ソニー・コンピュータエンタテインメントは本日(2011年12月8日),PlayStation Vita向けの格闘アクション
「リアリティーファイター」を
2012年2月23日に発売することを明らかにした。価格はPS Vitaカード版が3980円,ダウンロード版が3200円(いずれも税込)となっており,CEROのレーティングは「審査予定」だ。
リアリティーファイターは,AR(拡張現実)を使用した対戦格闘ゲーム。プレイヤーは,自分のキャラクターを選び,空手やボクシングなどさまざまなスタイルで戦わせることになる。背景は,あらかじめ用意されている場所を選んでもかまわないが,本作の最大の特徴は,Vita越しに見ている景色がそのまま格闘の舞台になるところだ。
掲載したスクリーンショットにもあるように,普通の街角やテーブルの上が,白熱の戦場になってしまうわけだ。戦いに熱中するあまり,キャラクターが画面の外に出てしまうこともあるが,Vitaをそちらに向ければ,ちゃんと見えてくるというから,まさにAR。
キャラクターメイキングでは,自分や他人の顔を撮影してそれを貼り付けることが可能になっており,ボディや衣装,アクセサリーなど,豊富に用意されたカスタマイズ機能を使って,顔は自分だが,すごいマッチョの格闘家などを作ることができる。おなじみの街角で,自分そっくりのキャラクターが戦うというのだから,まさにリアリティーファイター。
制作を担当したのは,スペインのデベロッパであるNovaramaで,Vitaのハイテク機能をさらっと使って,思わず笑っちゃうようなゲームに仕上げている。ゲームの中だけでいいからヒーローになってみたい,という人はお見逃しなく。