プレイレポート
[プレイレポ]「FFXIV: 黄金のレガシー」最新2ジョブをプレイ。ヴァイパーとピクトマンサーの手触りは?
ヴァイパーは2本の剣を持った近接DPSで,ピクトマンサーは筆とパレットを手に絵を描いて戦う遠隔魔法DPSだ。では,それぞれどういったスキルやアビリティがあるのか,ジョブ専用装備を含めて紹介しよう。
※このバージョンは最終調整前のものであり,リリース時には大きく変更される可能性があります。
●ヴァイパー
ヴァイパーは2本の剣を持ち,二刀流で戦う近接戦闘ジョブだ。二刀流と,2本の剣を1つに組み合わせて薙刀のように振る舞う合体剣という,2通りの戦い方を備えている点が最大の特徴となっている。
ヴァイパーの戦い方でカギとなるのが,「疾速」と「猛襲」という2つのバフと,「惨毒」というデバフだ。
疾速は,プロデューサーレターLIVEなどで“ヘイスト”と呼ばれていた効果で,自身のオートアタックの攻撃間隔とウェポンスキルおよび魔法のキャストタイムとリキャストタイムを15%短縮する。猛襲は与ダメを10%引き上げ,惨毒は自身からの与ダメを10%上昇させる。つまり,疾速で手数が増え,猛襲と惨毒で与えるダメージが大きく伸びるというわけだ。
そのため,これらのバフやデバフが切れないようにすることがポイントになるが,スキル回しを順序良く行うことで切れないようにできるので,実際のところバフやデバフの残り時間を凝視するといったことはほとんどない。
レベル100のジョブ専用装備はアイテムレベル690の「ヴァイパー・フード」や「ヴァイパー・コート」といったヴァイパーシリーズで,フードを目深にかぶり,武器は2本で一対を成す「サルガタナス」を背負っている。サルガタナスというと,「ファイナルファンタジーIX」(以下,FFIX)のジタンの武器の1つだが,FFIXでも2本の剣を柄の部分でつなげた合体剣の形をしていた。攻撃力は忍者と同じくDEXの影響が大きく,忍者と共通の装備も多いようだ。
アクションを見ると,二刀流の単体攻撃は「壱の牙【咬創】」や「壱の牙【惨毒】」のように●●の牙という表記になっている。一方で,合体剣は「壱の蛇【惨毒】」や「弐の蛇【猛襲】」のように●●の蛇でまとめられる。戦闘中は,使用したアクションによって自動で二刀流や合体剣に変化するため,どちらの状態で戦っているかをプレイヤーがとくに気にする必要はない。
範囲攻撃も同じで,二刀流は「壱の大牙【咬創】」,合体剣は「壱の大蛇【惨毒】」のように,牙や蛇が大牙や大蛇という表記になっている。
ヴァイパーのスキル回しで特徴的なのは,二刀流の壱の牙には【咬創】と【惨毒】,弐の牙には【猛襲】と【疾速】,参の牙には【側撃】と【側裂】,【背撃】と【背裂】のように,それぞれの牙に複数のスキルがあり,それらがコンボとしてつながっていく点だ。つまり,コンボルートは以下のようになる。
・壱の牙【咬創】→弐の牙【猛襲】→参の牙【側撃】
・壱の牙【咬創】→弐の牙【猛襲】→参の牙【側裂】
・壱の牙【咬創】→弐の牙【疾速】→参の牙【背裂】
・壱の牙【咬創】→弐の牙【疾速】→参の牙【背撃】
・壱の牙【惨毒】→弐の牙【猛襲】→参の牙【側撃】
・壱の牙【惨毒】→弐の牙【猛襲】→参の牙【側裂】
・壱の牙【惨毒】→弐の牙【疾速】→参の牙【背撃】
・壱の牙【惨毒】→弐の牙【疾速】→参の牙【背裂】
その数の多さに戸惑うかもしれないが,この中で重要となるのは先ほど挙げたバフの猛襲と疾速,それにデバフの惨毒である。つまり,最初のルートは壱の牙【惨毒】から始まり,弐の牙は猛襲か疾速かを状況に応じて選択,参の牙につなげる形となるだろう。
そして参の牙は,【側撃】で「鋭牙【背撃】」(参の牙【背撃】の威力が100上昇),【側裂】で「鋭牙【背裂】」(参の牙【背裂】の威力が100上がる)というバフが付く。これは【背撃】【背裂】も同様で,【側撃】【側裂】の威力上昇バフが付与される仕組みだ。
つまり,都合上これらを側撃コンボ,背撃コンボ,側裂コンボ,背裂コンボと呼ぶと,側撃→背撃→側裂→背裂→側撃の順番にコンボを回すことで,威力が100上昇するバフを漏らすことなく得られていくというわけだ。
非常にややこしく感じるかもしれないが,弐の牙と参の牙は,発動条件を満たした際に,壱の牙のアイコンがそれらに置き換わるので気にしなくてもいいし,アイコンがProc(強化状態のアクションを示している)しているので分かりやすく,それを選べば問題なくコンボは成立する。
また,側撃と側裂は敵の側面,背撃と背裂は敵の背面と,表記から察することができるように方向指定があり,その指定に沿った攻撃をした場合,それらの攻撃力が300から350へと高まるので,忘れないように気を付けたい。
さらに,参の牙のコンボが成功すると,単体攻撃の「蛇尾撃」というアビリティが使用可能となる。つまり,コンボの最後は蛇尾撃で〆るという形だ。
なお,範囲攻撃も同様に複数のコンボルートが存在するが,基本的には,上記ルートの「牙」が「大牙」に置き換わったものがそれだと思えばいい。参の大牙はそれぞれ【側撃】【背撃】が【乱撃】に,【側裂】【背裂】が【乱裂】になっており,攻撃力の上昇効果バフは50で範囲指定はなくなっている。また,範囲攻撃も参の大牙のコンボが成功すると,範囲攻撃のアビリティである「蛇尾閃」が使用可能となる。
以上が二刀流のコンボとなるが,合体剣には別のコンボも存在する。合体剣では「壱の蛇【惨毒】」から始まり,「弐の蛇【猛襲】」もしくは「弐の蛇【疾速】」,そして弐の蛇のもう一方のルートへとつなぐ形だ。
二刀流と同様に箇条書きにすると以下のようになる。
・壱の蛇【惨毒】→弐の蛇【猛襲】→弐の蛇【疾速】
・壱の蛇【惨毒】→弐の蛇【疾速】→弐の蛇【猛襲】
つまり,【猛襲】と【疾速】のどちらを先にするかだけなのだが,【猛襲】は単体攻撃のアビリティ「双牙連撃」の威力を100上昇させる「双鋭牙【連撃】」というバフが,【疾速】は単体攻撃のアビリティ「双牙乱撃」の威力を100上昇させる「双鋭牙【乱撃】」というバフが,それぞれ付く。
双牙連撃では双鋭牙【乱撃】が,双牙乱撃では双鋭牙【連撃】が付く仕組みなので,これらを含めたコンボは実際には以下のようになる。
・壱の蛇【惨毒】→弐の蛇【猛襲】→双牙連撃→双牙乱撃→弐の蛇【疾速】→双牙乱撃→双牙連撃
・壱の蛇【惨毒】→弐の蛇【疾速】→双牙乱撃→双牙連撃→弐の蛇【猛襲】→双牙連撃→双牙乱撃
つまり,【猛襲】と【疾速】の間に双牙連撃と双牙乱撃の2つのアビリティを挟む仕組みで,その順序は【猛襲】と【疾速】をどちらを先にしたかで変わってくるというわけだ。また,こちらも双牙連撃は「双牙連術」が,双牙乱撃は「双牙乱術」が,それぞれ発動条件を満たした際に変化する。
また,合体剣の範囲攻撃は壱の蛇【惨毒】の代わりに「壱の大蛇【惨毒】」を,弐の蛇【猛襲】の代わりに「弐の大蛇【猛襲】」,弐の蛇【疾速】の代わりに「弐の大蛇【疾速】」をそれぞれ使用するだけでコンボルートは単体攻撃の場合と同様だ。
弐の大蛇の間に挟む2つのアビリティも,範囲攻撃の場合は双牙連撃の代わりに範囲攻撃のアビリティ「双牙連閃」を,双牙乱撃の代わりに範囲攻撃のアビリティ「双牙乱閃」を使用する。
このように見ていくと,二刀流を使わずに合体剣だけでいいのでは? と思うかもしれないが,実は壱の蛇【惨毒】や壱の大蛇【惨毒】はチャージアクションで,チャージタイムは40秒と長い。チャージ数は2あるのだが,それでも使用できない時間があるので,その間に壱の牙や壱の大牙から始まるコンボルートを回すことになる。
さらに,ヴァイパーはジョブHUDに霊力と霊力ゲージがあり,霊力ゲージを50溜めることで「祖霊降ろし」というスキルが実行可能となる。
祖霊降ろしは,威力600の範囲攻撃だが,同時に霊力を5スタック付与する。この霊力を使って範囲攻撃スキルの「祖霊の牙【壱】」「祖霊の牙【弐】」「祖霊の牙【参】」「祖霊の牙【肆】」と続けることができる。さらに祖霊の牙【壱】のあとに「祖霊の蛇【壱】」,祖霊の牙【弐】のあとに「祖霊の蛇【弐】」,続けて【参】【肆】というようにアビリティを実行でき,最後に強力な範囲攻撃のスキル「祖霊の大蛇牙」で〆る。
要は霊力を使って4つの牙を発動させ,そのあいだにアビリティの蛇を挟む。最後の霊力で大蛇牙(途中で使うと祖霊下ろしの効果が切れる)でトドメを決めるというわけだ。文字にすると分かりづらいが,これもコンボルートを紹介すると,以下のようになる。
・祖霊降ろし→祖霊の牙【壱】→祖霊の蛇【壱】→祖霊の牙【弐】→祖霊の蛇【弐】→祖霊の牙【参】→祖霊の蛇【参】→祖霊の牙【肆】→祖霊の蛇【肆】→祖霊の大蛇牙
ヴァイパーはこのコンボをバーストに合わせる形になるが,俗に2分アビと呼ばれるものとして「蛇の霊気」が用意され,これを使うことで祖霊降ろしがすぐに実行可能となるので,戦闘開始時のバーストも心配ない。
なお,これらのコンボも発動条件を満たしたときに,アイコンが次々と置き換わっていくので,クロスホットバーの枠が足りなくなる心配はない。紹介では,かなり多くのスキルやアビリティを実行しているように思えるので,非常に忙しい印象を受けるかもしれないが,この置き換わりやProcの点灯によって分かりやすいので操作はあまり難しくなく,むしろラッシュの爽快感がかなり得られる印象だ。
また,蛇の霊気を使うと同時に「飛蛇の魂」というバフが付き,範囲攻撃ウェポンスキルの「飛蛇の尾」を撃てるようになる。ここからさらに,範囲攻撃アビリティ「飛蛇連尾撃」→「飛蛇乱尾撃」とそれぞれの攻撃力が強化されるバフが付与されるコンボルートが実行可能になる。なお,飛蛇の魂は壱の蛇(大蛇)の発動時にも付与されるので,うまくコンボに絡めたいところだ。
このほか,遠隔攻撃スキルの「飛蛇の牙」や,20m以内の敵またはパーティメンバー1人を対象に素早く移動する「蛇行」というアビリティも用意されている。なお,3段階目のリミットブレイクはほかの近接ジョブと同様に単体攻撃で,蛇が登るエフェクトと共に大ダメージを切りつける「大地喰らう蛇」だ。
●ピクトマンサー
ピクトマンサーは,筆を持ち「絵素」を描き,それを具現化することで戦闘を行う遠隔魔法DPSだ。絵素の具現化以外にも,「色魔法」と呼ばれる魔法を直接詠唱できる。さらに,ストックして好きなタイミングで発動できる「ホワイトペイント」や,「パレットゲージ」を溜めて発動させるアビリティもあり,戦闘方法はただ魔法を撃つだけでなく,かなり多彩な印象だ。
レベル100のジョブ専用防具は,アイテムレベル690の「ピクトマンサー・ターバン」や「ピクトマンサー・ボレロ」といったピクトマンサーシリーズで,その外観は「ファイナルファンタジーVI」(以下,FFVI)に登場したリルムをどこか彷彿とさせる。右手に持つ武器も「天使の筆」で,これもリルムの専用としてFFVI(※ゲームボーイアドバンス版やピクセルリマスター版など)に登場したものだ。また,左手にはパレットを持っている。
ピクトマンサーのジョブHUDは,3枚のキャンバスと,1つのパレットで構成される。キャンバスは左から順に「アニマルキャンバス」「ウェポンキャンバス」「スケープキャンバス」となっており,それぞれアニマル,ウェポン,スケープの絵素を描き,パレットにはホワイトペイントやパレットゲージが溜まるようになっている。パレットゲージは,増えていくとカラフルな色になり,ジョブHUDだけ見てもかなり彩りが豊かだ。
色魔法には「レッドファイア」があり,使うと「色魔法2実行可」が付与され,「グリーンエアロ」が実行できるという仕組みだ。同様にグリーンエアロで「色魔法3実行可」が付き,「ブルーウォータ」を実行できる。
グリーンエアロはレッドファイアのアイコンが,ブルーウォータはグリーンエアロが,発動条件を満たすとそれぞれ置き換わるため,プレイヤーからするとホットバーのレッドファイアの箇所を3回続けて実行するだけで,レッドファイア→グリーンエアロ→ブルーウォータといった一連の流れが完結する。
範囲魔法攻撃としては「レッドファイラ」「グリーンエアロラ」「ブルーウォタラ」が用意され,順番に実行していく仕組みはレッドファイアから始まる単体魔法の場合と同じだ。
なお,ブルーウォータもしくはブルーウォタラを実行すると,パレットゲージが25上昇し,ホワイトペイントが1つ付与される。イメージ的には,赤・緑・青といった光の三原色を混ぜたら白になったという感じだろうか。
ホワイトペイントは,1つ消費して無属性範囲魔法の「ホワイトホーリー」を実行でき,ホワイトペイントは最大で5つまでストック可能だ。また,パレットゲージが50以上の場合,50を消費して「サブトラクティブパレット」というアビリティが実行できる。このサブトラクティブパレットを使うと,「サブトラクティブパレット」と「色調反転」のバフが付与される。
前者は効果中に,威力700の「シアンブリザド」から威力740の「イエローストーン」,威力780の「マゼンタサンダー」と続いて詠唱できるというもの。レッドファイアから続く一連の魔法が,それぞれ威力400,440,480であるのと比べると,かなり強力になっていることが分かる。なお,このアクションもアイコンが変化していくのは同じだ。
範囲魔法も同様に,「シアンブリザラ」「イエローストンラ」「マゼンタサンダラ」が用意されており,レッドファイラから始まる魔法に比べて強力となっている。通常時の赤・緑・青のRGBから,サブトラクティブパレットでCMYKのシアン・マゼンタ・イエローに変化するというイメージなのだろう。
さて,CMYKときてK,黒がないのではとなるが,こちらは後者の色調反転の効果で,ホワイトペイントが1スタックのみ「ブラックペイント」に変化する。このブラックペイントを消費して無属性範囲魔法の「ブラックコメット」が実行可能だ。
こちらも,ホワイトホーリーが威力480であるのに対して,ブラックコメットが威力780と強力になっている。また,ブラックコメットは色調反転の効果中であればいつでも実行可能で,色調反転はブラックコメットを実行しない限り切れないので,一度変化させてしまえば好きなタイミングで撃てるので使いやすい。
絵素の描き方だが,アニマルは「ピクトアニマル」,ウェポンは「ピクトウェポン」,スケープは「ピクトスケープ」という魔法で行う。魔法なのでピクトマンサーシリーズ装備時に2.92秒のキャストタイムが存在するが,非戦闘時はキャストタイムがなく,戦闘時でも迅速魔を使用してキャストタイムをなしにできる。したがって,戦闘前に各絵素をあらかじめ描いておくことになるだろう。
このうちピクトアニマルは特殊,かつやや複雑などで詳しく紹介していこう。まず,「イマジンアニマル」というアビリティで具現化して攻撃を行うのだが,最初の「ピクトポンポン」をスタートとして,具現化するたびに描ける絵素が「ピクトウィング」→「ピクトクロー」→「ピクトファング」のように変化していく。このイマジンアニマルは射程25mのインスタントアビリティなので,絵素の具現化に詠唱も発生しない。
なお,イマジンアニマルのアイコンは,それぞれ描いた絵によって「イマジンポンポン」「イマジンウィング」「イマジンクロー」「イマジンファング」に置き換わるので,それぞれのアイコンを意識する必要はほとんどない。
さらに各イマジンアニマルは,実行するとそれぞれのアニマルシンボルがジョブHUDに付与される。ピクトポンポンとピクトウィングのシンボルが揃うと「モーグリシンボル」が付与され,「モーグリストリーム」という前方直線範囲攻撃アビリティが実行可能となる。そして,ピクトポンポン,ピクトウィング,ピクトクロー,ピクトファングのすべてのアニマルシンボルが揃うと「マディーンシンボル」がモーグリシンボルと同じように付与され,「マディーンレトリビューション」という威力1300の前方直線範囲攻撃アビリティが実行できる。
つまり,一連の流れをまとめると,以下のようになる。
・ピクトポンポン→イマジンポンポン→ピクトウィング→イマジンウィング→モーグリストリーム→ピクトクロー→イマジンクロー→ピクトファング→イマジンファング→マディーンレトリビューション
なお,イマジンポンポンを始めとしたイマジンアニマルは,レベル96でチャージ数が3のアビリティとなっており,矢継ぎ早にすべてを実行することはできない。そこで,チャージタイムの間に先ほど挙げた色魔法や,ピクトウェポン,ピクトスケープを挟んでいくことになる。
ピクトウェポンはウェポンキャンバスに武器の絵素を描き,それを「イマジンウェポン」で具現化して攻撃する。レベル50でハンマーの絵素を描く「ピクトハンマー」が修得でき,それを「イマジンハンマー」で具現化。レベル86の段階で無属性範囲魔法の「ハンマースタンプ」→「ハンマーブラッシュ」→「ハンマーポリッシュ」というコンボをつなげられる。これらのコンボは,射程が25mでキャストタイムがないため,状況に応じた使い勝手はかなりいいだろう。
そしてピクトスケープは,スケープキャンバスにスケープ(景色)の絵素を描き,「イマジンスケープ」で具現化するというもの。実際にはピクトスケープをホットバーに設定すると「ピクトスカイ」に,イマジンスケープは「イマジンスケープ」にアイコンが置き換わるので,後者で覚えておけばいいだろう。
このイマジンスカイは少々特殊で,使用するとサブトラクティブパレット実行可と5スタックの「インスタレーション」,「スタープリズム」実行可を同時に付与する。
サブトラクティブパレットは前述したとおりだが,インスタレーションはイマジンスカイの効果範囲内(ゲームでの表記は「空間アートの範囲内」)であれば,自身の色魔法およびスタープリズムのキャストタイムとリキャストタイムを25%短縮させる。この状態でこれらの魔法を実行すると,インスタレーションのスタックが減っていき,0になると「レインボードリップ効果アップ」が付与される。
レインボードリップというのは,威力900の前方直線範囲魔法で,追加効果によってホワイトペイントが付与される魔法だ。この魔法を使うときにレインボードリップ効果アップが付与されているとリキャストタイムが短縮され,さらに詠唱時間なしで撃てる。
そして,スタープリズムは威力1300の無属性範囲魔法で,同時に攻撃対象の周囲にいるパーティメンバーのHPを回復する追加効果(回復力:400)もある。
イマジンスカイは,リキャストタイムが2分間のいわゆる2分アビなので,バースト時はこのイマジンスカイを軸にしたスキル回しになるのだろう。
そこで,戦闘開幕時のバースト用スキル回しに一例を考えてみると,以下のようになるのではないだろうか。
・ピクトスカイ→イマジンスカイ→スタープリズム→シアンブリザド→イエローストーン→マゼンタサンダー→ブラックコメット→レインボードリップ
そのほか,最大HPの20%のバリアを自身に張る「テンペラコート」や,そのテンペラコート中に実行可能な「テンペラグラッサ」というアビリティも用意されている。
このテンペラグラッサは,自身と周囲のパーティメンバーに最大HPの10%のバリアを張るというもので,敵の範囲攻撃に合わせることでかなり重宝するだろう。さらに,「スマッジ」という15m前方に素早く移動するアビリティもある。
なお,3段階目のリミットブレイクは,ほかのキャスターと同様にグラウンドターゲットで使用する広範囲魔法で,名前は「クロマチックファンタジー」だ。そのエフェクトは煌びやかな蝶が舞う非常に印象的なものとなっている。
[インタビュー]「FFXIV: 黄金のレガシー」のリリース間近。吉田直樹氏に新ジョブや新フィールドなどのコンセプトなどを聞いた
スクウェア・エニックスは,MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」を7月2日にリリースする。その発売を前に,恒例のメディアツアーが5月に実施され,プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏に話を聞くことができた。
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拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」,南米を思わせる新エリアを一足お先に体験。船に乗り濁流を上っていく新IDも
MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の拡張パッケージ「黄金のレガシー」が,2024年7月2日にリリースされる。新たな冒険の地となる「トラル大陸」から,首都「トライヨラ」とフィールドの「コザマル・カ」「オルコ・パチャ」,新インスタンスダンジョン(ID)を紹介しよう。
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[プレイレポ]「FFXIV: 黄金のレガシー」で既存のタンクとヒーラーは何が変わったのか。計8ジョブの調整点をチェック
MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」では,新ジョブ「ヴァイパー」や「ピクトマンサー」が追加されるほか,既存のジョブのアクションにもさまざまな調整が施される。本稿では,既存のタンクとヒーラー計8つのジョブについて,調整された箇所を紹介しよう。
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[プレイレポ]「FFXIV: 黄金のレガシー」の既存DPSをチェック。計11ジョブの調整点は?
MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」では,新ジョブ「ヴァイパー」や「ピクトマンサー」が追加されるほか,既存のジョブのアクションにもさまざまな調整が行われている。本稿では近接物理DPSと遠隔物理DPS,それに遠隔魔法DPSの計11ジョブについて詳しく見ていこう。
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