発表会で竜神と竜王を紹介するKris Huang(Senior Product Director of ROG, ASUSTeK Computer)氏
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ASUSTeK Computerのゲーマー向け製品ブランド「Republic of Gamers」(以下,ROG)が,簡易液冷クーラー市場へ参入する。第1弾となるのはいずれも日本語から製品名を取ったとされる「
竜神」「
竜王」,正確には「
ROG Ryujin 360」「
ROG Ryujin 240」と,その下位モデルとなる「
ROG Ryuo 240」「
ROG Ryuo 120」の2種4製品だ。
台湾時間2018年6月4日開催のROG発表会で実機をチェックできたので,ここに紹介してみたい。
ROG Ryujin 360
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製品名の後ろに付く3桁数字はラジエータユニットのサイズ感を示すものとなるが,ROG Ryujinシリーズの2製品はポンプユニットに1.77インチカラー有機ELパネルを「LiveDash」として搭載し,ここにシステム情報や,ユーザーが作成したアニメーションGIFを表示できるようになっているのが大きな特徴となっている。
ポンプユニットにある有機ELパネルのアニメーションを撮影したもの。ROGロゴが光るようなアニメーションが設定されていた
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また,このポンプユニットにはファンを内蔵しており,ファンのエアフローによってVRMやM.2スロット周辺を冷却できるという。
ポンプユニットの側面には吸気用のスリットが多数空いている
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ラジエータに取り付けられているファンはNoctura製で,耐久性の高さと高速回転時の低い動作音を狙った防塵防滴モデルとなる「
Industrial PPC」(PPC:
Pro
tec
ted
Per
for
man
ce
Cool
ing)シリーズの,
回転数2000rpmでPWM対応モデルを採用しているとのことだ。
ROG Ryujin 240。ラジエータ部に搭載するファンはNoctua製だ
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一方のROG Ryuoシリーズは,リング状のLEDイルミネーションを採用するポンプユニットに,やはり1.77インチのLiveDashを組み合わせたモデルである。ポンプユニット部のファンが省かれ,ラジエータ部のファンも無銘のものに変わっている。
ROG Ryuo 120
![画像集 No.011のサムネイル画像 / [COMPUTEX]その名は「竜神」「竜王」。ASUS ROG初の簡易液冷クーラーをリリース](/games/047/G004755/20180605001/TN/011.jpg) |
世界市場では2018年後半の発売予定で,価格は未公開。カラー有機ELパネルを搭載する時点で安価にならないであろうことは容易に想像できるが,ROGらしいギミックに惹かれるのであれば,国内発売を待つ価値もありそうだ。