Dragonflyの新作FPS「KARMA2」，第2次CBTで爆発的な人気に

　「SPECIAL FORCE」の開発元であるDragonflyの新作FPS，「KARMA2」が，第2次クローズドβテストで爆発的な人気を集め，話題を呼んでいる。

　12月18日〜21日に行われたこのクローズドβテストでは，開始前から10万人を超えるテスターを集め，期間中は1万4000人以上もの最大同時接続者数をマークした。さらに，参加者のうち78％が継続的にログインしてゲームをプレイするほどで，当初は12月20日までの予定だったテスト期間が1日延長された。

　KARMA2は，2002年末から2006年7月にかけてサービスされていた「KARMA ONLINE」の後継作。KARMA ONLINEは，累積会員数1200万人，最高同時接続者数9万人，クラン数7万5000以上を記録し，韓国のオンラインFPSブームを牽引した作品である。KARMA ONLINEの復活を求める当時のプレイヤー達は多く，そうしたニーズにKARMA2が合致したと言えるだろう。
　韓国では，2009年の上半期中にオープンβテストが行われる予定だ。

　DragonflyのPark，Chul Woo社長は，本作について「現在のところ日本，中国，北米などのパブリッシャからオファーが来ており，2009年上半期中にはパートナーを確定できそうです。とくに日本市場は，私達が開発した『SPECIAL FORCE』でオンラインFPSブームに火をつけたと自負していますので，より高いクオリティの作品に仕上げて送り込み，FPS市場のさらなる拡大に寄与したいと考えています」とコメントしている。

　なお今回，第2次クローズドβテスト直前に公開された，KARMA2のガイドムービーを入手したので，ここに紹介しておこう。このムービーでは，本作特有のアクションである“対角線駆け”“ダッキング”“ゴールデンクロス”などの操作方法や，“デスマッチ”“サバイバル”“One Flag”といったゲームモードの様子を確認できる。