Microsoftは,Gamescom 2010の前日となる現地時間8月17日,数多くのRTSプレイヤーを虜にした「Age of Empires」シリーズの後継作となるオンラインRTS「
Age of Empires Online」を発表した。これに合わせて公式サイトがオープン,さっそく
βテストへのサインアップが開始されている。また,第1弾トレイラーやスクリーンショットも公開された。
本作を制作しているRobot Entertainmentは,元Ensemble Studiosの社員によって2009年に設立されたゲームデベロッパだ(
関連記事)。創設者のTony Goodman氏は,AoEの生みの親と言っても過言ではない人物。それだけに,純粋な後継作といえる本作には期待の高まるところだ。
本作では,Age of Empiresで慣れ親しんだ時代の進化や資源の採取,さまざまなテクノロジーのアップグレードといったゲーム内容はそのままに,
オンラインならではの新たな要素を取り入れているという。
公式発表によると,オンラインに特化したことで,
プレイヤーがオフラインの間でも,街が進化し続けるようになり,また,
Co-opによるプレイに対応したことで,友達一緒にとクエストを攻略したり,トレードができるようにもなるのだ。
さらに,本作は
レベルベースシステムになっており,自分のペースで成長しながら,対人戦が楽しめるとのこと。
公式サイトのトレイラーを見る限りでは,グラフィックスが以前のAoEシリーズに比べて,カラフルでコミカルにデフォルメされたものになってはいる。しかし,所狭しと並んだ畑や街中をせかせかと走り回り,大量の兵士達がぶつかり合う戦いのシーンなどは,AoEそのもので,多少カジュアルさを感じさせながらも,あの戦いの興奮が蘇る内容となっている。
そんな本作は,なんとGames for Windows LIVEを通してクライアントを
無料で入手し,好きなときに遊べるタイプのゲームになったというから,こちらも驚きだ。詳しい内容については,Gamescom 2010の取材記事を待ってほしいが,RTSファンならさっそくβサインアップを済ませておこう(ただしβテスターは抽選となる)。