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Orcs Must Die!

Orcs Must Die!
公式サイト http://www.orcsmustdie.com/
発売元
開発元 Robot Entertainment
発売日 2011/10/11
価格 14.99ドル
ジャンル
レーティング
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その他
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このゲームの読者の評価
87
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • Robot Entertainment風 新感覚タワーディフェンス 85
    • 投稿者:stk(男性/40代)
    • 投稿日:2011/11/27
    良い点
    手頃でいて奥が深く
    典型的であり新鮮さが持ち味のTPS視点によるタワーディフェンスゲーム

    ゲーム性にはAOEシリーズに通じる物があり
    遊ぶ道具は用意するから
    後は自由に遊んでくれ!というようなゲームです。

    その自由さに歯ごたえのあるステージが用意され
    プレイヤーが飽きるか満足するまで遊び倒せる場が用意されています。
    悪い点
    一般的なタワーディフェンスと比べると
    アクション要素もかなり大事な要素なので
    のんびり遊びたい人にはあまり向いていないかもしれません。
    総評
    AOEシリーズもそうだけど
    この会社はゲームという世界に遊びの場を作るのが非常に上手
    タワーディフェンスが好きでFPSも好きなら買って損はないでしょう。
    ボリュームも定価で考えると満足度は高い。
    プレイ時間
    5時間以下
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 5 4 5
  • OMD Must Buy ! 90
    • 投稿者:のらくろ(男性/30代)
    • 投稿日:2011/10/23
    良い点
    異世界を繋ぐゲートであり、魔力の根源でもある"リフト"を300年も
    何千ものオークから守り続けたある老人のウォーメイジはある日、オークの一種の
    コボルトの血で足を滑らして階段に頭を打ち、死んでしまう。
    そしてその跡を継いだのはその老人の弟子であり、師の太鼓判が押してあるほどのナルシストであり劣等生だった一人のウォーメイジだった。
    老人の死を見計らったかのように激しさを増すオークの攻勢、
    次々と他の砦が陥落し、他の優秀なウォーメイジが戦死して数を減らす中、
    この弟子は生き残り、リフトを守り切って世界を守る事が出来るのか!?

    そんなストーリーを持つこの作品、
    システムは三人称視点のTPSで、"リフト"を守るために様々な罠や守護者を設置し、
    何百体と来るオークを殲滅する事が目的であり、規定以上の数のオークを
    リフトに侵入させたり、自身が死亡してリフトポイントをゼロにすると
    ゲームオーバーになってしまいます。
    "影牢"・"蒼魔灯"・"悪代官"といった、日本人に馴染み深いトラップゲームのような物を想像してくれればゲーム内容が分り易いと思われます。
    さらにこのゲームでは前述したトラップゲームにタワーディフェンス・TPSの要素を
    非常に上手く融合してあり、トラップの設置者であるプレイヤー自身も
    ボウガン・魔法・剣といった攻撃手段を持ち合わせています。

    そしてその攻撃手段の豊富さがこのゲームの良さである爽快感とスコアアタックの
    楽しさに繋がっています。
    プレイヤーが攻撃出来るとはいえ、そのオーク達のまるでコミケのような数多さと
    突進はプレイヤーのみでは防ぎきる事が非常に困難で、そのために
    床・壁・天井の3箇所に対応したトラップを駆使し、
    オーク達の進路を罠で埋める必要があります
    トラップは設置事に金が必要となり、その金はステージのウェーブをクリアするか、
    オークを殺す事で手に入り、コンボを駆使して殺すと大金が手に入ります。
    初回プレイでは数カ所用意されている侵入経路のどこから来るのか?
    トラップのコンボはどのようにして構成するか?といった考える楽しさがあり、
    上手くトラップコンボを組めた時や、金を稼ぎ、進路をトラップまみれにして
    心の底からオークに同情したくなるような通路を作った時の優越感は
    このゲーム特有の面白さといえます。

    いわゆるノーマルモードは多少は苦戦するものの、手段を選ばなければクリアは
    難しくも無く、トラップで虐殺する面白さを純粋に楽しめます。
    このゲームは強化したトラップを次の難易度に持ち越す事が出来る周回要素があり、
    難易度が上がるとトラップ設置の待機時間消滅、オークの侵入ルート変更、
    敵の種類も変更されたりと体力弄っただけで難易度変更アリ! と謳うゲームとは
    一線を画しており、高難易度に挑戦する面白さは十分にあります。
    更にそれをクリアした後にはスコアアタックが楽しめるでしょう。
    このゲームはトラップ・守護者による殺害の得点が高く、プレイヤーの
    直接攻撃による殺害は得点が低く設定されており、
    スコアアタックを狙う際にはいかにして自身の手を下さず、
    トラップコンボを組めるか熟考する必要があり、それを考え、実行する楽しさは
    上記2つの面白さとは同じようで違う楽しさがあり、
    まさに一粒で3度美味しいゲームであると言える、三階層の面白さがあるといえる
    非常に良い点であると評価出来る設計でした。
    なおスコアランキングは世界とフレンド内と分けて参照する事が出来るので、
    身内で競うあうも良し、世界と競うも良しの内容となっていました。

    次に挙げたいのは、翻訳の質の高さと、それぞれのキャラクターの良さです。
    このゲームはsteam販売のゲームとしては珍しく、テキストだけで無く音声まで
    全て日本語化されており、その時点で開発者にキスしたいほど嬉しい点といえます。
    当然キャラの音声も日本語で、オーク達の憎めない可愛いセリフの数々は
    殺伐とした内容であるこのゲームをかなり柔らかく、
    取っ付き易い物にしてくれています。
    登場人物は余り多く無いゲームですが、ナルシストな弟子のセリフは
    序盤では非常に滑稽ですが、師の教えを実はしっかりと覚えていたり、
    欲望に身を任せるような軟弱な人間では無いという、
    三枚目のダメダメキャラと思わせ、実は本当に格好良い漢だと最後には
    思わせてくれる、弟子の成長記として非常に良いストーリー性が
    このゲームにはあります。最後までプレイすれば、
    もう抱かれても良いと思ってしまう事間違い無いでしょう。
    悪い点
    死亡判定のある溶岩・酸の海に落とした際、即死するはずなのに
    オークが長い時間死ななかったりするバグがあります。
    それ以外に悪い点と思えるような難点はありませんでした。
    総評
    タワーディフェンスゲームとして見ても、
    フォロアーが出そうで悪代官くらいしか出なかったトラップゲーとして見ても、
    非常に完成度の高い、素晴らしいゲームであるといえます

    値段・操作性・ストーリー・見た目のどれを取っても非常に取っ付き易く、
    そして奥の深さもしっかりとある、まさにゲームらしいゲームです。
    この価格帯のゲームでは、今年度で1・2位を争うほどの面白さがあったゲームで、
    何か暇潰しに悩んでいる人がいれば、「とりあえず生中」感覚で勧められる、
    非常に素晴らしいゲームであり、何よりもほぼ見捨てられつつある日本語の
    販売側によるローカライズをしてくれた事はPCユーザーとしては非常に嬉しく、
    このゲームを応援したい気分にさせてくれました。
    Xboxを持っている方も、steamで購入出来る環境がある人もせめて
    体験版をやって欲しいと思える、素晴らしいゲームでした。

    プレイ時間
    5〜10時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 5 5 3
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