カプコンから発売が予定されている新作格闘ゲーム
「STREET FIGHTER × 鉄拳」(
PlayStation 3/
Xbox 360)が,E3 2011のカプコンブースにて初めてプレイアブル出展されていた。
既報のとおり,PlayStation Vita版の開発や「inFAMOUS」シリーズの主人公・コールのゲスト参戦も発表された本作。残念ながら今回はVita版のプレイや,コールの使用はできなかったが,プレイしてみて明らかになった部分をお伝えしよう。
今回のプレイアブル版で選択できたキャラクターは,以下の14名。参戦が
公式に確定したばかりのキャミィ,サガット,ジュリア,ファランも使用できた。
ストリートファイター側:
- リュウ
- ケン
- ガイル
- アベル
- 春麗
- サガット
- キャミィ
鉄拳側:
- 一八
- ニーナ
- キング
- マードック
- ボブ
- 花郎
- ジュリア
本作のルールは,2対2のタッグマッチだ。ゲーム開始時に2人のキャラクターを選択し,先に選んだほうのキャラクターが先鋒となる。同じ作品のキャラクターでタッグを組むのはもちろんのこと,ストリートファイターと鉄拳のキャラを組み合わせることも可能だ。キャラクターの切り替えをする場合,通常は中パンチ+中キックの同時押しで行うが,コンボ攻撃をヒットさせながら隙なく交替できる“Cross Rush”のシステムも用意されている。勝敗はタッグのうち片方の体力が尽きた時点で決するため,キャラクターの交替は対戦における大事な駆け引きの要素となるはずだ。
グラフィックスから推測できるとおり,基本システムは「ストリートファイターIV」がベースとなっている。鉄拳のキャラクターも「ストIV」風のタッチでモデリングされており,両作品のキャラクターが画面内に並んでいても違和感はない。
なお,本作の操作方法は“6ボタン”となる。しかし,4ボタンに慣れ親しんだ鉄拳ユーザーが“そのままの触り心地”で技を繰り出せるよう,さまざまな鉄拳コンボも収録されている模様だ。
※6月9日14:20頃,操作方法の説明を一部修正しました。
ステージはランダムセレクトとなっていたが,ストリートファイターや鉄拳に関連したもの以外にも,カプコンの「ディノクライシス」をモチーフにしたステージも確認できた。このほかにも,カプコンやバンダイナムコゲームスの作品に関連したさまざまなステージの登場が期待できそうである。
また,詳細は不明だがオンラインモードも「スーパーストリートファイターIV」からさらに進化しているそうだ。完成度の高い同作のシステムをさらに改良することで,“お祭りタイトル”の枠に留まらず,多くのプレイヤーに長く楽しまれる,新たな定番タイトルとなるかもしれない。
今回の試遊台にはSTREET FIGHTER × 鉄拳仕様の「FightStick PRO」が用いられていた
![画像集#016のサムネイル/[E3 2011]「STREET FIGHTER × 鉄拳」が初のプレイアブル出展。勝負の決め手はキャラクターの交代による駆け引き?(※プレイムービー追加)](/games/116/G011644/20110608072/TN/016.jpg) |
会場では国内でのダウンロード販売も決定した「STREET FIGHTER III 3rd STRIKE Online Edition -Fight for the Future-」(PC/Xbox 360)もプレイアブル出展されていた(関連記事)
![画像集#017のサムネイル/[E3 2011]「STREET FIGHTER × 鉄拳」が初のプレイアブル出展。勝負の決め手はキャラクターの交代による駆け引き?(※プレイムービー追加)](/games/116/G011644/20110608072/TN/017.jpg) |
![画像集#018のサムネイル/[E3 2011]「STREET FIGHTER × 鉄拳」が初のプレイアブル出展。勝負の決め手はキャラクターの交代による駆け引き?(※プレイムービー追加)](/games/116/G011644/20110608072/TN/018.jpg) |