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印刷2010/02/27 12:00

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【PR】ソロプレイでも傭兵がいれば安心! MMORPG「アークサイン」のゲーム序盤を解説

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 ハンビットユビキタスエンターテインメントが現在運営中のMMORPG「アークサイン」は,傭兵キャラと一緒に敵をタコ殴りにする“ふるぼっこ”戦闘システムや,記事にするのがちょっとためらわれるような“ギリギリ感”など,ほかのタイトルとは一風違った特色を持つ作品だ。
 先週掲載した記事では,本作のゲーム概要をざっとお伝えしたが,今回は,「じゃあ実際のところMMORPGとしてどうなの?」というあたりをテーマに,序盤の展開を紹介していこう。

画像集#002のサムネイル/【PR】ソロプレイでも傭兵がいれば安心! MMORPG「アークサイン」のゲーム序盤を解説

「アークサイン」公式サイト

「アークサイン」はどんな具合に“ふるぼっこ”なRPGなのか!?



MMORPG初心者でも戸惑わずに遊べる基本システム


 前回の記事でも触れたように,プレイヤーが操作するキャラクターは,神官“ユイ”にそそのかされ,アリア大陸を救うための英雄として,この世界へと連れて来られてしまう。
 そのため,プレイヤーキャラクターは常に彼女の監視下……もとい,常に彼女とのやりとりを楽しめる環境にある。画面の左上には,ユイのアイコンが大きく表示されていて,これをクリックすることで彼女と会話ができるのだ。

 彼女からは,操作方法やバックグラウンドストーリーなどといった真面目な話が聞けるだけでなく,ちょっと意外な一面が垣間見えたり,心底どうでもいい話を半ば無理やり聞かされたりと,とにかく素敵なやりとりを存分に満喫できるのである。
 実際に何度か接してみれば,彼女がいかに高慢……ではなく,偉大な人物なのかが,骨身に染みて理解できるだろう。

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アークサインはHUEが運営中のMMORPG。画面左上のアイコンが,本作の象徴ともいえる神官“ユイ”だ
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キャラメイク時は色々と設定できるが,ぱっと見の好みで決めてしまって大丈夫。装備品やステータスだけでなく、髪型も後から変えられる
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スキルやアイテムの使用には,画面下部のショートカットへの登録が必要。数字の1〜0キーがそれらに対応している
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 本作の基本システムは,MMORPGとして非常にオーソドックスな作り。操作方法は,いわゆる“クリックタイプ”を踏襲しているので,MMORPG経験者はもちろん,MMORPG初心者でも,比較的すんなりプレイできるだろう。
 冒険を通じてプレイヤーキャラクターをレベルアップさせ,ステータスポイントを割り振りながら育成していく要素も,一般的なRPGでおなじみのもの。このあたりを理解するのは,実際にプレイしてみるのが一番早いはずだ。Lv10に到達した時点でステータスポイントのリセットがあるため,それまでは失敗を恐れずにガッツリとポイントを振ってしまって構わない。

 アークサインならではの特徴的な要素としては,スキルやアイテムなどを使ったりする動作が,“カードを使う”ことで行なわれるという点がある。
 レベルアップだけでなく,カードを集めることでもプレイヤーキャラクターを育成可能なほか,トレーディングカードゲーム(TCG)にも通じるコレクション的な面白さもある。
 手持ちのカードのラインナップにより,プレイヤーの戦術なども変わってくるわけだが,カードを使用するにはあらかじめ“1”〜“0”のショートカットキーに,カードを登録する必要があることにも,注意しておこう。

 ゲーム序盤の展開は,頭上に「!」マークの付いたNPCからクエストを受け,目的を達成したら「?」マークのNPCへ報告しに行って報酬を受け取るという,これもまた定番のパターンだ。
 クエストの内容も,近くにいるモンスターの討伐や,お使い系など,比較的こなしやすい内容が多いため,途中で極端につまづくようなことはほとんどないだろう。
 画面の右側には受注クエストが一覧で表示されており,これを参考にプレイを進めていけば,「次に何をやればいいのだろう?」と目的を見失うことも,そうそうないはず。
 そんな感じで3〜4個のクエストをクリアすると,次のエリアへと移動できるようになる。これを繰り返していけば,たとえMMORPGは初挑戦という人でも,着実にステップアップしていけるのだ。

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「!」や「?」のマークを探していけば,大抵のクエストは進展する。難しい謎解きといったものもない
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MMORPGに不慣れな人は,最初は傭兵を召喚しないでプレイしてみよう。そうすれば,ゲームの基本システムをすぐに理解できる
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各種ステータスの値は,アイテムの装備条件にも関係している。最初はメインで使う武器に応じたものを伸ばしていこう
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クエストに沿ったプレイを心がけていれば,自然と先のエリアへと足を運べるようになるだろう


傭兵を召喚! ふるぼっこ戦闘システムの醍醐味


アークサインの戦闘はかなりの迫力。たとえソロプレイでも,傭兵と共に戦うことでパーティプレイの雰囲気を満喫できる
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 アークサインのシステムで最大の特徴といえるのは,プレイヤーキャラクターと共に戦う「傭兵」の存在である。ごくごく簡単にいうと,いわゆる“ペット”に近いものではあるのだが,アークサインの場合はここにかなり重きが置かれているのだ。

 傭兵の召喚は,アイテムやスキルと同様に,“カードを使う”ことで行なう。一度召喚した傭兵は,数分程度で消えてしまうものの,それまでの間はプレイヤーキャラクターと共に戦ってくれるのだ。万が一,傭兵が敵の攻撃によって倒れてしまっても,ペナルティは一切ない。
 傭兵には,近接攻撃に向いたものや遠距離攻撃に向いたもの,サポート系に向いたものなど,さまざまなタイプが用意されている。つまり,さまざまなタイプの傭兵カードを手に入れていくに従って,プレイヤーの戦術の幅が広がっていくというわけだ。
 また,レアな傭兵カードも存在しているため,これを探して集めるといったTCG的な要素もある。

 ここで注目しておきたいのは,各傭兵カードには“コスト”が,そして召喚主となるプレイヤーキャラクターには“キャパシティ”があるという点。
 つまり,このキャパシティの範囲内に傭兵の総コストを収められれば,複数体の傭兵を同時に召喚可能なのだ。例えば,キャパシティに余裕があれば,一度に10体以上の傭兵を召喚し,敵を「ふるぼっこ」にできるというわけである。
 多数の傭兵を一気に召喚した状態は,そこらのパーティプレイよりも迫力満点な見た目となる。アークサインをプレイするからには,最低でも一度は体験してほしい。

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傭兵を召還したところ。画面左上の「6/14」がキャパシティを示しており,この範囲内ならいくらでも呼び出せる
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複数の傭兵を召喚すると,気分はパーティプレイそのもの。自分より格上相手でも十分に戦える
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こちらはサポートタイプの傭兵。光り輝く線で結ばれているが,これによりカードに記された補助効果が得られる
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戦う状況に応じて,手持ちの中から効率的に傭兵を召喚しよう。弱点を補ったり,長所を伸ばしたりできるのだ

オートモードを選べば,傭兵を召喚してからも,操作に大きな違いはない。基本的にマイキャラに従って自動的に行動する
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 召喚中の傭兵の操作は,ターゲットを指定した後に「Aキー:傭兵による攻撃,Sキー:プレイヤーキャラクターの周囲に傭兵が集合,Dキー:傭兵の召喚を解除」といった具合。
 Wキーには,プレイヤーキャラクターによる攻撃が割り当てられているので,ゲーム慣れしている人なら,“W”“A”“S”“D”キーに左手を置いておけば,操作もしやすいはずだ。
 傭兵をテクニカルに操ろうと思ったら,それなりにプレイヤースキルが求められるのだが,その分,思い通りに傭兵を動かせるようになったときには,アークサインの楽しさがさらに増すことだろう。

とあるクエストでボスと戦闘中。物凄いエフェクトの量だが,手前側にいる多数のキャラは実は全部,傭兵だ
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 なお,傭兵の操作をAI任せにすることも可能なので,複雑な操作は苦手だという人も安心してほしい。
 例えば,デフォルトのオートモードだと,プレイヤーキャラクターが戦うときには,傭兵も同じ目標を勝手に攻撃してくれる。オートモードにしていても,プレイを進めるうえで大きな支障はなく,たとえ数多くの傭兵を召喚していても,操作がややこしくなることはない。
 一方,前述のマニュアルモードを使いこなせば,指定した敵キャラクターを集中攻撃する,といった積極的なふるぼっこプレイも可能なので,本作に慣れてきたらシチュエーションに応じて,オートモードとマニュアルモードを使い分けるといいだろう。

 このように,お手軽にパーティプレイっぽい雰囲気を満喫できるのも,アークサインの大きな魅力である。

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戦闘を通じて,画面右下の“ソウルゲージ”が蓄積されていく。ゲージ量とレベルに応じて,超強力な傭兵が召喚可能に
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傭兵を召還するためのショートカットは,F1〜F10キーとなっている。アイテムやスキルのスロットと混同しないように


効率良く傭兵を運用するには,ちょっとしたコツが必要


新たなカードを手に入れたら,説明欄をじっくりチェックしよう。召喚できるエリアが決まっているのものある
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 カードによる傭兵召喚のシステムはユニークだが,ちょっと独特な部分もある。初心者がつまづきそうなポイントを補足しておこう。

 まずはカードの入手方法だ。
 最も多いのは,モンスターからのドロップやクエストの報酬として手に入れるパターン。ほかのプレイヤーとのトレードも,もちろん可能だ。それらとは別に,カードを作るための“レシピ”があり,必要な材料を揃えれば,任意のカードを一から作り出すこともできる。 

 また,アークサインでは不要になったアイテムを“分解”すると,「傭兵強化用のカード」や「アークストーン触媒」などのアイテムが得られる。
 ドロップアイテムとして武具を手に入れる機会はけっこう多いため,必要のない武具を分解していくだけでも,かなりの量の強化,触媒アイテムが得られる。こうして手に入ったアイテムでお気に入りの傭兵を強化していくのも,本作の楽しみの一つだ。

 また,リアルのTCGと似たような感じで,複数の傭兵カードがセットになった「ブースターパック」が,ゲーム内ショップで売られているほか,課金アイテムとしても販売されている。
 お小遣いに余裕のある人ならば,課金アイテム版のブースターパックの購入もありだろう。一癖も二癖もある傭兵が揃っており,きっと戦術の幅を広げてくれるはずだ。なお,課金ブースターパックで手に入る一部の傭兵は,コレクション要素である「カードブック」とは関係がない。
 もちろん,ブースターパックを購入しなくても,普通に遊ぶ分には十分な量のカードを,ゲームプレイによって手に入れられるので安心してほしい。

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クエストに沿ってプレイしていけば,カードは着実に溜まっていく。消耗型のカードは,使いどころをよく考えよう
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遠隔攻撃タイプの傭兵を召喚して,離れたモンスターを一斉射撃。状況に見合った傭兵運用が決まると痛快だ

 傭兵の召還時にも気をつけたい点がいくつかある。
 まず,ほとんどの傭兵は召喚するときに“黄色アークストーン”という触媒が必要であること。黄色アークストーンは,モンスターからのドロップやアイテムの分解,NPCショップでの販売などでコンスタントに得られるが,無闇にキャパシティ一杯まで召喚しまくっていると,あっという間に底を尽いてしまうので要注意。
 本当に召喚したいときに,「アークストーンが足りない!」なんて事態に陥ってしまったら,目も当てられない。
 一方,召喚できるエリアや回数が決まっているなど,使い捨ての傭兵カードもあるので,新しいカードを手に入れたら,一度は性能や使用条件を確認してみよう。

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ほとんどの傭兵は召喚時に黄色アークストーンを消費する。ある程度の量を常時キープしておきたい
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不要なアイテムは分解してみよう。アークストーンや,傭兵の強化に必要なカード,運が良ければば大金が手に入るコインブースターなどが出現することも

 このほか,一度召喚した傭兵は,再度召喚できるようになるまでクールタイムが設けられている点もお忘れなく。
 アークサインでは,傭兵さえいれば難敵相手でも何とかなるケースも多いのだが,逆に,強力なモンスターとの戦闘中に「傭兵が召喚できない!」といった危険性もあるのだ。
 これに関しては,傭兵カードは最大で10種類までセットできるので,ローテーションを決めておくとよいだろう。

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傭兵カードは相当な種類がある。冒険中に出会ったほかのプレイヤーの,傭兵ラインナップを見るのも面白い
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召喚した傭兵と共に敵をふるぼっこに。レベルの低い傭兵だと四苦八苦することもあるが,不思議と愛着が湧いてくる


首都“シュペルタ”へ到達すれば冒険の幅が広がる!


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 ゲームの流れとしては,大体七つ位のフィールドエリアでの冒険を経て,この世界の首都“シュペルタ”へ到達することになる。
 シュペルタは現在,最も多くのプレイヤーで賑わっている場所。露店を出したり,パーティー募集を行なったりしているプレイヤーも多いので,ほかのプレイヤーとのコミュニケーションも楽しめるだろう。
 シュペルタ到達後には,“掲示板ミッション”というインスタンス系コンテンツにも挑戦できるようになるので,ここからはさらに冒険の幅が広がるだろう。

 また,シュペルタではキャラクターレベルが10以上になると,プレイヤーキャラクターを“覚醒”させられる。
 “不屈”“神秘”“契約”の3タイプから選べる覚醒は,いわゆるクラスチェンジ的なものと考えればよい。ステータスポイントの再割り振りも1回だけ可能で,この辺りから,少しずつキャラクター育成が分岐していくのだ。

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シュペルタに到着した辺りで,冒険者として本格デビューといったところ。しかしゲーム全体としてはまだまだ序章に過ぎない
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レベル10では“不屈”“神秘”“契約”の中からタイプを選んで“覚醒”しよう。この先はレベル30で,本格的なクラスチェンジを迎えることに
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画面内のキャラクターは全員,露店を行なっている。シュペルタはMMORPGらしい活気に満ち溢れているのだ
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分かる人には分かるネタをちょっとだけ紹介。ゲーム内にはこういったネタがそこらじゅうに散りばめられている

 ゲーム序盤の流れとしては,大体このような感じだ。アークサインのシステムをざっくりとまとめると,ベースはクリックタイプなので,ソロプレイでシンプルに遊べる。それでいて,多数の傭兵を召喚することで,お手軽にパーティプレイの雰囲気が満喫できる。
 このように,見た目の可愛らしさとは裏腹に,かなり幅広いプレイスタイルに対応したMMORPGといえるだろう。

 ちなみに,実際のゲーム内では随所にギャグが盛り込まれている点も,なかなか楽しい。ユイ様とのやりとりを含め,こうした演出に力の入ったMMORPGは,あまりほかにはない。
 とりあえず,本稿でアークサインに興味を持ったら,軽い気持ちでプレイしてみてほしい。すぐに,“ほかとは違う何か”を体験できるはずだ。

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