お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[CES 2015]Turtle Beach,DTS Headphone:X対応のXbox One専用ワイヤレスヘッドセット「Elite 800X」を2015年春に発売
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2015/01/07 17:41

イベント

[CES 2015]Turtle Beach,DTS Headphone:X対応のXbox One専用ワイヤレスヘッドセット「Elite 800X」を2015年春に発売

 北米のゲーマー向け周辺機器市場で大きなシェアを持つTurtle Beachが,Xbox One専用のワイヤレスヘッドセット「Elite 800X」を2015 International CESの会場で初公開した。

Xbox公式ライセンスを取得し,緑のラインが入ったElite 800X。写真で下に見えるのは充電台も兼ねたスタンドである
画像集 No.002のサムネイル画像 / [CES 2015]Turtle Beach,DTS Headphone:X対応のXbox One専用ワイヤレスヘッドセット「Elite 800X」を2015年春に発売

画像集 No.004のサムネイル画像 / [CES 2015]Turtle Beach,DTS Headphone:X対応のXbox One専用ワイヤレスヘッドセット「Elite 800X」を2015年春に発売
 Turtle Beach――当時はVoyetra Turtle Beach――がParametric Soundに買収されるという話は2014 International CESのタイミングで紹介しているが(関連記事),新生Turtle Beachは,最近になって,従来からある「Ear Force」ブランドとは別に,部門名そのままのTurtle Beachブランドでもヘッドセットの投入を始めている。新世代ハイエンドモデルとなるElite 800シリーズは,まさにそんなTurtle Beachブランドの新製品という位置づけだ。

完全に耳を包み込むほどの大きさはないものの,長時間使用しても,耳に何かが押し当てられているような感覚にはならない。ここはElite 800シリーズのメリットといえそうである
画像集 No.003のサムネイル画像 / [CES 2015]Turtle Beach,DTS Headphone:X対応のXbox One専用ワイヤレスヘッドセット「Elite 800X」を2015年春に発売
 さて,そんなElite 800Xだが,その基本的な仕様は,先にPlayStation 4およびPlayStation 3,そしてモバイルデバイス向けにリリースされた「Elite 800」と同じ。DTSが提唱するバーチャルサラウンドヘッドフォン技術「DTS Headphone:X」に対応するのが最大の特徴となっている。
 DTS Headphone:Xとはなんぞや,という話は,東京ゲームショウ2014のタイミングで榎本 涼氏がしているので,ぜひそちらを参照してほしいが,Elite 800では,そんなDTS Headphone:Xにアクティブノイズキャンセリング機能を組み合わせることで,騒がしい環境であっても,その音を気にすることなく,ゲームのサラウンドサウンドに没頭できるというのがウリだ。

 どういうわけか,ブースのデモで使われていたのは格闘ゲームの「Killer Instinct」だったため,サラウンド感はあまり分からなかったが,「イベント会場のブース」といった,大音量の音楽と雑踏により賑やかな環境下であっても,確かに騒音はほどんど気にならない。

 Turtle Beachのハイエンドモデルというと,機能満載というのが定番だが,今回も,ゲームキャラクターの囁きや,相手が放った銃声などを強調することで,聞き取りづらい音を聞きやすくする「Superhuman Hearing」(スーパーヒューマンヒアリング)など,“らしい”要素が詰め込まれている。

エンクロージャ部に操作系が用意されるElite 800X。ゲームサウンドと,チャット相手の音声は個別に調整できる。Bluetoothコントローラを内蔵しており,スマートフォンなどとペアリングしておけば,ヘッドセットを装着したまま受話することも可能だ
画像集 No.005のサムネイル画像 / [CES 2015]Turtle Beach,DTS Headphone:X対応のXbox One専用ワイヤレスヘッドセット「Elite 800X」を2015年春に発売

 もう1つ,マイクが本体に内蔵されているため,マイクブームが突き出ていないのもポイントだと,Turtle Beachはアピールしている。
 いわく,断線などといったマイクブームがらみの故障を回避できるだけでなく,「Kinect」を用いたビデオチャットや配信時に,プレイヤーの顔がマイクで隠れないため,しっかりと顔を撮影できるとのことだ。“顔出し”でのゲームプレイに抵抗がない,北米市場ならではの考えといえるかもしれない。

 なお,マイクには音量の変化をなだらかにするAGC(Auto Gain Control)機能が「Mic Monitoring」(マイクモニタリング)として実装されているため,勝利したときなどに思わず絶叫してしまったとしても,ビデオチャット相手や,配信ビデオ視聴者の気分を害することはないという。

画像集 No.006のサムネイル画像 / [CES 2015]Turtle Beach,DTS Headphone:X対応のXbox One専用ワイヤレスヘッドセット「Elite 800X」を2015年春に発売
 ワイヤレスということで気になるのはバッテリーだが,Elite 800Xは,1回のフル充電で10時間の連続使用が可能とのこと。マグネット式ドックの上に置くと,自動的に充電が始まるという,簡単な仕様が採用されているのもポイントだ。

画像集 No.007のサムネイル画像 / [CES 2015]Turtle Beach,DTS Headphone:X対応のXbox One専用ワイヤレスヘッドセット「Elite 800X」を2015年春に発売
 Elite 800Xは,2015年春に,249.99ドルで発売になる見込み。
 Turtle Beachは,2011年に日本市場への参入を発表したものの,残念ながらうまくいったとはいえず,今や国内でも購入できるショップは限られる状況になってしまった。そういう状況だけに,今回紹介したElite 800シリーズが,日本の法令に準拠したうえで国内発売になるというのは望み薄なのだが,北米市場では堅調であるだけに,もう一度,日本市場へ本腰を入れてほしいと思ってやまない。

Turtle Beach公式Webサイト

  • 関連タイトル:

    Turtle Beach,Ear Force

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月02日〜12月03日