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「円卓の生徒 The Eternal Legend」がいよいよ10月4日に発売。スペシャルゲストも迎えて行われた「EXP Channel」公開放送の模様をレポート
今回の公開放送では,円卓の生徒 The Eternal Legendのプロデューサーである千頭 元氏と同作ディレクターの安宅元也氏といったおなじみのお二人に加え,スペシャルゲストとして,ダンジョンRPGとは縁の深いベニー松山氏と忍者増田氏,さらにWindows版が9月28日に発売されたばかりの「ルートダブル Before Crime After Days」のディレクターである中澤 工氏が登場。挨拶もそこそこにビールで乾杯するなど,非常にユルい空気で進行していった。
まずは,間もなく発売となる円卓の生徒 The Eternal Legendを実際にプレイしたというゲスト陣からの応援のコメントが述べられた。
ベニー松山氏も本作をやり込んでいるらしく,「ルーミと仲良くなりたいのに,なぜかドワーフとばかり仲良くなる」と話して笑いをとりつつ,「僕も難しいものを作ってきたつもりだけど,現代(のタイトル)はさらに進化している」と感想を述べた。
学生時代にダンジョンRPGをやり込んでいたという中澤氏は,久しぶりにプレイしたこのジャンルの魅力を「当時ハマっていたときの懐かしさが入っていて,ノスタルジックな面白さがある」と述べる。また,忍者増田氏と同じように,初心者から上級者まで楽しめる間口の広さを高く評価した。
続いて,来場者からの質疑応答コーナーでは,「最初に触れたファンタジー作品は?」という質問を受けて,安宅氏や松山氏がゲームブックの「ソーサリー」シリーズを挙げるなどして盛り上がったり,「ルートダブルの製作にあたり,つくば市を実際にロケハンしたのか?」という質問に対して中澤氏がロケハン時のエピソードを披露したりといったトークが展開。
「ゲームを作るときに大切にしていることは?」という質問には,安宅氏が「Team Muramasaを作ったときから,“これを投げたらユーザーさんはどう取るだろう?”ということを想像して作るようにしている」と回答。中澤氏も,自身の経験から「自分たちが本当に面白いと思っているから,やってみてよ! という気持ちで作ったものは,プレイヤーも同じ気持ちで遊んでくださる」と,作り手の熱意の重要性を説いていた。
最後に,千頭氏が「円卓の生徒をすでに遊ばれている方も遊ばれていない方も,この機会に楽しんでいただければ嬉しいので,よろしくお願いします」と述べ,今回の公開放送を締めくくった。
放送はここで終了となったが,会場では来場者に向けて特別な“お土産”として,エクスペリエンスが現在開発中のPS Vita用新作タイトルの情報がお披露目された。正式発表前のため,本稿でも詳細は述べられないが,キャラクターメイキングや,ゲーム画面のごく一部を見ることができた。
特に,キャラクターメイキングについては多彩なグラフィックスパターンが用意されているようで,多くのプレイヤーのニーズに応えてくれそうな印象を受けた。今回来場できなかった人も,今後の情報公開に期待しよう。
なお,今回の放送では,視聴者向けのプレゼントとして,ポスターやWindows版ルートダブル,ベニー松山氏のサイン色紙,そしてPS Vitaなどのグッズが用意されていた。来場できなかったという人や,配信をリアルタイムで見逃したという人でも,「こちら」のページから応募が可能だ。応募に必要なキーワードはアーカイブの放送を見れば分かるのでぜひ見てみよう。
「円卓の生徒 The Eternal Legend」公式サイト
- 関連タイトル:
円卓の生徒 The Eternal Legend
- この記事のURL:
(C)2012 KADOKAWA GAMES / Experience
- 円卓の生徒 The Eternal Legend (2012年10月発売予定) 特典 オリジナルミニサウンドトラックCD付き
- ビデオゲーム
- 発売日:2012/10/04
- 価格:¥6,800円(Amazon) / 5207円(Yahoo)