NTTドコモが運営するAndroidアプリ紹介サイト「
アプリ&レビュー」と4Gamer.netの共同企画「
Androidアプリレビュー」の第7回では,「
Drift Mania Championship」を紹介しよう。本作は,タイトル名から分かるかもしれないが,
ドリフトをモチーフにしたカーアクションゲームだ。
Google Play Storeでの販売価格は99円(税込)だ
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本作では,一般的なレースゲームと異なり,コースのクリアタイムではなく
ドリフトの華麗さを競うことになる。ドリフトを決めるたびに得点が加算されていき,一定以上のスコアを獲得できれば,新しいコースが登場したり,新しい車が利用できるようになったりする仕組みだ。制限時間内であればコースを何周してもいいというのも本作のポイントといえるだろう。
端末を左右に傾けることでコーナーリング,画面タップでアクセルやサイドブレーキなどの操作が行えるようになっており,アクセルはオプションメニューから「ボタンタイプ」と「バータイプ」の2種類が選択可能だ。ボタンタイプでは,タップしている間アクセルを踏み込み,バータイプでは,アクセルの踏み込み具合をバーで調節できるようなイメージとなる。好みに合わせて選んでも構わないが,バータイプのほうが微調整しやすい印象を受けた。
画面左下にあるのはサイドブレーキ。タップしている間はサイドブレーキを引いたドリフトが可能だ。なお,下向きの矢印をタップすると,車をバックさせられる。
左の画像がボタンタイプ,右の画像がバータイプ。バータイプは,ゲージでアクセルを微調整できる
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スマートフォン向けのレースゲームではよくある操作方法だが,ドリフトがモチーフとなっているせいか,本作ではとにかく車が滑りやすい。難度設定に関係なく,端末を少し傾けるだけでドリフトしてしまうため,操作にはある程度の慣れが必要となる。
うまくドリフトするコツは,端末を傾けすぎないことと,アクセルの操作を控えめにすることだが,最初は感覚が分からず,とにかく壁に激突しまくるかもしれない。そんなときは,練習モードで操作に慣れてから本格的にプレイするのがオススメだ。
なお,オプションメニューからは端末の傾き感度調節が行えるので,自分に合った設定を探してみるといいかもしれない。
コースのクリアタイムを競うのではなく,ドリフトがすべてという,一風変ったカーアクションゲームとなる本作。コースや車もそれぞれ10種類程度用意されており,オンラインのランキング機能も備えているので,やり込み要素も十分だ。
操作に慣れるまで,多少の練習が必要となるかもしれないが,きれいなドリフトでコーナーリングできるとかなり爽快なので,ぜひ試しにプレイしてみてほしい。無料版の「
Drift Mania Championship Lite」も用意されているので,気になる人は,まずこちらで試してみるといいだろう。