バンダイナムコゲームスより10月29日に発売予定の
「鉄拳6」(
PlayStation 3/
Xbox 360)を用いて世界中のメディアが対戦する
「プレス対抗 鉄拳6 ワールドバトルトーナメント」が,ビジネスデイ2日めの9月25日に開催された。
PlayStation 3部門,Xbox 360部門それぞれについてトーナメント形式で行われた本イベント。“ワールドバトルトーナメント”なんて大げさな,と思うなかれ,参加したメディアの顔ぶれは,日本はもちろん,
韓国,オーストラリア,スペイン,イタリア,デンマークなど,まさしくワールドワイドなものだった。このイベントに,4Gamer編集部を代表して筆者ことgingerが参加してきたというわけだ。
そもそもなぜ筆者が代表として参加することになったのかというと,「4Gamerで鉄拳6といえば,gingerしかいない……という夢を見た」とかいう程度の根拠薄弱な理由からであり,実際筆者が鉄拳6に触れたのはこの日が初めて。それも,バンダイナムコゲームスブースの試遊台で5分間遊んだだけという有様だ。
だが,そんな筆者も司会の女性の手にかかれば,「早く戦いたくてうずうずしている,世界中の猛者」の一員であり,照れくさいばかりである。アレレ?
各部門16名が参加し(実際には当日の欠席者も何名かいたが),本作プロデューサー原田氏の挨拶で幕を開けた本イベントの優勝メディアには,優勝盾と共に,副賞として読者プレゼント用の「鉄拳6」ソフト10本が贈られる。そんな中,果たしてgingerは読者のために賞品を勝ち取れるのだろうか!?
まるでタキシードを着せられた犬のような,場違いな面持ちで参加した筆者の一回戦の対戦相手は「週刊ファミ通」であった。これは明らかに分が悪いと感じたが,読者の笑顔のためにもあとにはひけぬ。一歩もひけぬわ! と,そこまで熱く考えたわけではない筆者は,天が泣き地が喚く,事実上の決勝戦ではないかと思える大激戦の末に見事なストレート負けを食らった。
4Gamer読者の皆さんならびにgingerの個人的なファン(いるのか?)には心よりお詫びを申し上げたい。というか,対戦中何度スタートボタンを押してコマンドリストを確認してやろうと思ったことか! イベントはその後,ますます戦いの激しさを増し,筆者が仮に運良く1回戦を勝ち残っても,万に一つの優勝の可能性もなかったことは,誰の目にも明らかだった。
さて,鉄拳シリーズ史上最高のクオリティとボリュームを誇る本作には,従来のキャラクターに加えて,
LEO(レオ),ZAFINA(ザフィーナ),BOB(ボブ),LARS(ラース),ALISA(アリサ),MIGUEL(ミゲル)の6人の新キャラクターが登場。さらに,家庭用ならではのオリジナルモードである
「シナリオキャンペーンモード」やオンライン対戦モードなど,じっくりとやり込める要素が満載だ。バンダイナムコゲームスブースの試遊台では,このシナリオキャンペーンモードが遊べる台も用意されているので,ぜひお試しあれ。