Bohemia Interactiveは,製品の発売から1年が経過したスタンドアロン版
「DayZ」のアップデート
「v1.06」を実施し,合わせて公式DLCの第1弾となる
「Livonia」の配信を開始した。Steamでの価格は1600円(税込)で,インタフェースや字幕は日本語にも対応している。
DLCは,新たな土地
リヴォニアに
最大60人のプレイヤーが集い,ゾンビ化した感染者と戦ったり,ほかの生存者と協力したりしながら,サバイバルを繰り広げていくという内容だ。ちなみに,舞台となるリヴォニアは,同社の
「Arma 3」の拡張パック
「Contact」にも登場した架空の土地で,広大な自然が広がるポーランド南部をベースに,大自然の中に廃墟となった家屋や都市が点在する,163平方kmにもおよぶ広大なマップになっており,探索するだけでも何時間もかかりそうだ。
また,自然環境にもスポットライトが当てられており,プレイヤーは植物の採取や動物の狩り,魚釣りなどが行える。広大な森林や花が咲き乱れる草原だけでなく,穏やかな湖やよどんだ沼地,曲がりくねった河川も用意されており,シカやウサギを狩るための道具を制作したり,狩りのノウハウを身につけなければならない。
季節としては晩夏が設定されているようで,
雷を伴う大雨も頻繁に降り,体力が低下したり狩猟や採取が困難になるなど,サバイバル生活に大きな影響を与えるという。
なお,公開された
パッチノートにもあるように,野生動物や釣りの要素,新武器などはアップデート「v1.06」で導入されており,これまでの舞台であるチェルナルスにも適応される。また,海外で配信されているPS4/Xbox One版「DayZ」でも,アップデートの実施およびDLCの配信が始まっているとのことだ。