ミッション内容/目標の和訳を含む，全60ページという豪華な日本語マニュアルが付属する。英語に自信のない人でも，ストーリーをしっかり把握しつつ最後までプレイできるだろう。

　ぐぐっとカジュアルになった第4作。これまで「うーん難しそう」と敬遠してきた人も安心して遊べる作品になっているので，初めて挑戦するにはもってこいの1本だ。デモ版もリリースされたので，まずは今すぐチェックしてみよう。