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「ほしとも」に「子供」が? 衝撃情報が明かされた「ルーセントハート」オフラインイベントレポート
2012/10/13 21:26
ガマニアデジタルエンターテインメントは本日(2012年10月13日),東京秋葉原のギルドレストラン ザ・グランヴァニアにおいて,MMORPG「
ルーセントハート 」の4周年記念イベント
「るーせんとcafe」 を開催した。参加希望者の中から抽選に当たったプレイヤーが招待されたオフラインイベントだ。会場では,ルーセントハートをイメージした食事や飲み物などが提供されたほか,プレイヤー達とスタッフの交流が図られた。
イベントの司会を務めたのは同作のディレクターである
廣田一億氏 と,マーケティング部マーケティング課の
園原一広氏 だ。会場の様子をお伝えする前に,「ほしとも」の先を見据えた
アップデート情報 が公開されたので,そちらを先に紹介しておこう。
ルーセントハート ディレクターの廣田一億氏(左)とマーケティング部マーケティング課の園原一広氏(右)
「ほしとも」の先にあるのは……「子供」
まずはイベントの最後に告知された
「子供システム(仮)」 の情報をお伝えしていこう。
「ほしとも」とはルーセントハートの大きな特徴となっているパートナーシステムだ。異性のキャラクター同士が共に冒険をすることにより,親友となり,さらには結婚できる。
これまでは結婚後の展開が存在していなかったのだが,子供システム(仮)実装後は,二人の間に子供が生まれるようになるのだ。
誕生した子供は「赤ちゃん」「幼児」「青年」と段階を踏んで成長していくとのこと。赤ちゃんの時点ではとくにメリットはないものの,幼児になれば両親がパーティを組んでいる際にさまざまな恩恵を与えてくれ,青年になれば共に戦ってくれるという。
もちろん,着飾らせることも可能で,アバターアイテムや各種アクセサリが使えるほか,髪の毛も自由に変更できるという。
イベントの冒頭で「今日はちょっと『おぉ』と思わせるようなアップデートを用意してきました」と園原氏は予告していたのだが,まさに発表の際,会場はどよめきに包まれた。
続いて子供の姿が発表されると,あちこちから「カワイイ」という声が上がり,来場者にはかなりインパクトを与えた発表となったようだ。
子供システム(仮)の実装時期は2012年12月が予定されており,赤ちゃんと幼児が登場するとのことだ(青年は後日実装)。
会場にはゲームの中から女神達が降臨
大型アップデートは高レベル向け。ストーリーに新展開も
10月18日には大型アップデート
「Insidiamini」 (裏切り/反逆といった意か)が実装される。
このアップデートでは高レベル向けのエリアや,頭脳と運が重要になるインスタンスダンジョンなどが追加されるとのこと。また,闇神「ヘカテー」が復活の兆しを見せ,暗黒のタロットとの戦いが,同作では初めてとなるイベントシーンで描かれるという。
暗黒のタロットをめぐる物語はイベントシーンで表現される
新エリア「トクサバタント」は「これまでのアカディアの世界ではなく,時空の狭間に存在しており,時間軸が異なる異世界をつなぐエリア」(廣田氏)。新マップ「アザーズゲート」「異界の祭壇」「異界の欠片」と,新インスタンスダンジョン「デプスリヴェンジ」「古の巨人遺跡」「反逆者の王座」はいずれもレベル76以上が対象の高難度エリアとなっている。
アザーズゲート
異界の祭壇
異界の欠片
デプスブリッジ
古の巨人遺跡
反逆者の王座
なかでも
「古の巨人遺跡」 はキャラクターの力だけでなく,プレイヤーの頭脳が必要となるユニークな場所となる。ここでは,敵と8体の石像を使ったミニゲームで知恵比べをしなければならないのだ。
ルールはシンプル。8体の石像はそれぞれ大きさが異なっているのだが,同時に石像を出し合って大きさを比べ合い,大きいほうが勝ちとなる。それぞれの石像を使えるのは1回だけ。しかも,一番小さな石像は一番大きな石像に勝てるという特殊なルールもあるため,どれを残してどれを出すかの見極めが重要となるのだ。
廣田氏によれば,負けてもとくにペナルティはないとのことなので,一風変わった戦いに挑んでみるのも楽しいだろう。
新たな敵としては,猫に似た姿をしたヘカテー側の種族と,暗黒のタロット「ハングドマン」が登場する。
暗黒のタロットは,タロットカードでいうところの「逆位置」の存在。この物語もイベントシーンで描かれるとのこと。
オフラインイベント限定ガチャは,4周年記念アバターアイテムや,人気のタロットペットなどが当たるとあって来場者から大人気だった
会場の壁には,イベントを記念したスクリーンショットも貼られていた。各サーバーの特定地点でGMキャラクターが撮影したもので,皆が思い思いにポーズを決めている
オリジナルメニューやガチャ,交流など心もお腹もいっぱいのイベント
上記のアップデート情報などもあったが,4周年記念イベント自体は交流を中心としたアットホームなものとなっていた。
冒頭でも紹介したように,ウェルカムドリンクとして,ルーセントハートの女神「テイア」をイメージした「テイアの涙」が供されたほか,ゲームにちなんだ飲食物が用意され,来場者に振舞われていた。
「ルーセントハート」や「Dream Drops」にちなんだ,「テイアの涙」(右)や「カデナの怒り」(中央)「アリスの夢」(左)といったドリンク
「パン人間のハニートースト」(左)「パン三兄弟登場!」(右)という甘いパン類も供された
会場ではオリジナルメニュー以外のフリーフードも提供された
廣田氏と3代目女子部部長になったばかりの「部長エリカ」さんが各テーブルを巡り,参加者の質問に答えたりクイズ大会を行ったりしたほか,ほしともへの思いを込めたメッセージが披露されるなど,主催者と参加者の距離が非常に近いのが印象的だった。
廣田氏への質問コーナーでは,アイテムモールのインベントリの改良や,キャラクター所持枠の追加といったアップデート企画が明かされた。後者はゲーム内のポイントで購入できるようにする予定とのことで,プレイヤーには嬉しい発表といえるだろう
事前募集されたほしともへのメッセージも発表され,会場に集った人々の心を暖かくしていた
事前に募集されていたイベント企画をもとにして,クランメンバーがGMから逃げ回る「ルーセントハート DE 逃走中」というイベント案が発表された。メンバーの誰かが見つかると,強いモンスターが大量に湧いてくるエリアへ強制送還。ここで勝ち残ると再びイベントを続行できるというものだ。
そのほか,マッチングとクイズを組み合わせた「未カップル横断ウルトラクイズ」や,「ファッションコンテスト」といった案も紹介され,これらを運営チームがブラッシュアップしたうえで実際のイベントを開催する予定だという。
募集されたイベント案は,交流系やファッションコンテストなどが多かったとのこと。とくにGMとプレイヤーが追いかけっこをする「ルーセントハート DE 逃走中」は盛り上がりそうなイベント案だ
ほしともとの子供,大型アップデート,さまざまなオリジナルメニューとプレイヤーと運営サイドの交流……と身も心もお腹いっぱいになれる4周年イベントは無事に終了した。
一週間足らずでやってくる大型アップデートに向けて,レベルを上げると同時に,子供に関していろいろ想像を巡らせるのも楽しそうだ。
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