※体験版のファイルを差し替えました。詳しくは「こちら」（2009年11月18日追記）

　織田信長，武田信玄，上杉謙信といった戦国を代表する大名達が日本統一を目指して覇を競う，コーエーの戦国ストラテジー「信長の野望・天道」の体験版を4GamerにUpした。
　信長の野望シリーズとしては4年ぶりの新作となる本作では，リアルタイム制はそのままに，城や村などの拠点を街道で結ぶことで国としての機能が高まるという新システムを導入。戦って国を奪い取るだけではなく，より高い戦略性をもった国作りが求められる意欲作だ。

　この体験版にはゲームの操作を教えてくれるチュートリアルの一部と，土佐の戦国大名である長宗我部元親となって四国統一を目指すという，デモ版オリジナルのシナリオ「鳥無き島の蝙蝠」が収録されている。
　チュートリアルでは関東の戦国大名，北条氏康亡きあとを継いだ若き当主の北条氏政が，大叔父の北条幻庵から国作りを教わるというスタイルで，本作のプレイ方法を覚えられるようになっている。無能な当主と，それを支える老師といった風情の二人のコミカルな掛け合いによって，内政/軍事などの手ほどきを分かりやすく受けられる。
　街道の敷設などといった，本作の要ともなっているポイントは必ず覚えておくべきなので，まずはチュートリアルをプレイしておいたほうが良いだろう。


　シナリオモード，鳥無き島の蝙蝠では，長宗我部元親となって四国統一が体験できる。1575年1月〜1577年12月までの3年間で，四国統一を目指すのだ。
　スタート時点では土佐一国を支配しているだけの状態だが，優秀な人材が揃っており，また兵力もあるので，いきなり隣国に攻め込むことも可能だ。
　なにしろゲーム期間が3年間に限定されているので，あまり悠長に内政にかまけていると時間切れとなってしまう。最前線の城には常に戦闘能力の高い人材を配し，後方の安全地帯となった城で兵士を募集，物資と共に次々に前線の城へ移動させながら，どんどん敵の領地に攻め込んでいこう。

　久しぶりの信長の野望シリーズ新作ということで，待ち望んでいた人も多いに違いない。そんな戦国ファンの期待を裏切らない，戦国の国盗り物語がたっぷり楽しめる体験版となっている。
　9月18日発売予定の信長の野望・天道が一足先に楽しめるうえ，体験版オリジナルのシナリオが収録されているというのはファンには見逃せないポイントだ。

※2009年9月4日21:30頃追記
　9月4日13:30〜21:30，最新ではないバージョンのデモ版がメーカー側の手違いにより掲載されていました。
　21:30頃，クライアントを最新版に差し替えましたので，該当の時間にファイルをダウンロードされた方は，最新版を改めてダウンロードのうえ，お楽しみください。

※2009年10月8日追記：デモ版のファイルを差し替えました
※2009年11月18日追記：デモ版のファイルを差し替えました

　コーエーから発売中の戦国ストラテジー，「信長の野望・天道」（以下，天道）体験版の新しいファイルを4GamerにUpした。これは，東京ゲームショウ2009の会場において一般公開され人気を博した“TGSバージョン”で，これまで掲載していた体験版の内容に加え，TGS会場でしかプレイできなかったスペシャルシナリオ，「信長の初陣」が収録されたものだ。


　信長の初陣は，時代設定を1550年としている。信長が正式に織田家の家督を継いだのが1551年，有名な桶狭間の戦いで今川義元を討ったのが1560年なので，まさにシナリオタイトルどおり，若き日の織田信長の初陣の頃を追体験するわけだ。
　ゲームプレイ自体はチュートリアルの要素が強く，天道の特徴の一つである「街道による国同士，集落同士のつながり」や「合戦時に威力を発揮する陣形の効果」などが体験できる。


　プレイヤーが選択できるのは織田信長のみで，清洲城目がけて押し寄せて来る今川義元の軍団と戦って相手を撃破できれば勝利，勝てずに1550年12月を迎えてしまうと敗北となる。
　血気盛んな信長に，老練な平手政秀が戦や内政の仕方を教えるという流れでシナリオが進んで行き，15分もあれば一とおり遊べるはず。敵は義元自らが率いる軍団だが，それほど強くないので，まず負けることはない。本作の魅力を知るにはもってこいのシナリオだ。

※2009年11月18日追記
デモ版のファイルを最新のものに差し替えました。修正点については公式サイトの「こちら」を参照してください。

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