連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第237回「年末にやってきた人狼の一夜とヴァイスシュヴァルツ」
……まぁ,結局は「今が楽しければそれでいい」という思考に落ち着いちゃうんですけどね! 成長しねぇわホント……。
いよいよ最終回目前となった「RADIO 4Gamer」の第246回。今回はゲストとして番組と非常に縁の深い声優の安元洋貴さんをお招きし,しこりん(岡本信彦さん)が持ってきた「ワンナイト人狼」をみんなでプレイしました。
このワンナイト人狼,アナログゲームとしては異例のブームとなった「人狼」ゲームをカジュアルにプレイできるようにしたもので,少人数かつ短時間でサクッと遊べるのが大きな魅力となっています。
俺自身,本作をプレイするのは初めてだったのですが,非常にシンプルなルールですぐさま覚えることができました。オリジナルの人狼には存在しない,誰も気付かないうちに役職を交換できる「怪盗」がキーポイントで,こいつがいることによってアツい駆け引きを楽しむことができます。
……新たに良質なゲームを知るきっかけになったのは嬉しいのですが,その代償として俺のしこりんに対する信頼度は大きく低下しました。あいつ,やっぱ腹黒いよ!
次回,いよいよ最終回となりますが……果たして,感動の大団円を迎えることができるのか? どうぞ,お楽しみに!
「バトルスピリッツ」がきっかけでTCGが主な趣味の一つとなり始めているマフィア梶田ですが,最近「ヴァイスシュヴァルツ」にも手を出しました。
いやね,バンタンでゲームライター科の生徒が熱心にその魅力をプレゼンテーションしてくるもんですから,根負けして「艦隊これくしょん -艦これ-」のトライアルデッキを購入したんですよ。さまざまなアニメやゲームのキャラでデッキを組んで楽しめるということで以前からちょっと気になってはいたんですけれども,いざ遊んでみると……確かにこりゃ面白いですね。
まずルールがね,独特なんですよ。ヴァイスシュヴァルツのカードには「クライマックスカード」というカテゴリが存在し,戦局を左右する魔法カードのように使えるほか,ダメージを受けたときにドローした場合は,「そのときに受けたダメージをすべてキャンセルする」という効果があるんです。つまり,絶体絶命のピンチさえも引き次第で簡単に覆せちゃうんですよね。
なのでほかのTCGと比べても“運”の要素が大きく勝敗に関わってくるのですが,それを魅力と感じるか,欠点と感じるかは人それぞれ……といったところでしょうか。
ちなみに,俺はこの“運ゲー“要素を大きな魅力であると感じています。なぜなら,ヴァイスシュヴァルツはコンセプト上“キャラゲー”としての側面も強いのですが,運の要素が対戦の鍵となっているおかけで,カード性能の強弱をあまり気にせず,「作品愛」や「キャラ愛」で組んだデッキでも十分に戦えるんですよ。
「このカードがなければ勝てない」という状況が生まれにくいので,誰でもカジュアルに楽しめる。極端な話,買ってそのまま何もイジっていないトライアルデッキでも,運があれば大会で優勝できちゃったりするんですよね。一方で,そういう環境だからこそ自分のデッキから「どれだけ運に頼った要素を排除できるか」と考えてみるのも,楽しみ方の一つだったりします。
それに,俺は元々どんなゲームでも強さ云々より“こだわり”で遊ぶタチなので,ヴァイスシュヴァルツとは相性が良いような気がするんですよね。今後とも,いろいろと好きな作品やキャラをメインにデッキを組んでみようと思います!
「ヴァイスシュヴァルツ」公式サイト
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ヴァイスシュヴァルツ
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