超人気FPSシリーズの最新作「Counter-Strike: Global Offense」のスクリーンショットをValveが多数公開

　テロリスト集団とカウンターテロリストチームによる飽くなき戦いを描いて，1999年のリリース以来，FPSでは不動の地位にあるCounter-Strikeシリーズ。その最新作「Counter-Strike: Global Offensive」（PC / PS3 / Xbox 360 / Mac）（以下，CS:GO）で，制作発表以来初めてとなるスクリーンショットが公式にリリースされた。また，先週シアトルで開催されていたPAX Primeではプレイアブル展示も行われており，ゲームについての詳細も徐々に明らかになっている。

　CSのリメイクとも言えるCS:GOには，「dust」「dust2」「aztec」「nuke」「inferno」「italy」，そして「office」という，シリーズでは人気の7マップに加え，Bomb/Defuseモード向けのマップが5つ，そしてHostage Rescue向けの新マップが2つの，合計14種のマップが用意される。
　また，ソーオフ・ショットガンやテイザーガン，そしてモロトフなど，8つの新たな武器も加わるなど，ファンにとっては申し分のないボリューム感と言えるだろう。


　コンシューマゲーム機でのリリースが発表されているCS:GOだが，注目すべきはクロスプラットフォームでの対戦もサポートするとアナウンスされていることである。現状では，SteamがサポートされていないXbox 360はともかく，PC，Mac，そしてPlayStation 3のプレイヤー間での対戦が行えることになる模様で，このあたりで話題性も高くなりそう。
　シリーズを知らないゲーマーにも広く楽しんでもらえるようにと，本作にはゲームの開始時点で好きな武器をどれでも無料購入できるオプションや，チャットを全プレイヤーにオープンにして敵の動きを予測しやすくしたCasualモードも搭載しているという。

　CS:GOは，2012年の第1四半期に，各プラットフォーム向けにダウンロードオンリーで発売される見込み。現在でも数々のゲームトーナメントに採用され，FPSジャンルでは大本命とも言える作品だけに，今後の続報にも注目しておこう。