韓国産のオンラインサッカークラブ運営シミュレーション，「FC Manager」のCBTが韓国で実施中

　韓国Hanbit Softは，T3 Entertainmentが開発しているオンラインサッカークラブ運営シミュレーションゲーム，「FC Manager」のクローズドβテストを2011年3月31日から4月18日まで実施している。なお，韓国で実施されている本テストには，約1万人が参加しているとのこと。

韓国Hanbit Soft「FC Manager」公式サイト

　「FC Manager」は，韓国で初となるオンラインサッカークラブ運営シミュレーション。
　プレイヤーはサッカークラブの監督となりチームを設立，“ルーキーリーグ”から“アマチュアリーグ”，そして最上位の“プロリーグ”へとクラブを昇格させていき，自身のチームを最高のクラブにすることが目標となる。
　「FC Manager」で使われているデータは，韓国のプロサッカーリーグ・K-Leagueを基にしている。ただしHanbit Soft関係者によれば，FIFPro（国際プロサッカー選手協会）と協議中であり，今後海外選手が登場する可能性も高いとのこと。

　「FC Manager」では，トレードやドラフトによる戦力補強や選手のトレーニングなどを通して，自身のクラブを成長させていく。選手には年齢の概念もあるため，加齢による能力の衰えなども踏まえつつ，総合力を上げていく編成が求められるわけだ。
　ゲームにログインしているときは，試合の観戦できるのはもちろん，フォーメーションの変更や選手交替など，プレイヤー自身がクラブの指揮を直接とることができる。
　なお本作はオンラインゲームであるため，多くのプレイヤーと共にリーグを進めていくことになる。そのため，プレイヤーがゲームにログインしていなくても，シーズンは自動的に進行していく。1週間に1シーズンが進行することになり，シーズン成績に応じて，クラブの昇格/降格が行われる。
　また，正規リーグと並行して，リーグカップのような多様な大会も用意されているとのこと。

　「FC Manager」は，2011年6月を目処に，オープンβテストおよび商用サービス化を目標に開発中とのこと。Hanbit Soft関係者は，「FC Manager」は大衆に親和的なマネジメントゲームを指向していると語り，サッカークラブ運営シミュレーションとしては「Football Manager」シリーズが有名だが，同シリーズは非常に難度が高いゲームであるため，十分競争力はあるだろうとコメントした。