「剣の街の異邦人」，一度しか入手できないユニークアイテムを“再取得”できる「キャッチ＆イート」やマルチエンディングの仕組みなどを紹介

　エクスペリエンスは，ダンジョンRPG「剣の街の異邦人 〜白の王宮〜」（Xbox 360 / PC）および「剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」（PS Vita）の最新情報を公開した。なお本作は，Xbox 360版が2014年6月5日，PC版が8月22日，PS Vita版が2014年度内に発売予定となっている。

　今回は，本作におけるマルチエンディングの仕組みとそれに関わる「神気スキル」，ユニークアイテムを選別するという「キャッチ＆イート」，そしてダンジョンで待ち受ける「血統種」2種類を紹介していこう。

「剣の街の異邦人」公式サイト

マリリス → 光の精霊神“フェニックス”

リウ → 中立の神“オブリス”

アルム → 闇の魔王“オル・オーマ”

　本作の舞台となる「エスカリオ」は，王宮騎士団/異邦人ギルド/メデル商会という3つの勢力によって統治されている。各勢力を代表する人物達はそれぞれ，神の代理としてこの地に降り立った「器を持つ者」であり，その身に「大いなる者の魂」を宿している。
　器を持つ者に「血統種」と呼ばれる魔物から入手できる「純血晶」を渡すことで，大いなる者の魂は徐々にその力を取り戻していく。3人のうちいずれかが力を完全に取り戻したとき，物語は結末へと向かうことになる。つまり，誰に純血晶を一番多く渡したかによって，エンディングが分岐するというわけだ。

　また，純血晶を器を持つ者に渡すと，その恩恵として以下のような「神気スキル」がバトルで使用できるようになる。なお，神気スキルはフローチャート式になっており，中には，3つの勢力のうちいずれか1つしか選べない排他式のものもあるため，すべてを習得することはできなくなっている。

	聖なる光： 精霊神の加護で、毎ターン傷ついた身体を癒す。 精霊の壁： 精霊神の力で楯を展開し、相手の魔法攻撃を和らげる。
	剣の絆： 絆の力で、凶悪なチャーム攻撃を跳ね返す。 天竜の翼： 竜の力をその身に宿し、先制攻撃を可能にする。
	魔人の鼓動： 魔王の力を取り込み、通常よりも強力な魔法を発動させる。 闇のヴェール： 魔王の力でパーティ全体を包み、遠距離からの攻撃を防ぐ。

　「キャッチ＆イート」は，一度しか入手できない「ユニークアイテム」の“選別”ができるというシステムだ。
　ダンジョンでまれに遭遇するミミックの長老“ムミック”にユニークアイテムを渡したあと，「待ち伏せ」を実行すると，そのアイテムを再び入手できるチャンスが生まれる。これによって，より高い付加効果を持ったユニークアイテムを狙えるのだ。なお，主人公のレベルが高いほど性能が高いアイテムを入手しやすくなるとのこと。


　最後に，プレイヤーをダンジョンで待ち受ける血統種から，「デュオバロック」「レインボー」を紹介しよう。

デュオバロック 攻守両面を司る2体のスプリガンを融合して作られた究極の魔法兵器。あらゆる耐性を備えており、隙らしい隙が見当たらない強敵である。

誰も訪れることのない迷宮で待ち受ける“デュオバロック”。強靭な肉体と複数回攻撃で死に追いやる強敵。

レインボー 長い年月を生き抜いて来た蜘蛛の女王。狩りのための毒の攻撃はもちろん、闇の血族としてオーマの波動すらも自在に操る。

迷宮の深部で待ち受ける血統種“レインボー”。血統種の中には、迷宮のBOSSとして立ち塞がるものも存在する。

「剣の街の異邦人」公式サイト