「Driver: San Francisco」の最新画像が公開。ダッジ・チャレンジャーのミニカーが同梱されるコレクターズエディションも発表

　Ubisoft Entertainmentは，2011年内のリリースを予定しているオープンワールド型ドライブアクション，「Driver: San Francisco」（PC/Mac/PlayStation 3/Xbox 360/Wii）の最新画像4点を新たに公開した。本作は，イギリスのニューキャッスルに本拠を置くUbisoft Reflectionsが開発を担当しているが，ここは，Reflections Interactive時代にPlayStation用の人気ソフト「Destruction Derby」を開発したことでレースゲーム好きに知られるスタジオ。

「Driver: San Francisco」公式サイト

　「Driver」シリーズ第6作にあたる本作は，2004年に発売された「Driv3r」をベースにしている。狂暴な犯罪者Charles Jerichoを追う主人公の刑事，John Tanner。ゴールデンゲートブリッジ上のカーチェイスで，捨て身の突撃による制止を試みたものの，事故で危篤状態に陥っているという設定だ。しかし，TannerのJericho逮捕の気持ちは強く，病院のベッドに横たわりながらも，夢の中で追跡を続けているという。

　そんな設定なので，8月22日に掲載したGamescomレポートにもあるように，プレイヤーはそのへんの車に自由に乗り換えてゲームを進めていけるのだ。
　また，サンフランシスコには何百，何千というNPCが日々の生活を送っており，荷物を時間内に届けるとか，子供を学校に迎えにいくといったサブミッションも用意されており，本編から離れて彼らの仕事をこなすことも可能だ。
　本作には120種以上の車が登場し，全長200kmにおよぶサンフランシスコ市内外の道路が再現されているという。


　合わせて本作のコレクターズエディション，「Driver: San Francisco Collector Pack」がリリースされることも発表された。Collector Packにはサンフランシスコの地図やインゲームで使える車種2種類などが同梱されるが，注目はアメ車のミニカーだ。
　これは，ダッジ・チャレンジャーシリーズのHEMI R/T Six Packと呼ばれるタイプで，映画「2 Fast 2 Furious」（邦題「ワイルドスピードX2」）にも登場していた名車だ。1970年代のマッスルカーに興味があるという人には，ちょっと気になるアイテムかも知れないが，今のところDriver: San Francisco Collector Packは欧米のみの発売で，日本での展開は発表されていない。