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「3DMark」のバージョン2.16.7117で「Sky Diver」と「API Overhead feature test」が削除される
なおUL Benchmarkでは,Sky Diverの代替となるテストとして,DirectX 12世代の統合型GPU向けテスト「Night Raid」や,Vulkan APIを用いたクロスプラットフォーム対応テスト「Wild Life」を推奨している。
本テストは,DirectX 11とDirectX 12,およびAMD独自のAPIである「Mantle」で,ドローコール処理方法の違いによるグラフィックス性能への影響を計測するもので,Vulkanの正式リリース後は,Mantleに変えてVulkanでテストを行うようになっていた。UL Benchmarkでは,ドローコール処理だけがAPI選択の基準ではなくなった現状を踏まえて,すでに役目を終えたと判断したそうである。
なお,Advanced EditionおよびProfessional Editionでは,これらのテストは「未サポートのテスト」という扱いになっており,「ベンチマーク」タブの検索機能で「未対応のテストを含める」のスイッチをオンにすると,テスト一覧に出てくるようになっている。そのため,どうしても削除されたテストを実行したいという場合は,この方法で一覧から該当するテストを追加インストールすることで実行できるわけだ。
ともあれ,両テストともによほどの理由がなければ改めて実行するようなものではなくなっているので,ゲーマーだけでなくハードウェアテストを必要とする人にとっても,実害を及ぼすことはなさそうである。
これも時代に合わせて変化を続ける3DMarkの一面を示すアップデートと言えようか。
新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
ついに,新世代「3DMark」が登場した。正式な発表は日本時間2013年2月5日3:00の予定だが,公式ミラーサイトには1時間前の掲載が許可されたので,インストーラをUpしつつ,新しい3DMarkの概要を紹介してみたい。「モバイルデバイス対応」が最大のウリながら,そのほかにも見どころは少なくない印象だ。
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