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【PR】「HELLGATE」が待望のオープンβ開始! 話題のオンラインRPGの,ほかとは違う魅力を紹介してみる
昨日(11月26日),オープンβテストがスタート(関連記事)したオンラインRPG「HELLGATE」。最近,話題を呼んでいる作品であるだけに,もう知っている,あるいは早速テストに参加している4Gamer読者も多いだろう。
あらためて紹介すると,本作はモンスターを倒し,ドロップアイテムを拾う……という,至極単純なゲームプレイを徹底的に追及した,いわゆる「トレハン(トレジャーハンティング)性」の高いRPGである。
この要素については,これまでも4Gamerでは紹介を続けてきたので,今回はあえて,本作品の世界観やゲームジャンルとしての基礎的な内容,そして戦闘のプレイ感覚などをレポートしてみたい。
まず本作は,MMOではなくMOに分類される。そのため,同じダンジョンであってもパーティごとに別の部屋でプレイすることになる。つまり,狩場を荒らされたり,レアアイテムのためにレアモンスターの所有権でほかのパーティといざこざが起きたり……といった面倒なことはない。全体的に自分達のペースで進められ,奥の深いオンラインRPGにありがちな精神的負担がかなり少ないのだ。
一方,戦闘のプレイフィールを一言で表現するならば,「刹那の戦い」といったところだろうか。敵モンスターを瞬殺することも可能な一方,こちらが瞬殺されることもある。とくに,パーティプレイ時には難度設定の妙もあり,悪魔の軍勢と持てる火力をぶつけ合うかの様な激しい戦闘が続く。
以下にHELLGATE運営チームによる,とある高レベル帯ダンジョンでのパーティプレイ動画を掲載しているので,戦闘のイメージについては,こちらを参考にしていただきたい。
さて,ここから先は,HELLGATEというゲームの世界観を中心に紹介していく。まずは,ACT1〜5からなる本作最初のメインストーリーのうち,ACT1終了までをプレイレポート形式で解説しよう。
もちろん序盤のネタバレを含んでいるので,その点はご了承いただきたい。
「HELLGATE」公式サイト
舞台は悪魔に支配された未来のロンドン
ヘルゲートを閉じるための手がかりを探しだせ
2020年,世界各地に突如出現した“ヘルゲート”。この異界の門からやってきた,おびただしい数の悪魔の攻撃によって,これまで人類が築いてきた資産や文化はほとんど打ち壊されてしまった。荒廃した世界で少数ながらも生き残った人々は,地下鉄の駅や坑道に息を潜めながら,悪魔達に対する抵抗を続けている。しかし,状況は絶望的だ。
ゲームの舞台となる2038年のロンドンも例外ではなく,前線に出る兵士は常に足りず,市民の生活は困窮。それでも人々は,見えない希望を探し求め足掻いている――という,なんともダークかつハードなストーリーも本作の魅力の一つ。ファンタジー系作品が多い無料オンラインRPGの中では,ひときわ異質であり,また魅力的な世界観といえるだろう。
HELLGATEでは,キャラクターのクラスを6種類から選択できる。最前線に斬り込んで敵を倒す「ブレードマスター」,同じく前線でパーティを守る盾となる「ガーディアン」,銃器での遠距離攻撃が得意な「マークスマン」,ロボットを作り出して戦闘を支援する「エンジニア」,魔法による多彩な属性攻撃が便利な「エヴォカー」,召喚魔法と呪術を扱う「サマナー」と,クラスごとに異なる得意分野が設定されている。
そのうえ,レベルアップ時に習得出来るスキルも「スキルツリー」で系統立てられているので,同じクラスであっても育成方針によって得意分野が大きく異なり,まったく別の戦闘スタイルへ成長していく点にも注目しよう。
こうしたクラスとスキル,そして装備によって形作られたパーティメンバーの個性を,うまく組み合わせながら協力しあうことで,ダンジョン攻略がより効率的かつ熱狂的に楽しめるのが,HELLGATEというゲームなのだ。
ゲームを始めると,まずはお約束のキャラクターメイク画面になる。ここで自分の分身となるキャラクターを作成するわけだが,今回は銃火器を使った戦闘が得意なマークスマンを選択した。
続くチュートリアルマップをサクっと終えると,前線基地の一つであるグリニッジ司令部にたどり着く。ここでパウト司令官から,行方をくらましたフォークス博士なる人物の捜索依頼を受けることになり,ここからHELLGATEのメインストーリーが始まるのである。
ちなみに,初めてグリニッジ司令部へと到着した際には,しっかりとNPCへと話しかけてまわろう。序盤をより一層楽しめる,各種アイテムをもらうことができるのだ。
敵が落とすアイテムで装備を整えつつ
“ヘルゲート”封鎖の手がかりを探せ
司令部のポータルを経由してホルボーン駅へ移動すると,そこで博士の探索任務を担当しているモーモーという人物から,博士の護衛をしていた騎士セラフィについて聞かされる。
どうやらラッセル広場まで博士を護衛していたのを最後に,騎士セラフィと連絡が取れなくなったらしい。ここで初めての本格的なクエストとして,ラッセル広場へ向かい騎士セラフィの足取りを探ることになる。
モーモーに言われたとおり,ポータルを使ってサウスハンプトン通りに出ると,そこにはボロボロに荒廃したロンドンの街並みが広がっている。灰やら砂埃やらで空気は淀み,赤く濁った空の下に人影などなく,ただモンスターばかりが闊歩しているという,いかにも壊滅後の世界といった様相だ。
大通りを奥へ進みながら,周囲にはびこるモンスターを倒していると,時折アイテムがドロップされる。アイテムの種類は,回復薬などの消耗品から武器や防具といった装備一式,装備に取り付けることでパワーアップが出来る“MOD”など様々なものがある。
さらに,装備に付随する固有の“オプション”は膨大なバリエーションがあるものの,オプションを変更することはできない。つまり,オプションによって同じ装備でも大きく性能が変わるというわけだ。ここが,本作における装備のポイントでもある。
本作では,モンスターがかなり頻繁にアイテムを落とすので,拾ったその場でパワーアップできるのが楽しい。とくに,頭上に名前が表示されるレアモンスターや強敵などは,より強い装備を落とす確率が高いので,ガンガン狙っていきたいところだ。
また敵以外にも,フィールド上の箱や壷のようなオブジェクトを破壊したときにもアイテムが出てくる。余裕があれば,ただ突き進むだけでなく,こうしたオブジェクトも壊してみるといいだろう。
ただし,あまりに頻繁にアイテムが手に入るので,インベントリが埋まるのもあっという間だ。そこで,HELLGATEでは余った装備を「分解」し,ほかの装備をパワーアップさせるための素材に変えるというシステムが用意されている。
もちろん,パーティメンバーが扱える上位の装備だったら分解などせずに譲ってあげてもいいし,駅まで持って帰って換金することもできる。だが,それ以外の使い道が用意されているのは,HELLGATEならではのポイントといえるだろう。
さて,敵が落としたアイテムを拾って装備を交換しつつ大通りを進んでいくと,突如ザコの10倍くらいはある大きさのモンスターが出現! これが,大通りに出たときにモーモーが言っていた「地獄の伝令」だ。
攻撃力はそこらのザコとはけた違いで,4〜5発殴られるだけでかなりのピンチに陥る。下がりながらヒットアンドアウェイで倒そうとすると,今度は背後から寄ってくるザコに囲まれ,メッタ打ちにされドツボにはまる。
だいぶ焦りながらも,ヘルスインジェクターを使って回復しつつザコを先に狙い,いったん離れて体制を整えてから再度攻撃に移ることで,どうにか撃破できた。
冒頭でもざっくりと説明したとおり,本作の戦闘はかなり激しく,敵に取り囲まれようものなら一瞬でやられてしまう。序盤は易しめに設定されているとはいえ,難度の変更は上手く活用したほうが,ストレスなくゲームを進められるはずだ。
また,HELLGATEの回復アイテムは,HOT(Heal Over Time)式で「秒間○○回復を××秒継続」という効果なので,いわゆるポーション連打をしなくてもいい分,回復アイテムを使うタイミングはしっかりと考えよう。これもまた,本作の重要なテクニックである。
もちろん,瞬間的な回復は難しいが,上手くハマったときには安定し,大崩れしにくいことを実感できるだろう。
その後,大通りを散策しているとラッセル広場へ続く道を発見した。広場周辺は視界が開けており,騎士セラフィの足跡を探すのも骨が折れる。広場を端から踏破していくと,片隅に倒れた人影を発見。近づいてみると,騎士セラフィその人だ。それもまだ息がある。
周りのモンスターを追い払って話を聞いてみると,博士を護衛中に悪魔の群れに襲われ,護衛団は全滅の憂き目に遭ったらしい。
彼自身ももう長くはもたない様子で,フォークス博士から託されたという通信装置を,ブランドン・レンという人物に渡してくれと預けられた。ひとまずホルボーン駅に戻り,モーモーに報告することにした。
通信装置を渡すため,コヴェント・ガーデン駅へ
“ヘルゲート”封鎖に一歩前進かと思ったが……
騎士セラフィから聞いた話をモーモーに伝えると,ブランドン・レンという人物がコヴェント・ガーデン駅の管理者であることが分かる。となれば,早速コヴェント・ガーデン駅へ向かいたいところなのだが,なんと駅へ向かうポータルが故障しているらしい。
モーモーの提案に従って修理担当者であるテックスミス 101に相談すると,ポータルを修理するためのコンデンサが不足していて困っているという。そこで,ダンジョン「アクセスシャフト」へ向かい,コンデンサを集めてくることに。
アクセスシャフトはラッセル広場と打って変わって,コンクリート壁の地下室が連なった閉塞感のあるダンジョン。ソロプレイなら多数の敵を通路に誘いこんでまとめて倒すといったこともしやすい半面,複数人のパーティではお互いのカバーがしづらくなる。
もちろんここでも条件を満たせば地獄の伝令が出現するので,通路で戦闘中に挟み撃ちを食らわないようにしたいところ。幸い,クエストアイテムであるコンデンサはどのモンスターもドロップするようで,ドロップ率自体も高いため,深入りせずにさっさと集めて帰還するのが良さそうだ。
コンデンサを8個集め終えてテックスミス 101に渡せば,コヴェント・ガーデンヘの道へ通じるポータルが開通する。コヴェント・ガーデンヘの道は地下鉄の坑道で構成されていて,壊れて止まった貨物列車が放置されていたりする。ラッセル広場やアクセスシャフトともまた異なる,いかにも「地面の下だなぁ」という雰囲気だ。
ここでは,地面からプレイヤーの目の前に湧いて出るビースト系モンスター「フェルボア」が多少厄介で,数体まとめて出てくるためアイテム整理をしているといつの間にか囲まれていたりして大変だ。
マークスマンの武器「XM107 ファイヤーフォックス」のようなロケットランチャー系の武器や,爆破スキル「フレイムグレネード」といった範囲攻撃を併用して早めに片付けてしまいたい。
長い坑道を抜け,無事コヴェント・ガーデン駅にたどり着くと,中央部に探し求めていた人物,ブランドン・レンの姿が。
セラフィから受け取った通信装置を渡すと,施されていた暗号を解読してくれる。通信装置には,悪魔の出現場所であるヘルリフトの発生を探知する技術が残されていて,ブランドン・レンは配下のテックスミスに命じて早速探知機を作成したという。
ヘルリフトを探知することで救助活動がしやすくなると喜んだのもつかの間,直後に探知機が作動し,ヘルリフトの出現が観測された。場所はコヴェント・ガーデン市場。なんとそこには,探知機の技術を開発したフォークス博士が居るという情報も。
悪魔は博士を狙ってきたのだろうか? とにかく人類の存亡に関わる知識を持った博士を殺されてしまっては,地球から悪魔を追い返すチャンスが減ってしまう。なんとか博士を保護しなければ。
コヴェント・ガーデン市場へ移動し,博士を探し回るもどこにも見当たらない。一方,探知機にかかったヘルリフトを市場内に発見したので,最悪の事態を思い浮かべながらも突入することに。
ヘルリフトの内部はまさに悪魔の巣といった感じで,デーモン系のモンスターがうようよ。場所が開けている分,うまく射線を限定しないと360度から攻撃されてしまう。大型の悪魔もいるので,安全を確保するまでは博士を探す余裕もない。
ここはマークスマンらしく,スナイパーライフル「F-S ポセイドンスナイパー」を使って遠距離から一体ずつ仕留めることにした。立ったまま攻撃すると狙いがズレてしまうので,命中率・射撃精度・攻撃力などを上昇させるスキル「タクティカルスタンス」と,一人称視点を使用してスナイプしやすくした。
攻撃を受けた悪魔はプレイヤーの方に走ってくるが,スナイパーライフルの射程なら接近される前に余裕で倒せるため,こういった状況では効果的な戦法だ。もし「スナイパースタンス」を覚えていれば,ズームもできるのでより効率的に敵の数を減らしていける。
ヘルリフト内の悪魔をほぼせん滅し,奥の神殿らしき建築物に近寄ると,そこには無残にも殺された人間の体が横たわっていた。調べてみると,まさにフォークス博士その人ではないか。せっかく救助に来たのに手遅れになってしまった。なんと報告すればいいのだろう……。
絶望に暮れていると,博士の手に何か光る物を発見した。遺体を持ち帰って調べてもらえば,何か分かるかもしれない。
ここがACT1最大の山場,
悪魔の手中に落ちた大英博物館を取り戻そう
コヴェント・ガーデン駅へ遺体を持ち帰ると,遺体の中に何らかの装置が埋めこまれていると,ブランドン・レンが指摘する。
調査の結果,これは忌まわしきヘルリフトを破壊するためのデバイスだという。これさえあれば,博士のような不幸を繰り返さずに済むのだ。
ちょうど折よく,大英博物館にグルガーという悪魔がヘルリフトを開いているという。大元のヘルゲートはまだ封鎖できなくても,ヘルリフトを一つ一つ閉じていくことで人類の被害は減るし,破壊意義は大きい。
悪魔にこれ以上の狼藉を許さないためにも,このデバイスを使ってヘルリフトを破壊しに行くことにする。
ヘルリフトが開かれているだけあって,かつて芸術の集結地として栄華を極めた大英博物館もすっかり変わり果てている。現実の地球を舞台にし,ダークな世界観を全面に押し出しているHELLGATEらしさがよく表れた場所といえる。
階段を登って建物の最深部へ進むと,見るからに怪しげな悪魔の像と,その奥には破壊すべきヘルリフトが。早速内部へ乗り込みフォークス博士のデバイスをセットすると,爆発のカウントダウンが始まったので,スタコラサッサと脱出だ。
30秒という余裕のある脱出時間だったので,危なげもなくヘルリフトの外に出ることができた。コヴェント・ガーデンで聞いた,ヘルリフトを開いている悪魔というのが見当たらなかったが,とにかくこれで悪魔の出没地点を一つ破壊できたぞ!
……と安心したのもつかの間,ヘルリフトの周囲に置かれた石象がなにやら光りだした。……げー。
石像から正体を表したのは,悪魔プリンスグルガー。遠距離では光線,近距離では両手の剣による激しい攻撃を仕掛けてくる難敵だ。しかも,周囲の石像にエネルギーを与え,巨大な悪魔に変えて襲ってくるから厄介というほかない。
ソロプレイということを言い訳にしたくはないが,正直,戦闘の激しさのあまり回復が間に合わず,倒すまでに何度か死亡してしまった。
死亡した場合,駅からの再スタートが基本だが,アイテム「復活の預言書」を使うか,お金を払うことで,その場からの復活も可能。そうやって,連コインで力技で倒すような形になってしまったとはいえ,なんとかプリンスグルガーを撃破した。
そんな激しいボス戦を凌ぎきると,急に別の部屋に強制ワープさせられた。何事かと思ったが,そこには優しげな女性が一人立っているだけで,危険な場所ではない様子。
話しかけてみると,彼女は自らを真理であり,すべての母だと語る。曰く,人類最後のときが近づいてきているというが,「父」を探し,「勇気」と「統率力」をもってすれば悪魔の軍勢にも立ち向かえるという。
どういうことなのか皆目見当もつかないが,人類の栄光を取り戻すためのヒントなのは間違いないようだ。
はっきりいって何がどういうことなのかよく分からなかったが,とにかく大英博物館は無事人類の手に取り戻すことができた。そのことを,コヴェント・ガーデンに戻ってブランドン・レンに報告する。
すると,マザーがくれたヒントについて説明できる人間を知っているという。その人物を探してくれるということなのだが,ともあれ,大英博物館という重要施設を無事奪還できたというところで,無事メインシナリオのACT1が終了となった。
ACT1だけでもその重厚な世界観と濃密な戦闘が楽しめるHELLGATEだが,ACT2以降ではその舞台はさらに広がっていき,新たなタイプの武器やレベルアップによる新種のスキル開放も豊富に用意されている。
戦闘の激しさは更に増していき,特徴あるセットアップを複数人で組み合わせて冒険に挑めば,ハードな雰囲気の中で一層爽快なトレジャーハントが楽しめることは間違いない。
そんなHELLGATEのオープンβテストが,現在実施中だ。本稿で興味を持った人は,ぜひ公式サイトで会員登録後,本作を体験してみてほしい。
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