プレイレポート
テスター募集中,ジークレスト新作「CroXino -クロシーノ-」CBTの新要素を先取りプレイレポート
本作はCBTの前にも,短期間の“先行体験テスト”を行うなど,プレイヤーからのフィードバックを積極的に取り入れるスタンスを見せてきたタイトル。現在はNglim Softとジークレスト間で,プレイヤーからフィードバックされた内容が実際に導入できるかどうかの刷り合わせ作業を行っており,オープンベータ以降にそれらを反映させたい意向のようだ。
今回は,2月19日から実施されるCBTに先駆け,ジークレスト本社で現在開発中のバージョンを触れさせてもらった。それでは早速,CBTで導入される項目をチェックしていこう。
「CroXino -クロシーノ-」CBTに応募する(2月16日締め切り)
3番目のジョブ「レンジャー」
だが本作におけるレンジャーは,敵に遠距離攻撃でダメージを与えるだけでなく,パーティのサポートなどでも幅広く活躍できるジョブとなっているようだ。
例えば,周囲にいる味方キャラクターに対し,命中率や各種ステータスを一時的にアップさせるスキルを多数持っている。また敵の弱体化も得意としており,敵を一時的に眠らせたり,遠距離攻撃に対する防御力をダウンさせたりすることが可能だ。さらには遠距離攻撃を命中させた瞬間,味方のHPやMPを回復できるスキルもあり,サブヒーラー的な立ち回りも行えそうだ。自らの分身を作り出して敵からの攻撃を分散させるといった防御系スキルもあるほか,一部のスキルエフェクトではバードのように"歌っている姿"も確認でき,レンジャーというよりは「何でも屋」に近い印象。
幅広く活動できるぶん,純粋な戦闘力ではウォーリアやメイジと比べて一歩劣ると思われる。どちらかというと,ソロプレイよりはパーティプレイ向きで,もしパーティ内にレンジャーが一人いれば,さまざまな局面に対応しやすくなるだろう。ちなみに取材時は,各スキルの名称は未確定だったらしく,仮称と思しきものが含まれていた。
4種類のフィールドエリアが追加
インスタンスダンジョンも
そのほか印象に残ったのは「ハイアン地方」で,ここは北西部に「迷路庭園」なるエリアが広がっており,その先は「デビアポネ神殿」という別エリアへと続いている。デビアポネ神殿はインスタンスエリアのダンジョンで,内部へ進入すると自動的にいくつかのクエストが開始されるようだ。
最も難しいクエストは「ホワイトドラゴンの討伐」で,所要時間が3時間という点からも,かなり手ごわそうなのが分かる。ジークレストのスタッフに尋ねてみると,レベル35〜40のキャラクターによるパーティプレイが必要なのでは……,とのこと。今回のCBTで用意される最終目標になるかもしれない。CBTの参加者全員がホワイトドラゴンを討伐できるとは考えにくいが,2次先行体験テストからキャラクターを引き継いでプレイするような人は,仲間を募って腕試しに向かってみてはどうだろうか。
レベル20以上の成長には「転職」が必要
ウォーリアー | |
ナイト | |
ソーサラー | |
クレリック | |
アーチャー | |
ハンター |
転職を行わないと,レベルアップが"20"までしかできないため,このクエストは事実上必須だ。肝心の転職クエストは,最初の町にいる執事のNPC「ロイエダーユ」から受けられる。ジョブによって,クエストの目的地や内容は異なるようだ。
今回は試しにレンジャーの転職クエストを行ってみたところ,「ザリガニを3匹釣ってこい」という,戦闘を必要としない簡単な内容であった(ただしイワシばかり釣れるため,ザリガニ3匹にはかなりの時間を要した)。このように,転職クエストは難度が全体的に低めになっているようだ。
「ペット」や「ギルドシステム」も実装
ユニークなのはペットを成長させるプロセス。ペットはありとあらゆる"アイテム"を食用とし,冒険者が不要になった装備品やアイテムを与えることで,すくすくと成長していくのだ。見た目の割に頑丈な胃袋なのかもしれない。与えるアイテムによって成長の度合いなどが変わっていくようだ。
CBTではもう一つ,「ギルドシステム」が実装予定だ。ギルドの設立はレベル30以上で可能になり,キャラクターネームの横に作成したエンブレムが表示されるようになる。
本作ではキャラクターに"善悪"のパラメータがあり,それがさまざまな面に影響を与えていくのが特徴となっているが,ギルド自体にも同様のパラメータが設定されている。
ギルドの設立者は,善と悪どちらのギルドかを最初に選ぶことになる。それと同じ性向の冒険者でないとギルドには参加できず,ギルドへ参加したあとにキャラクターの善悪の性向が変わってしまうと,ギルドから除外されるそうだ。プレイ中に起こる性向の変動はそれほど極端ではないとのことだが,ギルドに参加することがプレイスタイルに少なからず影響を与えてきそうではある。
ギルドの善悪といった性質が具体的にどういった影響を及ぼすのか? そのあたりのシステムが大いに気になるが,CBT段階では未実装とのこと。今回はCBTということで先のことは考えず,適当に選ぶしかなさそうだ。
今回の取材で判明した新要素は,だいたいこのようなところだ。全体的にまだまだ荒削りな印象は拭えないものの,プレイヤーと共に作品を作り上げていくのも本作の魅力の一つ。「CroXino -クロシーノ-」は, 2月16日がCBTの申し込み締め切り日なので,興味を持った人は何はともあれ申し込んでおこう。
「CroXino -クロシーノ-」CBTに応募する(2月16日締め切り)
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