スウェーデン生まれのカジュアルなアクションゲーム，「Magicka」のアップデートで，PvPモードが追加

　スウェーデンのParadox Interactiveが販売を行う「Magicka」のアップデートが現地時間の2011年6月21日に行われ，予告どおりにPvPモードが無料で追加された。

「Magicka」公式サイト

　Magickaは，モンスターに攻撃されたゲーム世界「ミッドガルド」を舞台に，プレイヤーの操作する見習い魔法使いがモンスターと戦いつつ，さまざまな魔法を覚えて成長するというアクションゲームだ。8種類の魔法がそれぞれのキーにアサインされるというやや複雑な操作を要求されるが，それらを最大3つ組み合わせてマジックを調合するのが楽しい作品になっている。最大4人のプレイヤーが参加できるCo-op（協力プレイ）モードもあり，自分の濡れた衣装を火炎魔法で乾かしたり，湖面を氷魔法で凍らせて渡ったりできるというフィーチャーもユニークだ。

　今回追加されたのは，Deathmatch，Brawl，そしてKriator's Tourneyという新たな3つのPvPモードで，最大4人のプレイヤーによるチーム戦や個人戦が楽める。PvPモードについて詳しくは，公式サイトの告知ページを見てほしい。


　さらにDLCとして，アメリカ東南部の渓谷地帯を思わせる「Final Frontier」，雪に覆われた監視塔を舞台にした「Watchtower」，そして凍りついた湖面での戦いがトリッキーな雰囲気の「Frozen Lake」の3つのマップが同じ6月21日に配信開始されている。

　Steamなどで9.99ドル（約800円）で購入できるうえ，今回リリースされた3種類を含めたDLC同梱パックの価格も24.99ドル（約2000円）とお手頃。その割に長く楽しめるMagickaに，新たにPvPモードが加わったことで，ファンもかなり盛り上がっている様子だ。この機会にプレイしてみるのも良さそうだ。