ダンジョンRPGの厳しさと面白さが再確認できる。「エルミナージュ ゴシック 〜ウルム・ザキールと闇の儀式〜」のプレイムービーを掲載

　スターフィッシュ・エスディが2012年5月24日に発売するPSP用ダンジョンRPG「エルミナージュ ゴシック 〜ウルム・ザキールと闇の儀式〜」は，自由度とやり込み度を重視した3DダンジョンRPGシリーズ「エルミナージュ」シリーズの最新作となる。


　ダンジョンRPGと言えば，中毒性の高いゲームが多いジャンルであり，ご存知「Wizardry」を元祖として数多くのシリーズが登場してきた。この「エルミナージュ」シリーズも，2008年に第一作がPlayStation 2でリリースされて以来，ダンジョンRPGファンから一定の支持を得ている人気作だ。

　最新作である“ゴシック”では，基本システムは従来のシリーズ作品を踏襲しつつ，より一層ストイックな世界観とゲーム性を追求しているという。実際にプレイした感触としても，いきなりゲームに放り込まれる感覚といい，序盤から骨太なダンジョンの探索，容赦ない宝箱の罠といい，まるで昔の洋モノRPGをプレイしているような気分になれたのは事実だ。
　今回4Gamerでは，そんな本作のプレイムービーを掲載したので，気になっている人はぜひ確認してみてほしい。


　昨今の親切丁寧なゲームに慣れたプレイヤーにとっては，本作のようなオールドスタイルのダンジョンRPGはハードルが高いかもしれない。しかしながら，危機を乗り越えてなんとか戦利品を持ち帰ったときの達成感や，パーティが強く育っていく充実感は，やはり確かなものであると再確認できた。近年のダンジョンRPGの中でも際立ってクラシカルなスタイルを貫く本作は，やり応えを求めるゲーマーにとって希少な存在と言えるだろう。

「エルミナージュ ゴシック 〜ウルム・ザキールと闇の儀式〜」公式サイト