紹介記事
日本での本格始動が待たれるネクソンの新作オンラインFPS「Shadow Company」を,開発元Doobic Game Studiosでプレイしてみた
また,本作の開発を行っている韓国のDoobic Game Studiosは,設立から10年間,FPS一筋にこだわり続けているというデベロッパで,過去に「Heat Project」「Combat Arms」といったFPSを手がけており,続く3作目となるのが,このShadow Companyとなる。
2012年4月下旬に韓国・ソウルで行われた「Nexon Developers Conference 2012」(NDC 2012)の取材に合わせて,Doobic Game Studios本社にてShadow Companyを見せてもらったので,本稿で紹介していこう。
近未来における企業間の争いをテーマにしたFPS
Shadow Companyの舞台となるのは,21世紀のそれほど遠くない未来。世界が金融危機に瀕する中で暗躍する,4つの巨大企業を軸にしたストーリーが展開されていく。
各企業は,とある天才科学者が生み出したとされる,画期的なエネルギー技術を独占しようと目論んでいる。このエネルギー技術があれば世界征服も可能なほどで,水面下では企業間による激しい争いが勃発しているのだ。
プレイヤーキャラクターは,そうした闇の企業(=Shadow Company)に雇われた“傭兵”となって,その争いに身を投じることになる。
Shadow Companyの特徴と言えるのは,各キャラクターが戦局を有利に進めるための「スキル」が数多く用意されていることだろう。
スキルは,マイキャラの基本能力を底上げする“パッシブスキル”と,ゲームプレイ中にゲージを貯めることで使える“アクティブスキル”(操作はVキー)に分けられる。これらのスキルは合計すると,現段階で50種類以上あり,今後まだまだ増えていくとのことだ。
【アクティブスキルの一例】
・無線でヘリコプターによる空爆を要請
・AI操作の固定砲台(タレット)を設置し,近くにいる敵を迎撃
・範囲内にいる敵のいる場所を,レーダー上に浮かび上がらせる
・自分の動きを真似る分身(ゴースト)を作り出し,敵を惑わせる
・マイキャラを一定時間,障害物などのオブジェクトに偽装
・指定した地点にクラスター爆撃
【パッシブスキルの一例】
・グレネードの威力を増大させる
・リロードに要する時間を短縮させる
・ダッシュの効果時間を延長させる
・スライディングの移動距離を伸ばす
本作におけるアクティブスキルに関しては,近未来チックな設定があり,これらは冒頭部で説明した“画期的なエネルギー技術”を利用しているのだという。
プレイヤーはゲームプレイを通じて,これらのスキルを一つずつアンロックしていく。また,スキルのレベルアップも可能で,この辺りはRPGのスキル習得システムに近い。
スキルの効果は大きいが,そうなると気になるのが,FPSにおける競技性との両立である。仮に,キャラクターのスペックだけで勝敗の大半が決してしまうと面白みがない。同社はその点に関して,慎重にバランスを調整しているという。
例えば戦場では,パッシブスキルを2種類,アクティブスキルを1種類しかセットできず,スキルのレベル差は多少存在するものの,極端なスペック差は付きにくくなっているという。また,クラスター爆弾のような強力なスキルは,クールタイムが長く設定されていたり,空爆に対する対空ミサイルなど,カウンター用のスキルが用意されていたりするとのこと。
ほかの企業に勝利しろ!
取材した3つのゲームモードを紹介
Shadow Companyのゲームモードは現在,4種類が用意されている。今回の取材では,3つのゲームモードに関してプレイできた。そのプレイの模様を直撮りしてきたので,あわせて紹介していこう。なお,ムービーの音声に関しては,都合によりカットしている。
【チームデスマッチ】
プレイヤーが2つのチームに分かれて目標のキル数を目指すという,FPSではお馴染みのゲームモード。参加人数は最大で12名vs.12名となっている。
【バトルスクァード】
4つの企業同士が争う,本作のストーリー設定を体現したゲームモード。1チームは最大6名で,合計24名が参加可能だ。
キル数を競うのはチームデスマッチと一緒だが,敵を倒してもいきなり死ぬことはなく,10秒程度“瀕死”の状態になる(※ヘッドショット時は即死)。瀕死のキャラクターはほふく前進程度しか行えないが,誰か味方が接近して「Fキー」を押すことで,蘇生して直ちに戦線に復帰できるのだ。逆に,敵が倒れているところに接近して「Fキー」を押すことで,踏みつけてトドメを刺せる。
キル数を気にしすぎると,思わず銃撃戦そっちのけで仲間を助けたり,敵を踏みつけたりするのに専念してしまいそうだ。
【ブラックマネー】
マップ内に「お金が入ったバッグ」が置かれていて,それを4つのチームが奪い合うというゲームモード。参加プレイヤーは,画面のどの方向にバッグがあるのか分かるようになっており,必然的に全プレイヤーが1か所に集まる格好となる。
このゲームモードで面白いのは,勝利条件にキル数は関係なく,お金が入ったバッグを確保し,カウントダウンが終わるまで守り続けたチームが勝利となるというところ。バッグを敵チームに奪われるとカウントがリセットされるため,いかに味方と連携してバッグを守りきるかが勝負の要となる。
シナリオベースで楽しめるミッション
企業内で地位が上がると“ヒーローキャラ”が使用可能に
このほかにもShadow Companyには,クライアントである企業から,さまざまなミッションが受注できるといった要素がある。さらに,所属する企業ごとに異なったキャンペーンが用意されており,マイキャラはミッションやキャンペーンを進めていくことで,企業内での地位が上がっていくという。
それによって企業固有の“ヒーローキャラクター”がアンロックされ,マイキャラとして使えようになるとのこと。ヒーローキャラクターには特化された能力があり,サバイバル特化のキャラクターや,味方キャラクターへのバフ/サポートが得意なキャラクターなどが存在するという。
サービススケジュールに関しては,韓国では現在クローズドβテストが行われており,2012年の夏に正式サービスの開始を予定しているとのこと。日本でのテスト開始時期などはまだ明らかになっていないが,2012年のサービス予定という点は変わっていないようなので,今後の情報に期待したい。
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