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「キネマ51」:第36回上映作品は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
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印刷2015/10/03 11:00

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「キネマ51」:第36回上映作品は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

 
1.「バイオレンスジャック」
1973年「週刊少年マガジン」で連載開始。その後,掲載誌を変えつつ,何年かの空白はあるものの1990年まで連載が続いた永井 豪の近未来SF漫画。関東地獄地震という天災によって孤立した関東地方を舞台に,バイオレンスジャックという正体不明の男の闘いを描く。永井 豪作品の代表的なキャラクターが多く登場するのも特徴で,とくに「デビルマン」の飛鳥 了と牧村美樹はスラムキングと呼ばれる極悪非道の権力者によって人犬にされ,デビルマンファンに大きな衝撃を与えた


2.「デスレース2000年」
1975年制作のアメリカ映画。ディヴィッド・キャラダイン主演。2000年のアメリカを舞台に市民を轢き殺せば轢き殺すほどポイントが加算されていくという公道レース,「デスレース」を中心とした人間模様を描く近未来SF作品。敵役のレーサーをシルヴェスタ・スタローンが演じており,翌年「ロッキー」で大ブレイクしたことによってこの作品がカルトムービーとして注目されることとなった。プロデューサーのロジャー・コーマンは,数多くのB級映画を生み出してきたことで有名だが,2008年に「デス・レース」という,名前は似ているが設定がぜんぜん違う作品も制作している


3.「ティーンズロード」
1988〜98年までミリオン出版から発売されていたヤンキー向け雑誌。主に改造した車やバイクの写真,暴走族のチーム紹介などヤンキーからの投稿で構成されていた。投稿は手記や熱い思いをぶつける文章などもあったが,ポエムのコーナーなどのきゅんきゅんするものもあり,青春の甘酸っぱさを感じられる誌面だった。当時はこういった雑誌がいくつか存在したが,現在では,「チャンプロード」が続いているのみ


4.グフ
「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するMS(モビルスーツ)の1種。1stシリーズではランバ・ラルといういぶし銀のベテラン兵士が搭乗。彼の名ゼリフ「ザク(グフ登場以前の標準型MS)とは違うのだよ,ザクとは」にも込められている戦闘能力の高さに,メカ好き男子達は心を鷲掴みにされた


5.第08MS小隊
1996年に発売されたOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のこと。それまでのガンダムシリーズが宇宙での闘いを中心として描かれていたのに対し,地球の,しかも僻地での闘いを描いたことで注目された作品。華々しい活躍とはほど遠いジャングルでの闘い,新兵器開発で一旗揚げようとする研究者,ロボットで闘うわけではなく,あくまでサポート役として働く人々の姿などを描くことによって,戦争の虚しさ,つらさを訴えかけた。また,陸戦ならではの障害物ありきの戦闘が,よりリアルなシーンを生み出し,これもまたメカ好き男子達の心を鷲掴みにした

 
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