NTTドコモが運営するAndroidアプリ紹介サイト「アプリ&レビュー」と4Gamer.netのコラボレート企画「
Androidアプリレビュー」の第3回をお届けしよう。
今回紹介する「
コビッツ」は,成長するとエネルギーになる生物“コビッツ”を栽培し,農園を経営していくシミュレーションゲームだ。Mobageのアカウントがあれば,無料でプレイできる。
ゲームのタイトルにもなっているコビッツは,パッと見は動物のように見えるが,植物であり鉱物でもあるという不思議な生き物。女の子にウケそうな可愛らしい外観もなかなか魅力的だ。
コビッツは,「
畑を耕す」「
コビッツの種を植える」「
収穫する」という3ステップで栽培(育成)することが可能。種を植えると勝手に成長し,一定時間が経過すると収穫できるようになる。
種さえ植えてしまえば,あとは放っておいても勝手に成長していくので,ちょっとした空き時間を利用してプレイできるのも特徴といえるだろう。
成長したコビッツは,野良コビッツとして農場のそこかしこに散らばっているので,拾い集めてエネルギーに変換しよう。このエネルギーを売却すればお金に換えることができるので,プレイヤーは,入手したお金を使って新たなコビッツの種を購入し,また栽培する……という流れを繰り返して農場を拡大していくのだ。
ちなみにコビッツの種は,様々なミッションをクリアすることでも入手可能。種の種類で見た目が異なるだけでなく,収穫時に得られるエネルギー量や売却時の金額も変化する。
このような流れでプレイヤーはコビッツを育てていくのだが,畑を耕したり種を植えたりといったアクションを行うには「
行動力」が必要。行動力は,時間が経過すると回復していき,レベルアップすると上限値が増える仕組みになっている。
ゲームが進むと徐々に行動力が増え,耕せる畑の数も増えてくる。こうなると手作業で耕作するのがちょっとめんどうになってくるかもしれない。そんなときは「
マシン」の出番。マシンを使うと畑を広範囲で一気に耕すことが可能で,生産性をぐっと上げられるのだ。
ただし,マシンを使用するにはエネルギーが必要になるほか,使用することで「
大気汚染度」が上昇してしまう点に注意したい。大気汚染度が高くなると,コビッツの収穫にかかる時間が延びてしまい,生産性が低下する。大気汚染度を下げるには,「
エアクリーナー」を使って大気を浄化すればオーケーだ。
このあたりのエコロジカルなシステムが,コビッツならではの特徴といえるだろう。また,毎日ランダムで提示されるミッションやガチャなど,ほかの農場経営シミュレーションゲームではあまり見られないゲーム性が取り入れられている点にも注目したい。この手のゲームをプレイしたことがない人はもちろん,今までにいろんな農場経営シミュレーションをプレイした人でも新鮮な気持ちで遊べるタイトルだ。