2016年7月24日,幕張メッセにおいて
ワンダーフェスティバル2016[夏]が開催された。同イベントはご存じのように,国内最大級の造形物イベントであり,特撮からゲーム,雑貨的なものまでと,多種多様な造形物が展示されるとなっている。眺めるだけで楽しいイベントであり,例年通り,カメラやスマホを片手に散策する人の多さも目立った。もちろん,ゲーム関連のフィギュアも多く,読者のなかには同イベントに足を運んでいた人もいるのではないだろうか。
列ベースで見ると,アイドルマスターや艦これ関連の待ち時間がとても長かった。なので,本稿ではとくに触れていない
![画像集 No.002のサムネイル画像 / ワンダーフェスティバル2016[夏]が開催。ゲーム系フィギュアを中心に写真で紹介する](/games/120/G012075/20160728014/TN/002.jpg) |
![画像集 No.003のサムネイル画像 / ワンダーフェスティバル2016[夏]が開催。ゲーム系フィギュアを中心に写真で紹介する](/games/120/G012075/20160728014/TN/003.jpg) |
グッドスマイルカンパニーやMAX FACTORYなどのブースでは,アクリルボックス内にフィギュアを展示しておらず,また背景と床が白色,Ra値の高い光源を多く設置していた。スマホでもキレイに撮れるのもあって,撮影待ちの列が長くなっていたと思われる。展示方法としては,これまででもっともナイスなものだった
![画像集 No.004のサムネイル画像 / ワンダーフェスティバル2016[夏]が開催。ゲーム系フィギュアを中心に写真で紹介する](/games/120/G012075/20160728014/TN/004.jpg) |
「Pokémon GO」(iOS / Android)が国内でサービスインして,初の週末でもあった。幕張メッセ内でもポケストップがいくつか発見
![画像集 No.157のサムネイル画像 / ワンダーフェスティバル2016[夏]が開催。ゲーム系フィギュアを中心に写真で紹介する](/games/120/G012075/20160728014/TN/157.jpg) |
そんなわけで,今回も気になったフィギュアを中心に撮影してきたので,さっそく見ていこう。
千値練:大張正己版バイカンフー
スーパーロボット大戦でもおなじみのマシンロボ
「バイカンフー」が,アニメーター・メカニックデザイナー・監督である大張正己版として展示されていた。同氏はスーパーロボット大戦シリーズにも関わっているため,ある意味で平常運転な気もするが,同作品においてロム兄さんは,やたらと濃い存在であり,お世話になった読者も多いハズだ。
タッグを組むのは千値練で,こちらも造形物に関しては,異常に拘る傾向が強いメーカーであるため,発売未定ながらとても楽しみである。
VOLKS:ボトムズやレイズナーが豊富
最近,VR用コンテンツとしての登場が
発表された装甲騎兵ボトムズ。おっさん世代の作品であったものが,重課金兵ネタなども相俟って,意外にも幅広い世代が知る作品となっている(21世紀に入ってからの流れがなかなか不思議だとは思うが)。
装甲騎兵ボトムズに登場するメカは,メカメカしく,現時点での最高峰の技術で再現されているため,すべてほしくなってしまい,むせる。また蒼き流星レイズナーや機甲界ガリアンの展示もあり,ロボ好きは販売スケジュールをチェックしておきたいところ。
セガ:プライズ向けのフィギュア多数
セガはプライズ向けとして,
艦これや
初音ミクといったタイトルのフィギュアを多く展示していた。とくに近年は,プライズ向け製品フィギュアの仕上がりレベルが高くなっており,ゲームセンターで苦戦した思い出のある読者もいるのではないだろうか。
スーパープレミアムフィギュアの冠は伊達ではない。展示されていたフィギュアのほとんどは,9月以降に登場するので,興味があれば,情報を集めておこう。
ARCADIA:完全変形VF-4G ライトニングIII!!
ARCADIAには,1/60完全変形シリーズとして,
VF-1Sストライクバルキリー(ロイ・フォッカースペシャル)movie Ver.や
VF-0Sフェニックス,
VF-4G ライトニングIIIが展示されていた。VF-4G ライトニングIIIが初登場した1983年の時点では,ファイター形態のみで,ガウォークとバトロイド形態が正式に設定されたのは,1997年に登場した「マクロス デジタルミッション VF-X」になる。
ともあれ,P&W高機動バーニアスラスター HMM-1Aがチャーミングな機体だ。2000年に入ってからも,マクロス関連のゲームタイトルに登場している機体なので,気になる人は真剣に購入を考えてもいいのではないだろうか。