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  • 発売日:2009/10/27
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「リーグ・オブ・レジェンド」の舞台ルーンテラは,読み物としても面白い膨大な設定から作られている。アニメ化で深掘りされた世界の魅力を紹介
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印刷2021/12/29 00:35

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「リーグ・オブ・レジェンド」の舞台ルーンテラは,読み物としても面白い膨大な設定から作られている。アニメ化で深掘りされた世界の魅力を紹介

 ライアットゲームズがサービス中の「リーグ・オブ・レジェンド」(以下,LoL)は,ジャンルでも世界的に人気のチーム対戦ゲームであり,eスポーツとして大きく展開されているタイトル……というのは,今さら言うまでもないことだろう。
 とくに2021年は,世界大会の「World Championship 2021」において,初めて日本代表が予選を突破し,日本からの観戦も大いに盛り上がった(関連記事)。

画像集#029のサムネイル/「リーグ・オブ・レジェンド」の舞台ルーンテラは,読み物としても面白い膨大な設定から作られている。アニメ化で深掘りされた世界の魅力を紹介

 プレイしていない人から見ると,「バチバチに敵チームをぶちのめしあうガチめのゲーム」ぐらいの認識かもしれない。長年,世界中で人気タイトルとして君臨しているだけあって,対戦ゲームとしての面白さは確かだと思う。実際,筆者もいろいろな対戦ゲームに手を出しては「やっぱLoLって面白いんだよな……」と戻ってきてしまう。

 加えて,対戦以外のLoLの魅力としてここでお伝えしたいのが,膨大な背景設定だ。LoLが展開されているのはどんな世界なのか。どんな地域や国があって,そこではどんな人々が暮らしているのか。150体以上実装されているチャンピオンたちは何者なのか。こうした設定は,実は非常に細かいところまで決められている。
 チャンピオンたちの設定については,背景となる「バイオ」に加えて,さまざまな物語も書かれており,膨大なテキスト量が用意されているので,読み物としても面白い。

 さらに,2021年のLoLは,アニメ「Arcane」の配信やスピンオフタイトルなどにより,LoL本編以外でもさまざまな広がりを見せた。そこで本稿では,LoLの舞台となるルーンテラの世界観と,それらが掘り下げられるスピンオフタイトルで,どこにスポットが当たっていたのかなどに触れていきたい。


膨大なコンテンツで描かれるルーンテラの世界


 LoLで展開されている戦いは,「ルーンテラ」と呼ばれる世界での出来事だ。初期のLoLは「サモナー(プレイヤー)がチャンピオン達を呼び出して,勢力間の代理戦争をしている」といった感じで対戦ゲームが展開されていたのだが,徐々にこの設定は撤廃されていき,ルーンテラという世界設定が押し出されるようになった。この世界設定は,公式サイトの「ユニバース」のページに集約されている。

画像集#007のサムネイル/「リーグ・オブ・レジェンド」の舞台ルーンテラは,読み物としても面白い膨大な設定から作られている。アニメ化で深掘りされた世界の魅力を紹介

 “ルーン”で“テラ”という名前どおり,魔法の存在する惑星であり,基本的には剣と魔法のファンタジー(科学技術もあったりするが)だと考えていい。ただ,ルーンテラでは過去に,魔法の遺物を用いた「ルーン戦争」と呼ばれる大動乱が起き,壊滅的な被害を出している。そのため,魔法に対しての認識や印象は,国や勢力ごとに大きく異なるという背景がある。

 ルーンテラがどのような地形なのかは,ワールドマップが公開されており,そこにはさまざまな国や勢力が存在する。例えばある大陸には,北の雪山地帯に部族国家の「フレヨルド」,西には法を順守し,正義や名誉,義務を重んじる「デマーシア」,東には荒々しい拡張主義の帝国「ノクサス」の3つの大きな国があり,さらには各国のどこにどんな場所があるのかまで決められている。公式サイトのワールドマップをクリックすると,「いや,そんなところに設定があるの!?」と驚くほどの資料があり,ファンタジー世界の背景設定を見るのが好きな人なら,これだけでけっこうなご馳走になるだろう。

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デマーシアをズームしてみるだけで,こんな感じ
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 拡張主義のノクサスなんてものが大国な時点で,治安の良い世界であるわけがない。よりによって隣にあるのがお堅いデマーシアなので,紛争が頻発している。また,北東の島の地域共同体である「アイオニア」はノクサスに侵略され,多大な犠牲を払うなど,その影響は大陸内に留まらない。

 こう書くと,正義のデマーシアと悪のノクサスといった雰囲気だが,じっくり設定を見ていくとまた印象が変わってくる。例えば,デマーシアは魔法使いを迫害するレベルの魔法嫌いであり,魔力を持つものを投獄する「メイジ狩り」などという組織が存在する。一方ノクサスは実力主義であり,社会的な地位や出自と関係なく武勇と才能に敬意を払う,開かれた社会を持つ。
 どの勢力にも光と闇の部分があり,それがチャンピオンの設定に関わっていたりもするので,読み物としてなお面白いというわけだ。

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 ほかにも,大陸をつなぐ交易路を統制する2つの都市国家「ピルトーヴァー」と「ゾウン」や,皇帝の凋落により廃墟と化した砂漠の帝国「シュリーマ」,ギャングが統治する無法の湾岸都市「ビルジウォーター」,大災害によって呪われた地「シャドウアイル」など,たくさんの地域があるが,資料が膨大すぎるので,実際にユニバースのページも参照してほしい。各地域ごとに,象徴的な物語や,文化や生物を紹介するテキスト,美麗なアートなどが山盛りなのだ。

地域や勢力ごとに分けても,これだけの項目がある
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 こうしたルーンテラを背景に,チャンピオン達はそれぞれ「どこの地域のどんなやつか」が設定されている。150以上のチャンピオンが存在しているだけあって,国の重鎮や誉れ高い騎士もいれば,純度100%の悪人やどうしようもないクズ野郎,本当になんだか分からない謎の存在もいて,その人物像はさまざまだ。LoLのプレイヤーであれば,彼らの人となりは「なんとなく」分かると思うが,設定を読みこむと「こいつどう見てもヴィランなのに,いいやつだな」とか,「正義面しておいてこんなかよ。嫌な奴」といった,新たな発見もあるだろう。

ゲーム上では,プレイ感覚が好きで愛用しているヘカリム。設定を読むと,いくらなんでも外道すぎる
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一部のチャンピオンにはコミックも用意されている。どう見ても「悪の忍者」な見た目のゼドの話は,意外性があって面白い。シェン殿はもうちょっとさぁ……
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 以上のように,LoLの世界は本当に膨大な設定のうえに描かれている。チャンピオンの設定が初期から変わっていたりと,後付けな部分も多いのだが,現在のLoLは世界観だけでも楽しいコンテンツになった,と言って差し支えはないはずだ。個人的には,ルーンテラを舞台にしたTRPGのルールブックを制作してくれないかと,強く望んでいるぐらいだ。
 LoLプレイヤーなら,ぜひ一度目を通してもらいたいし,プレイヤーでなくても世界設定を読むだけでワクワクするタイプの人なら絶対に楽しめる。ユニバースのページにはぜひアクセスしてほしい。


スピンオフ作品でさらに広がるルーンテラ


 LoL世界の楽しさをさらに広げてくれるのが,アニメやスピンオフのゲームといった,本編以外での展開だ。2020年に「レジェンド・オブ・ルーンテラ」PC/iOS/Android)のサービスが始まり,今年2021年には「Arcane」「ルインドキング:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー」PC / PS4 / Xbox One / Switch),「へクステックメイヘム:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー」PC/Switch)が登場。今後も,アドベンチャーゲームや対戦格闘ゲームの情報がアナウンスされている。
 LoLの世界を深掘りしてくれる作品が,どのようなものかを紹介していこう。


■レジェンド・オブ・ルーンテラ

 ルーンテラを舞台にしたデジタルカードゲームが,「レジェンド・オブ・ルーンテラ」だ。LoLでの設定やプレイフィールに合わせて,カードゲームらしい能力で再現されたチャンピオン達が登場し,彼らを主軸にデッキを組んで対戦する。

画像集#023のサムネイル/「リーグ・オブ・レジェンド」の舞台ルーンテラは,読み物としても面白い膨大な設定から作られている。アニメ化で深掘りされた世界の魅力を紹介

 本作の面白いところは,先に紹介したデマーシアやノクサスといった地域によってカードがカテゴリ分けされており,それによってルーンテラの世界が深掘りされていることだ。
 例えばデマーシアなら,ガレンやルシアンなどのチャンピオンが所属しているのはもちろん,騎士やメイジ狩りなど,デマーシア内に存在するさまざまな組織のキャラクターも登場する。各カードに書かれたフレーバーテキストやイラストをじっくり見ていくと,ユニバースよりも細かな部分でルーンテラの世界が楽しめるのだ。
 カードを出すと,チャンピオン同士だけでなく,さまざまなカードで掛け合いが発生するのも面白い。チャンピオンとモブキャラクターの関係性が見えたりすると,ニヤニヤできる。

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■Arcane

 「Arcane」は,Netflixで配信されているアニメシリーズだ。2021年11月から,全9話のシーズン1が配信されており,現在はシーズン2も発表されている。

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 シーズン1では,科学によって大きな進歩を遂げるピルトーヴァー,そしてその影に覆われた危険な地下都市であるゾウンという2つの都市が舞台となる。LoLプレイヤーからすると,科学技術や薬物,科学と魔法を融合させた技術である「ヘクステック」関連のチャンピオンはだいたいこの2都市が出身なので,おなじみの場所でもあるだろう。より正確には,ピルトーヴァーの地下都市が独立して,ゾウンという街が誕生する前のお話だ。

画像集#009のサムネイル/「リーグ・オブ・レジェンド」の舞台ルーンテラは,読み物としても面白い膨大な設定から作られている。アニメ化で深掘りされた世界の魅力を紹介

 物語の主人公となるのは,ヴァイとジンクスだ。LoLのユニバースにおいて,この2人が姉妹ではあるものの,何か因縁があり不仲なのは察せたのだが,なぜそうした関係になってしまったのか,ジンクスという狂気じみたチャンピオンがなぜ誕生したのかを描くストーリーとなっている。
 正反対の性質を持つ2都市の中で,彼女達がどのような事件に巻き込まれ,どのように別れていくのか。1話見たら,次が気になって次の話を……を繰り返し,結局9話まで,ぶっ通しで見てしまうことになるだろう。LoLをまったく知らない人が見ても,十分に楽しめる映像作品だと思う。

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 LoLプレイヤーからすると,やはりチャンピオン達の活躍が見どころだ。ヴァイとジンクス以外にも,ケイトリンや,ジェイス,ビクター,ハイマーディンガー,ネタバレになるので伏せておくがほかにも,何人かのチャンピオンが登場する。LoLで活躍する前のチャンピオン達が何をしていたのか。何があって,ゲーム中で見ている姿になっていったのか。気になるポイントが山盛りだ。
 とくに,LoLではゾウン出身のヴァイと,上流階級のケイトリンがコンビを結成してたり,友人だったジェイスとビクターは仲違いしていたりといった,チャンピオン同士の関係性が構築されている。そんな彼らの過去は,非常に興味深い。

 一つだけ注意してほしいのは,Arcaneはユニバースに忠実なアニメというわけではないこと。チャンピオン同士の関係以外はほぼオリジナルで,ユニバースの資料と噛み合わない点が大量にある,割り切った内容なのだ。それでも,アニメ中の描写は納得がいくもので,素直に面白いと思えるはずだ。

Arcaneの物語は主にヴァイの視点で進行していく。LoLでは暴力的なキャラクターとしての側面が強く出ているが,Arcaneではとにかくイイヤツで,見終わる頃には「ヴァイ使いたいな」となること間違いなしだ
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■ルインドキング:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー

 本作を含む「リーグ・オブ・レジェンド ストーリー」は,ライアットゲームズ内のパブリッシングレーベル「Riot Forge」で展開されているタイトル。ここで紹介する「ルインドキング」は,「Battle Chasers:Nightwar」や「Darksiders Genesis」を手掛けたAirship Syndicateによる,ターン制RPGとなっている。

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 本作の見どころは,なんといってもチャンピオン達の深掘りと掛け合いだろう。パーティキャラクターとして登場するのは,ミス・フォーチュン,イラオイ,ブラウム,パイク,アーリ,ヤスオ。もう人選の時点で「マジで?」という感じだ。LoLのイメージだと,ブラウムぐらいしかまともにパーティを組んでくれないのではないかという気がする。

RPGなので当然キャラクターごとに役割があるのだが,ヒーラーはイラオイである。150以上のチャンピオンがいて,ヒーラーを選ぶのに「じゃあ,イラオイで」ってなるか!? 確かに司祭だけど
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 もちろん,それぞれに本作に登場する理由があって協力していくのだが,ストーリー上の掛け合いだけでなく,休憩ポイントでは特定のキャラクター同士のキャンプ中の会話的なものまで展開されるのが面白い。これまで分からなかった人となりが見えたり,どう考えても会話が成立しなさそうな組み合わせで談笑していたりと,意外な一面が見られる。

けっこう社交的で話が通じるイラオイと,思ってたより応じてくれるヤスオの会話シーン。キャラクターの掘り下げという点なら,本作で一番面白いのがイラオイだと思う
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 シナリオも,ユニバースを読んでいる人なら引き込まれる内容だ。タイトルの「ルインドキング」は,もちろんシャドウアイル誕生の原因となった滅びの王こと,ヴィエゴである。シャドウアイルからの黒き霧が,ビルジウォーターを襲うところから物語は始まり,街を仕切る立場であるミス・フォーチュンは,事態解決のために動くことになる。
 このときのミス・フォーチュンは,ビルジウォーターの前ボスであり,仇でもあったガングプランクを倒した後の立場だ。しかし,長年のLoLプレイヤーならご存知のとおり,死したと思われた彼は,鋼の腕を身に着けた姿となって復活する(※2015年に「死んでしまったので使用不可」という扱いになったことがあり,その後リメイクされた)。

 本作の面白さは,こうした背景を知っていてこそなので,LoLのユニバースが好きな人にはぜひ遊んでもらいたい。RPGとしてキャラクターを掘り下げてほしいという期待に,きっちり応えてくれるタイトルだと思う。

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■へクステックメイヘム:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー

 「BIT.TRIP」シリーズを手掛けたChoice ProvisionsによるRiot Forgeの作品が,リズムアクション「へクステックメイヘム」だ。
 爆弾大好きなイカれた発明家のジグスが,ピルトーヴァーの街で音楽に合わせて爆弾をばら撒きまくる,めちゃくちゃ迷惑なゲームである。

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 操作はシンプルで,ジャンプ,急降下,爆弾の3つを,ノーツに合わせて押すだけ。ジグスは,横スクロールアクションのステージを自動で進んでいくので,ステージ上に配置されたノーツを見てタイミングを合わせ,正しいボタンを入力をすれば,敵や壁にぶつからず先に進めるようになっている。
 ただし,指示通りにタイミングよくボタンを押すだけでは,高得点にはならない。ノーツがないところでもフリースタイルのアクションをキメなければ,アイテムを取り逃すからだ。かといって,適当に動きまくると,障害物にぶつかってあっさりミスとなってしまうし,ノーツを逃すわけにもいかない。とにかく忙しい操作が求められる,ジグスの性格みたいなリズムアクションなのである。

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 ゲーム中,暴走するジグスを止めるためにハイマーディンガーが登場し,2人の掛け合いが楽しめる。ジグスに対して,ハイマーディンガーもロボットを投入して暴れたりするので,「あんた,Arcaneでめちゃくちゃシリアスな役どころだったよね!?」と言いたくなるが,そうした一面が見られるのもスピンオフ作品の魅力だ。

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■ヌヌの唄:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー(2022年内)

 Tequila Worksが手掛ける「ヌヌの唄」は,2022年にリリースが予定されているアドベンチャーゲームで,タイトルのとおり,ヌヌにスポットが当たっている。

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 チャンピオンとしてのヌヌは,少年ヌヌと相棒のイエティのコンビとなるキャラクター。ユニバースでは,少年ヌヌは略奪者に襲われて,母親と離ればなれになってしまっているが,どうやら本作では,その母親を捜す旅に出るようだ。寒い地域であるフレヨルドを舞台に,探索や謎解きを行うタイトルになるという。

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■コンバージェンス:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー(2022年内)

 「コンバージェンス」は,Double Stallionが開発中の2Dアクションだ。リリースは2022年が予定されている。
 主人公はエコーで,おなじみの時間を操作する装置を使って,ゾウンの街を探索していくという。ゾウンの街並みは,Arcaneで細かな部分まで描かれていたので,あの場所で動き回れるというだけでも楽しそうだ。エコーも,派手で見栄えのする武器や能力を持つチャンピオンなので,アクションゲームに向いた人選だろう。

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■Project L(発売未定)

 開発コードネーム「Project L」は,「2021年や2022年のリリースは予定されていない」と断ったうえで情報が公開されている対戦格闘ゲームだ。
 2体の異なるチャンピオンでタッグを組んで戦うタイトルになるらしく,動画ではエコー,ジンクス,ダリウス,アーリが登場している。この動画だけでも,チャンピオンのモーションが実に“らしい”のはもちろん,背景まで細かに表現されているのが見て取れる。LoLとはまた違う,チャンピオンやルーンテラの魅力が描かれることに期待したい。

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