新要素と追加要素の波状攻撃！　「MHF」連載第2回は，パローネ＝キャラバンとマイトレに迫る！！

　大型アップデートによって，ますます盛り上がるカプコンのオンラインハンティングアクション，「モンスターハンター フロンティア オンライン」。
　2009年12月9日に実装された「シーズン7.0“絶島主、ラヴィエンテ”」（以下，シーズン7.0）は，大巌竜（だいがんりゅう）ラヴィエンテの登場以外にも数多くの追加要素と新要素が満載だ！　第2回は，とくに充実が著しいパローネ＝キャラバンの新要素“開拓遊び”と，利用可能となるハンターランク（以下，HR）が大幅に引き下げられた“マイトレ”を中心に紹介していこう。

パローネ＝キャラバンで出来ること

　HR17から利用可能になるパローネ＝キャラバンには，ラヴィエンテの討伐を行う大討伐クエスト以外にも，さまざまな要素が追加されている。その中で一番新鮮なのは，開拓遊びだ。
　これは，選んだフィールドに現れる大型モンスターを選んだり，採取ポイントとなる拠点を配置できるというもの。完成したクエストに挑戦する「開拓クエスト」を遊べるだけでなく，開拓遊びでしか入手できない素材もあるので，ぜひチャレンジしてみよう。

●密林と砂漠，どちらかのMAPを開拓しよう

　現状で開拓できるフィールドは，密林と砂漠の2種類。まず気球ネコに話しかけて「開拓MAP管理」を選択し，これから自分が開拓していくフィールドを決めることが開拓遊びの第一歩だ。
　開拓フィールドの各エリアには，必要となる素材とキャラバンポイント（以下，CP）を消費することで最大二つの拠点を設置できる。5種類ある拠点によって採取できるアイテムなどが変化するので，さまざまな拠点を設置して開拓を進めてほしい。
　拠点を設置したら，クエスト回数が増えていくごとに開拓MAP状況が進行していく仕組みになっている。

各エリアに設置できる拠点は「採取」「採掘」「虫」「人工物」「防衛」の5種類。拠点の種類とレベルに応じて設置に必要なCPと素材は変化する

「雇用ネコの管理」でCPを支払うと，拠点の設置が完了するまでに必要となるクエスト回数を減らせる。開拓をなるべく早く進めたい人は多めにCPを払うといい

●いざ開拓クエストに挑戦！

　開拓が一段落したら，気球ネコに話しかけて「開拓クエストの設定」を選び，討伐モンスターや難度などを調整しよう。ただし，それぞれのフィールドにはHRによって設置できるモンスターの種類が異なることには留意しておこう。
　それが終わったら，キャラバンクエスト受付から開拓クエストを受注できるようになる。このクエストは「開拓クエスト設定」で，「開拓マップ公開」を「する」に設定しておくと，自分だけでなくほかのハンターも受注できるようになる。
　自分が設定した開拓クエストを公開すると，設定に応じた公開報酬を入手できるというメリットがあるため，「開拓クエストの設定」は忘れずにしておこう。開拓クエストに挑戦する側のハンターも，開拓MAPの採取ポイントやモンスターに応じて素材を集めることができる点が嬉しい。
　ちなみに，開拓MAPを作成後，すぐさま開拓クエストに挑戦してみると，まだ荒れている地形に作業中のアイルーの姿を確認できるなど，いつもと少し違った雰囲気のクエストを楽しめる。

●知名度を上げると迎賓邸の2階に行ける！

迎賓邸には入るだけでも大変な苦労が！　知名度が低いとパローネ＝キャラバンの奥へ進むことは許されない！　まずは大討伐クエストやキャラバンクエストを積極的に達成して知名度を上げよう

　パローネ＝キャラバン内のクエストを達成すると知名度が上昇し，その知名度に応じてパローネ＝キャラバンの奥に進めるようになる。シーズン7.0の実装によって，知名度が「伝説を語る狩人」になっているハンターは，迎賓邸2階に進むことができるようになった。
　そこで，髭がトレードマークのアシエル＝アルバーロに話しかけて20万CPを支払うと，入手知名度が大きく増加するなどのパローネカーニバルの効果を2時間だけ受けられる。
　4種類あるうちのどの効果が発動するかはランダムだが，ベテランハンターにとって，自分の好きなタイミングでパローネカーニバルの恩恵を受けられるようになるのは，非常に魅力的なものだろう。ジックリと狩りに集中できる時間がとれるときに，活用してみよう。

マイトレの使用条件が大幅緩和！　いますぐマイトレ機能を試してみよう！

　これまで，HR100以上のハンターしか利用できなかったマイトレが，シーズン7.0ではHR51から利用可能になった。
　マイトレには，アイルーを雇ってお店を開けるアイルー広場や，後述するマイトレプーギーなど，ハンターライフを充実させるさまざまな施設があるので，これまで利用できなかったハンターもこれを機会にマイトレを始めてみよう。
　マイトレを始めると，まずは各施設の拡張を目指していくことになる。拡張に必要なマイトレポイントは，マイトレ管理人に話しかけて手に入れる必要があるが，入手の機会は1日1回だけ。毎日忘れることなくポイントを入手しておこう。

管理人と話すとマイトレポイントを1〜2P入手できる。入手できるのは1日1回だが，パッケージの購入特典などで入手できることもあるので，公式サイトの情報を逃さないようにしよう

マイトレプーギーは頭をなでたり，食事をあげたりすることも可能。食事の種類でマイトレプーギーの体形や色が変化するため，好みのプーギーを育てることもできる

●マイトレプーギーに“スキルカフ”を装着してスキル強化

　マイトレにおける今回のアップデートの目玉がスキルカフ。
　飼っているマイトレプーギーの服にスキルカフを装着させることで，ハンターのスキルを強化できるのだ。武器や防具のスロットに空きがなく，あと少しのポイントで目当てのスキルが発動する……，そんなときには，スキルカフが役立つだろう。
　スキルカフはスキルカフSやスキルカフPなどの種類があり，スキルカフPは「パリアっぽい服」など，特定のマイトレプーギーの服にしか装着させることができない。マイトレプーギーに服を着せることがスキルカフを利用するための条件なので，まずはマイトレプーギーの服を用意しよう。
　なお，どちらのスキルカフも武器や防具と同じように武具工房で生産して入手する。武器工房の親方やマイトレ管理人に話しかけると，いつでもマイトレプーギーにスキルカフを装着させることができるぞ！

スキルカフを装着すると，クエスト開始直後に効果が発揮される。ただし，公式狩猟大会や狩人道場の演習などといった一部のクエストでは，マイトレプーギーが同行できないのでスキルカフの効果は得られない

　スキルカフは，マイトレプーギーがクエストに同行しているときだけ効果を発揮する。同行させるためには，マイトレポイントを30P消費してプーギーを入手し，さらに30P消費してプーギー牧場に「出発用施設」を設置する必要がある。その後，マイトレプーギーを出発させると，ハンターが挑戦するクエストにマイトレプーギーがついてきてくれるようになる。
　クエストに出発したマイトレプーギーの活躍は，スキルカフによる効果だけではない。クエスト中に出現してアイテムを置いていってくれるほか，マイトレに素材を持ち帰ってくるなどの大活躍を見せてくれる。
　そのため，マイトレプーギーを飼ったあとは「出発用施設」を優先して設置するのがオススメだ。

マイトレプーギーはアイテムを持ち帰ってくることがある

　今回はパローネ＝キャラバンとマイトレの新要素を紹介したが，紹介しきれていない新要素はたくさんある。
　例えばマイトレでは，管理人がクエストに登場して役立つアイテムをプレゼントしてくれるようになったり，管理人用の新しい服が追加されたりと，これまでマイトレを遊んできたハンター達が歓喜する要素がたくさん追加されているのだ。
　別の場所に目を向けても，スキルの追加や変更，ハンターズクエストの追加など，シーズン7.0を彩る要素は盛りだくさんだ。次回もさらなる新規追加要素を紹介していくのでお楽しみに！

ゲーマガとは？

ソフトバンク クリエイティブが刊行する月刊のゲーム総合雑誌。数あるゲーム雑誌のなかでもその歴史は古く，1984年に創刊されたゲーム雑誌「Beep」がその源流だ。
　以後，「BEEP!メガドライブ」「SEGA SATURN MAGAZINE」「Dreamcast Magazine」「ドリマガ」など，その時代ごとに名前（見てお分かりのように，セガのゲーム機系の雑誌だった）を変え，2006年から現在の「ゲーマガ」に至る。
　現在はPCおよびコンシューマゲーム機ソフト全般を扱う“ディープな総合ゲーム雑誌”へと移行。かつて，あの中川翔子（しょこたん）もレギュラー連載を持っていたことも。ここ最近は，雑誌に付く豪華な付録などがネット上で話題になることも多く，“コアユーザー向けの企画を得意とする総合ゲーム誌”として知られる。

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