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黄金時代のロスを闊歩せよ! クライムスリラー「L.A.ノワール」が日本国内で2011年夏に発売&日本語字幕付きの最新トレイラーが本日到着
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印刷2011/03/10 18:46

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黄金時代のロスを闊歩せよ! クライムスリラー「L.A.ノワール」が日本国内で2011年夏に発売&日本語字幕付きの最新トレイラーが本日到着

 ロックスター・ゲームスは本日(2011年3月10日),クライムスリラー「L.A.ノワール」(原題:L.A. Noire)を,PlayStation 3およびXbox 360に向けて,日本国内で2011年夏に発売すると発表した。レーティング・価格は未定。製品仕様は,英語音声/日本語字幕になるとのこと。

画像集#002のサムネイル/黄金時代のロスを闊歩せよ! クライムスリラー「L.A.ノワール」が日本国内で2011年夏に発売&日本語字幕付きの最新トレイラーが本日到着

「L.A.ノワール」公式サイト(海外)


 4Gamerでも海外ゲームニュースとして何度もその動向をお伝えしている「L.A.ノワール」が,日本に上陸するという。ロックスター・ゲームスの十八番ともいえる「Grand Theft Auto」シリーズや「Red Dead Redemption」PlayStaion 3 / Xbox 360)と同様のオープンワールド型作品ということで,国内外で多くのファンに期待されている一作だ。なお開発はオーストラリアのデベロッパ,チームボンディが手がけている。

 L.A.ノワールは,1947年のロサンゼルスを舞台に,手に汗握る犯罪サスペンスをハードボイルドタッチで描いた作品である。ロスの歴史上,最も派手で「最も危険な」時期を背景に,プレイヤーは退役軍人でありロス市警である主人公コール・フェルプスを操作して,自らの過去の過ちを正すべく,危険な殺人事件の捜査に乗り出すことになる。


 本作の特徴は,夜の屋外シーンを中心に収録し,人間心理の暗黒部分にスポットを当てるなどの特徴を持つ映画ジャンル「フィルム・ノワール」ライクな演出にある。警察の腐敗や麻薬が横行する当時のロサンゼルスを“黒”をテーマに描写し,ゲームをまるで映画を見ているような感覚で楽しめるのである。この辺りは広く映画ファンにもリーチしそうな作品といえる。

画像集#003のサムネイル/黄金時代のロスを闊歩せよ! クライムスリラー「L.A.ノワール」が日本国内で2011年夏に発売&日本語字幕付きの最新トレイラーが本日到着
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 また,チームボンディ開発の「MotionScan」によって実現した,俳優の演技の再現も見どころだろう。このスキャン技術によって,俳優の演技は表情のニュアンスまでを取り込むことに成功しているとのことで,警察署内での取り調べなどでは,その表情を読み取って行動を選択するなどの心理戦もゲームの一部として盛り込まれているという。

 欧米での「L.A. Noire」の発売は,2011年5月となっており,国内でもそれほど遅れることなく遊べるという今回の発表はファンにとって朗報だろう。“洋ゲーを知るための基礎知識”としての「フィルム・ノワール」の解説を含め,4Gamerには本作に関連した過去記事がどっさりあるので,それらをじっくりと消化しつつ,続報を待っていてほしい。

〜作品紹介〜

1947年、ロサンゼルス。誰もが秘密を抱えて生きるこの街で、ダークかつハードボイルドな犯罪サスペンスが展開する。
本作は、ロスの歴史上、最も派手で「最も危険な」時期であった、黄金時代(Golden Age)のハリウッドにおける、刑事たちの活躍をリアルに描き出す。

「L.A.ノワール」では、有名なランドマークから、各犯罪事件の現場に至るまで、可能な限りの真実味を持たせた驚異的なディテールで、当時のロスの街並みを再現している。

ロックスター・ゲームスの協力の下でオーストラリアの開発スタジオ、チーム・ボンディ(Team Bondi)※が開発した本作は、MotionScanと呼ばれる、革命的なテクノロジーを導入した。
これにより実在する俳優の演技を細かい表情のニュアンスまで完全にスキャンし、直接ゲームに取り込むことが可能となった。
リアリティ、細部の描き込み、演技、そして表情が、従来のビデオゲームでは対応不可能だったレベルにまで引き上げられ、全く新しい形で生命を吹き込まれた。
このゲームとテクノロジーの融合は、プレイヤーが初めて経験する、真に迫る「刑事」としての体験を提供するだろう。
本作の世界には、この驚異的な技術により命を吹き込まれた350人に上るキャラクターが存在しており、これまで味わったことがないほど没入感溢れるプレイ体験を提供する。

画像集#005のサムネイル/黄金時代のロスを闊歩せよ! クライムスリラー「L.A.ノワール」が日本国内で2011年夏に発売&日本語字幕付きの最新トレイラーが本日到着

※オーストラリア・シドニー市にある、チーム・ボンディはゲーム開発を手掛ける独立系スタジオ。同スタジオは以前、ソニー・コンピュータエンタテインメント傘下のチーム・ソーホーのロンドンスタジオで、PlayStation2向けのオープンワールド・アクション「The Getaway」の脚本と監督を担当した、ブレンダン・マクナマラにより設立された。

「L.A.ノワール」は、ロックスター・ゲームスの作品としては初めて、プレイヤーが警察組織の一員となって正義を追求し、終わりなき戦いに身を投じることになる。
物語は、主人公コール・フェルプス(Cole Phelps)を中心に展開する。
彼は退役軍人で、第二次世界大戦の最後にして最も残虐な戦闘となった沖縄戦を経験している。
勇敢な戦いぶりが認められて銀星勲章を受け、復員船でアメリカに戻ったが、しばらくの間自分の人生と功績を見つめ直した後、自分の過去の過ちを正そうとロス市警に入り、刑事となることを決めたのだ。

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「L.A.ノワール」公式サイト(海外)


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