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ワイヤードレーザー登場!ロジクールからゲーマー向けマウス3製品
■「ゲーマーのための機能」を詰め込んだG5
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この精度とスピードに追従するため,G5 Laser Mouseでは「フルスピードUSB機構」を採用している。フルスピードUSB機構とは,要するにUSB 1.1の「Full Speed」モードのことで,一般的なマウスでは,USB 1.1の「Low Speed」モード(転送速度1.5Mbps)を採用していると指摘するロジクールによれば,G5 Laser MouseではFull Speedモードを採用することで12Mbpsの転送速度を確保し,ポインタの移動に遅延をなくしたという。ただし,Windows 98/MeではFull Speedモードは利用できない。
このポインタの移動に関連し,マウスの重量を好みで調整できる「ウェイトカートリッジ」を採用した点に注目したい。ウェイトカートリッジは,その名のとおり,マウスの底面にカートリッジとして挿入する仕様の"重り"で,1.7g×8個,4.5g×8個の重りから好きな重さを最大8個まで好きなだけ,カートリッジの好きな部分にはめ込んでマウスへ挿入すれば,重さだけでなく,重さのバランスまでも調整できるというわけだ。
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評価が分かれそうなのは,チルトホイールの搭載と,左サイドボタンが1個になった点。チルトホイール自体にボタンをバインドできるので,ボタンの総数が劇的に減ったわけではないのだが,新しい操作を覚えなければならないのは確かだろう。
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■2個のバッテリーでバッテリー切れのないG7
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バッテリーフル充電時間は,市販のACアダプタ駆動型USBハブに接続し,充電ステーション底面のスイッチを「Boost Mode」に設定して行えば2時間,「Normal Mode」に設定してUSBバスパワーで行えば10時間。無線受信部はバッテリーチャージャーから取り外して移動できるので,バッテリーとマウス,無線受信部だけを持って出かける,といったこともできる。
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■「MX518」から名称を変えたG3
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その意味では目新しさのない製品といえるかもしれないが,最大解像度は1600dpi,フレームレートは6400fps(5.8MPixels/s)であり,ゲーム用マウスとして十分なスペックを持っているのは確か。上位2モデルと異なり,また,国内正規品が流通している「MX510 Performance Optical Mouse」と同じように,チルトホール非搭載,かつマウス側面に2ボタンを持つ仕様なので,サイドボタンを積極的に利用するようなプレイヤーはこちらを選択するといいかもしれない。
ちなみにG3 Optical Mouseの登場により,2005年8月時点におけるロジクールのワイヤードタイプ最上位モデル「MX510 Performance Optical Mouse」は近い将来,市場からフェイドアウトする見込み。万人向けのエントリー向けモデルとして「MX310 Optical Mouse」が用意され,今後はその上位モデルとして,G3 Optical MouseがMX510 Performance Optical Mouseに取って代わるわけだ。
取り急ぎ製品の概要をお伝えしたが,発売日が10月28日と,まだ先なのが惜しい。発表した以上は一刻も早く,PCゲーマーが手にとって触れられる機会を設けてほしいと思う。(Crize)
- 関連タイトル:
Logitech G/Logicool G
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