今回,ChinaJoy 2008の9youブースでは,2種類のオンラインレースゲームがプレイアブル出展されていた。一つは,2006年のG★で紹介したMMOレーシング「
Raycity」で,もう一つが今回紹介する「
Crazy Racer」。本作は9youによる自社開発タイトルだ。
ほかのプレイヤーのマシンが走り回っている広大な市街地を舞台にしたRaycityとは異なり,本作は最大8人によるレースを行う,ごく一般的なスタイルのレースゲームだ(つまりMMOタイプのゲームではない)。現在,実在の車や,実在の車をモデルにした架空の車が6種類ほど登場し,10種類以上のコースが実装されている。
もちろん,これらの車は自由にカスタマイズできるのだが,もう一つの特徴として,同じ車に乗り続けていると,車自体の性能がアップしていくというフィーチャーがある。ただこれだけだと,車が成長する,ちょっと珍しいだけの普通のレースゲームといった感じだ。実際にプレイしてみたが,まったくもって常識的なレースゲームといった第一印象だった。
そこで,9youのNick Gu氏に,何か本作ならではの特徴はないのかとたずねたところ,氏は意味深な笑みを浮かべながら,それは
“美女”だと答えてくれた。なんですと!?
美女という単語に弱い筆者が,さらに氏を問い詰めると,氏は「美女は課金アイテムとして購入できるのだ」と教えてくれた。そして美女を購入すると,レース前のインタフェース画面に登場するばかりでなく,レース中は助手席に座ってくれ,それによって車の性能がアップするというのだ。実に素晴らしい!
美女と車(もしくはバイクでもいいが)という,古来からの伝統的モチーフを,ここまで分かりやすすぎるほどストレートに表現したレースゲームが,これまであっただろうか? 氏は,これに続けて,本作のコースはすべて実在の場所をモデルにしているのもウリの一つで,9月には新たなコースを実装する予定であると教えてくれたが,そのような言葉はもはや筆者の耳には届かなかった。
隣に座っている美女は,レース中に「頑張れ」とか「負けるな」などといった声援も送ってくれるとのことで,もし筆者の隣で美女が応援してくれたら,原稿も3倍速く仕上がりそうな気がする。あくまで,気がするだけかもしれないが。そんなことより本作は,中国では3月にクローズドβテストが実施されており,7月末〜8月頃に再度のテストが予定されている。現在はゲーム内容の充実が最優先で,日本でのサービスについては未定とのことだが,本作には今後もぜひこの路線で突き進んでいってほしいと思う。