ゲーム史上屈指の迫力！ HDで蘇える「ワンダと巨像」直撮りプレイムービーで紹介

　ソニー・コンピュータエンタテインメントより2011年9月22日に発売されるPlayStation 3用ソフト「ワンダと巨像」は，「ICO」の開発チームによって2005年にPlayStation 2向けにリリースされたアクションアドベンチャーのHDリマスター版である。


　謎解きやパズル的要素が中心だった「ICO」に対して，「ワンダと巨像」は，“巨大な敵との戦闘”という要素に特化したゲームデザインが特徴的なタイトル。「擬似HDRレンダリング」やモーションブラー効果など，映像処理面でもさまざまな工夫が凝らされており，PlayStation 2の性能を限界まで引き出した作品の一つとして知られる。
　なかでも，画面を覆わんばかりの巨像との戦闘シーンは，ゲーム史上でも類を見ないほどのど迫力。その映像的なレベルの高さと類い希なオリジナリティで，日本ゲーム大賞2006で優秀賞を受賞したほか，Game Developers Choice Awardsでも6部門にノミネート（Best Game of 2005をはじめ，5部門で受賞）されるなど，プレイヤーはもちろん，業界関係者からの評価も非常に高かった作品である。

　発売当時，演出や映像面では頭一つ抜けていた感があった本作だが，HD化された今回のリマスター版を見て，改めてそのクオリティの高さに感心させられる。画面の描写がより精細かつ滑らかになったことで，映像の印象がまた一味違った風に見えるのだ。これが6年も前に世に出たタイトルだというのだから，当時のプレイヤー達の驚きたるや，推して知るべしであろう。もちろん，今見てもなお，本作の“凄さ”はなんら色褪せてはいない。

　今回4Gamerでは，そんな本作の直撮りプレイムービーを作成した。本作がどんなゲームかをお伝えするとともに，HD化でますます迫力を増した巨像との戦いをさっそくチェックしてみてほしいと思う。

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「ワンダと巨像」公式サイト