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ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載
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印刷2010/01/14 21:01

プレイレポート

ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載

画像集#044のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載
 カプコンから本日(1月14日)発売された,Wii用ソフト「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」。本作は,「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」(Wii)に続く,“クロニクルズ”シリーズ第2弾のタイトルだ。今回は,本作の概要紹介と,ファーストインプレッションをお届けしよう。なお,ネタバレを避けるため,ストーリーの紹介はほとんど省略している点は,あらかじめご了承を。

画像集#048のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載 画像集#049のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載

 以前お伝えした情報から,本作ではオリジナルのストーリーと「バイオハザード2」「バイオハザード コード:ベロニカ」のアナザーストーリーを体験できることが判明していた。
 本作は「Operation Javier(オペレーション・ハヴィエ)」「Memory of a Lost City(滅びし街の記憶)」「Game of Oblivion(忘却のゲーム)」という三つのチャプターで構成される。

画像集#009のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載

 2002年の南米を舞台に,レオン・S・ケネディとジャック・クラウザーの物語が描かれる「Operation Javier(オペレーション・ハヴィエ)」を軸に,ストーリーが進むにつれ,「バイオハザード2」を回想する「Memory of a Lost City(滅びし街の記憶)」,「バイオハザード コード:ベロニカ」を回想する「Game of Oblivion(忘却のゲーム)」のチャプターをプレイしていくという流れだ。
 ちなみに,「バイオハザード」シリーズの時系列における流れは以前「こちら」の記事で紹介したが,本作は前作「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」の1年前のお話,という設定になる。

Operation Javier(オペレーション・ハヴィエ)
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Memory of a Lost City(滅びし街の記憶)
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Game of Oblivion(忘却のゲーム)
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画像集#013のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載
画像集#014のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載
 まずはゲームシステムの概要からお伝えしよう。本作は一人称視点のシューティングになっており,Wiiリモコンを銃器に見立て,画面に表示される照準を動かして狙いを定めるスタイルで,リロードはWiiリモコンを振ることで行う。そのほか,ナイフ攻撃や体術といった攻撃も繰り出せる。
 アクションアドベンチャー形式の「バイオハザード」シリーズナンバリングタイトルとは異なり,キャラクターの移動操作は行わず,プレイヤーが行うのは基本的に射撃と一部コマンド入力のみとなる。なお,攻撃においてはヘッドショットの概念が取り入れられており,ヘッドショットでクリーチャーを連続して倒すとコンボ扱いとなって高得点を狙うことが可能だ。

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画像集#001のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載 画像集#002のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載

画像集#005のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載 画像集#006のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載
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画像集#018のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載
 使用できる武器は,ハンドガンをはじめ,ショットガン,サブマシンガン,グレネードランチャーなど,シリーズでおなじみの武器が数多く登場。ゲーム中に入手したゴールドを消費して武器の強化ができる。一度クリアしたステージは何度でも繰り返しプレイ可能なので,たとえば,同じステージを何度もプレイしてゴールドを溜め,武器を強化してから先に進むこともできる。「バイオハザード」シリーズは好きだけどシューティングは苦手という人でも,プレイしやすいような配慮がなされている。

画像集#015のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載 画像集#016のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載

 これらの武器はステージ内に置かれており,照準を合わせてアクションボタンを押すことで入手できる。また,弾薬/ハーブ(体力を任意で回復)/救急スプレー(HPが0になっても自動で復活できる)などの各種アイテムも同様の手順で入手可能だ。
 ちなみに,前作「アンブレラ・クロニクルズ」ではハーブを取ると自動的に体力が回復したが,本作ではストックすることが可能。いつでも好きなタイミングで体力を回復できるように変更された。
 なお,使用武器はオプション画面で変更できるほか,Wiiリモコンの十字ボタンにショートカット設定が可能。上下左右に使用する武器を設定しておけば,その方向を押すだけで武器を持ち替えられる。

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 本作は,ゲーム内では必ず二人のキャラクターが一組になって行動するという“ツーマンセルシステム”が特徴だ。そのため,プレイヤーは二人のうちいずれかのキャラクターを選んでプレイすることになる。もう一人のキャラクターは,二人プレイであればもう一人のプレイヤーが,一人プレイであればCPUが担当する。なお,使用武器は二人で別々に選べるが,弾薬/アイテムは二人で共有する形になっている。

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画像集#050のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載
 先述したように,プレイヤーが行うのは基本的に射撃のみで,画面内でのキャラクターの移動は自動で進行する。それだけだと「普通のガンシューティングじゃん」と思うかもしれないが,本作に採用されている“シェイクカメラ”と呼ばれる要素がゲームの臨場感を盛り上げるのに一役買っている。
 本作におけるカメラ視点は,いわば頭に付けたテレビカメラから見たようなアングルとなっており,クリーチャーに囲まれたときには左右を向いたり,走って逃げるときは上下に揺れたりする。ときには予想外のタイミングでカメラアングルが頻繁に動くので,クリーチャーに狙いをつけづらいという難点もあるのだが,個人的にはこの“不自由さ”が,非常にバイオハザード“らしい”演出になっているように感じられた。
 ちなみに本作には,イージーモード限定ではあるがオートロック機能がある。Aボタンを押したままクリーチャーにポインターを近づけると,自動的に照準をロックしてくれるので,ガンシューティングゲームが苦手という人でも,比較的プレイしやすくなっている。

画像集#003のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載 画像集#004のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載

 本作はガンシューティングということで,ナンバリングタイトルとは趣が異なるものの,バイオハザードらしい“サバイバルホラー”はしっかりと再現されていると思う。
 また,「Operation Javier(オペレーション・ハヴィエ)」「Memory of a Lost City(滅びし街の記憶)」「Game of Oblivion(忘却のゲーム)」で描かれるストーリーは,シリーズのファンとしてはそれぞれの続きが非常に気になってしまった。

 今回は二人協力プレイもやってみたのだが,使う武器を分担すると,一人でプレイするときよりも面白さが倍増することは間違いなしだ。弾薬や回復アイテムを共有するスタイルのため,単に二人でプレイするよりも“協力”を実感できるだろう。
 あと,ちょっとしたことだが,二人同時プレイのときは,レーザーサイト表示が非常に便利である。この設定をONにすると,1Pは画面左下から赤いレーザーサイトが,2Pは画面右下から青いレーザーサイトが表示される。プレイ中にプレイヤー二人の照準が入り乱れても,自分の照準がどちらなのか非常に認識しやすかった。実際にプレイするときにぜひ試してみてほしい。

画像集#051のサムネイル/ガンシューティングでも“バイオらしさ”は健在。「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ファーストインプレッションを掲載
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