気分は’70年代のアクション映画監督。「Driver: San Francisco」，ゲームプレイ映像を演出・編集できる「Film Director」モードの搭載が明らかに

　ヨーロッパでは2011年9月2日，北米でも9月6日と発売の迫る，Ubisoft Entertainmentのオープンワールド型カーアクションゲーム「Driver: San Francisco」（PC / PlayStation 3 / Xbox 360 / Wii / Mac。日本国内ではPS3およびXbox 360版が11月10日に発売予定）。同作に，カーチェイスシーンなどのゲームプレイ映像を細かく演出・編集できる「Film Director」モードが搭載されていることが明らかになった。


　Driver: San Franciscoは，サンフランシスコ周辺地域にある総延長335kmの道路を再現したオープンワールド型のカーアクションゲームだ。プレイヤーは大事故により仮死状態にある主人公タナーとなり，その夢の中で，強敵ジェリコを追跡する。「SHIFT」と呼ばれる，タナーの意識だけが飛び出してドライバー（クルマ）を次々と乗り換えていくという特殊なシステムを搭載している点，そして派手なカーチェイスを繰り広げられる点が本作の大きな特徴だろう。

　「Film Director」モードでは，カメラの場所やアングルを細かく指定してカーチェイスシーンを撮影し，さらに複数のクリップを繋ぎ合わせてプレイヤー好みの映像に作り上げることができる。
　このモードそのものは，シリーズのファンにとってはお馴染みのもの。しかし今作は，グラフィックスがグンと向上し，物理法則に従ったリアルなシーンを引き出せるだけに，従来よりも迫力のある映像を作り出せそうだ。


　なお，プレイヤーが作った映像は，Facebookなどで共有可能になるとのことなので，「我こそはゲーマー出身のアクション映画監督」と思う人にとっては，自分の実力を天下に知らしめるのにぴったりのツールとなるかもしれない。

「Driver: San Francisco」公式サイト