セガは,2010年春に発売予定のニンテンドーDS用ソフト「
サカつくDS ワールドチャレンジ2010」の
最新情報を公開した。本作は,ニンテンドーDSの特性を活かしたタッチペンによる試合介入と,選手の収集に特化した「サカつくDS」シリーズの第2弾。今回は,そのゲームモードとゲームの流れをお伝えしよう。
本作のゲームモードは,自分のオリジナルクラブを作成して,世界最強クラブを目指す
「サカつくモード」,国の代表チームを指揮して世界を舞台に戦う
「インターナショナルモード」,サカつくモードで作成したクラブデータを使って,あらかじめ用意された強豪クラブと戦っていく
「チャレンジモード」,Wi-Fi機能を利用して全国のプレイヤーと対戦できる
「つうしんモード」の四つ。まずは,本作のメインとなるサカつくモードの流れを紹介する。
サカつくモードは,オリジナルクラブを作ってJリーグに参入するところからスタートする。クラブ作成後は,選手を獲得できる「カップ戦」と,選手を育てられる「リーグ戦」を繰り返しつつ強化していくのだ。J2からスタートするので,J1昇格,J1優勝が当面の目標となる。
もちろんJ1制覇が最大の目標ではなく,さらにその上があり,なんとJ1優勝後は欧州3リーグのいずれか一つに参加できるのだ。所属リーグは何度でも変更できるので,さまざまなリーグを渡り歩きながら,自分のクラブをさらに強化していくことになる。全リーグを制覇すると現れるようになる選手やカップ戦などもあるので,かなり遊び応えがありそうだ。
適切な采配でチームに勝利を呼び込め
試合中のプレイヤーは,状況に応じてフォーメーションを変更したり,チームスキルを駆使したりしてチームを勝利に導いていく。チームスキルには,戦術変更,ポジション強化などさまざまな効果を持ったものがあるので,試合展開にマッチしたスキルを選択することが大切になるだろう。
なお,試合に出場した選手は経験値を獲得し,一定の値まで溜まるとレベルアップして各種パラメータが上昇する。また,最大三つまでセットできる選手スキルもレベルアップ時に獲得することがあるので,期待している選手は積極的に起用していきたいところだ。
カップ戦終了後には,対戦相手の選手を中心に6人がリストアップされる(チームのスカウトによって選手のリストは変化する)。その6人とアイテムが隠されたスクラッチが登場するので,いずれか一つを削って選手/アイテムを獲得し,チームの強化に役立てるのだ。
国の代表チームを指揮して世界一を目指せ
本作には,クラブチームを率いる「サカつくモード」のほかに,「インターナショナルモード」と呼ばれるものも用意されている。これは日本代表を率いて世界一を目指す「日本代表チャレンジ」と,ブラジルやスペインといった,全42か国の代表から1か国を選択して戦う「ワールドチャレンジ」で構成されるモードだ。
日本代表チャレンジは,アジア予選を勝ち抜くところからスタート。サカつくモードで育てた日本人選手などを召集しつつチームを強化していきながら戦っていく。ちなみに,サポーターが喜ぶ試合をしたり,サポーターの要望に応えると,「ジャパンスピリッツ」というポイントが溜まる。ジャパンスピリッツを使用して代表チームを強化できるので,サポータの存在を常に意識しつつ戦っていこう。
さまざまなパワーアップが施されている第2弾
基本システムは前作を継承しつつも,本作はさまざまなパワーアップが図られている。例えば,選手数は約4000人となっており,これは前作の2倍で,過去に日本代表として活躍した有名OBが多数登録されているのだ。選手の数が増えただけでなく,同じ選手でも能力の異なるバージョンが存在する。獲得するタイミングによっては,同じ選手でも能力がまったく異なる可能性があるわけだ。
また,前作はタッチペンでの操作だけしかできなかったが,本作はキー操作にも対応し,より快適に遊べるようになったという。このほかにも監督の要素が追加されるなど,いたるところが強化されている。現状では発売日すら明かされていない本作だけに,さらなる情報公開を楽しみに待とう。
![画像集#006のサムネイル/日本代表を率いて世界に挑戦だ。全面的にパワーアップされている「サカつくDS ワールドチャレンジ2010」のゲームモードを紹介](/games/104/G010470/20100222025/TN/006.jpg) 「つうしんモード」には,指定された条件を友達と二人でクリアすると素敵な特典がもらえる,ミッションモードが用意されている |
![画像集#007のサムネイル/日本代表を率いて世界に挑戦だ。全面的にパワーアップされている「サカつくDS ワールドチャレンジ2010」のゲームモードを紹介](/games/104/G010470/20100222025/TN/007.jpg) すれちがい通信を行うと,自分のお気に入りクラブの選手が,一定確率でもらえることがある |