「BLAZBLUE」のオフィシャルグッズ販売キャンペーンで数名分の個人情報誤送信

　アークシステムワークスは，同社のアクションゲーム「BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT II PLAYER’S GUILD」で行われていたオフィシャルグッズの「ほぼ半額キャンペーン」で，利用者の個人情報がほかの利用者に送られていたことを発表した。
　同キャンペーンは，2011年7月2日より開始されたものの，システム障害発生ということで7月2日のうちに一時停止が発表されていた。

　これはオンラインショップ部分のシステムトラブルで，購入者の個人情報がほかの購入者のところに通知されていたというもので，具体的な内容は，以下のとおり。

■7月2日AM0：00〜AM2：30までの間にショッピングをご利用された約300名の内の数名の方
■個人情報の内容：氏名、住所、電話番号

　これを見るとキャンペーン開始後，きわめて早い段階で販売停止の対応が行われていることが分かるのだが，発表が行われたのは7月5日と，やや遅れた感は否めない。被害規模の確認などを考慮すれば遅すぎるというほどではないが，ゲーム業界全体にいま一つ危機管理体制が浸透していないようにも思われる。今回は，個人情報流出とはいっても，悪意を持った第三者によるものではなく，障害の内容から見て被害はきわめて限定的であることが予想される。数名分の被害でも，ちゃんと発表しているだけ良心的ともいえるだろう。

　アークシステムワークスでは，現在原因を究明中であり，システムトラブルが解決し次第，中断されているキャンペーンを再開する予定だ。

BLAZBLUE　CONTINUUM SHIFT II　PLAYER’S GUILDに関するお詫びとお知らせ

http://www.arcsystemworks.jp/index.cgi?eid=428