Raven Softwareの新作SF FPS，「Singularity」の最新ムービーが公開に

　謎に包まれていた，Raven Softwareの新作SF FPS，「Singularity」の公式サイトがオープンし，ムービートレイラーやスクリーンショットが公開された。

　公式サイトと，海外ゲーム情報サイトIGNに掲載されたプレビュー記事によると，本作の主人公はアメリカ軍のテストパイロットNate Rancoだ。
　テスト飛行中の事故により，ロシア領の孤島に不時着したNateは，そこが米ソ冷戦時代に新兵器開発の実験場だったことを知る。その島では，未知のエネルギーを使った新型兵器の開発が行われていたが，実験中の大爆発によって開発は中止となり，無人となった施設のほとんどは失われていた。
　だが未知のエネルギーの大爆発によって島は過去と現代が奇妙に入り混じる不思議な空間となっており，さらには時間の彼方から呼び寄せられたモンスターが巣食っていた。
　Nateは，自在に時間を操る小型デバイスTMD（Time Manipulation Device）を使って時間を操作しつつ，島の警備兵やモンスターと戦い脱出しなければならない。

　公開されたムービートレイラーには，ゲームプレイシーンが収録されている。主人公が左手に装備したTMDを使って時間を戻し，壊れたドラム缶を中身の入った状態に復元して爆発させたり，敵を骸骨へと変えてしまったりといった，一連のシーンを見られる。

　エンジンに何が使用されているのかなど，テクニカルな点は不明だが，Raven Softwareが開発しているだけあって，美しいグラフィックスで，FPSファンには期待の新作といえるだろう。
　発売はActivisionから2009年秋の予定で，対応プラットフォームはPC，Xbox 360，PLAYSTATION 3だ。