局地的（？）ブームを巻き起こした「貝がらブラッコ」スマホゲーム化！　「貝がらブラッコ 貝をやく2」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第185回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　「ブラブラコッコ ブラコッコ」という歌詞から始まる，強烈な電波ソングを歌う謎のキャラクター集団「貝がらブラッコ」をご存じだろうか。この貝がらブラッコたちは，広島ホームテレビと愛媛朝日テレビ，秋田放送が手を組んで始めた「ユニキャラプロジェクト」の一環として制作されたもの。愛らしい表情をしたラッコたちが文字通り貝がらをブラに見立てて装着しており，そのシュールな外見は思わず目を惹く。
　だがそれだけでなく，この貝がらブラッコたちは実際に広島などのテレビ天気予報に登場し，予報の流れるバックで奇妙な歌とダンスを繰り広げているのだ。そのインパクト大な映像と歌が大いに話題を呼び，あまりに貝がらブラッコたちが目立ちすぎるせいで天気予報がまったく目に入らないということも相まって，地元だけでなくネットを中心に，極局地的ではあるが盛り上がっている。

ブラッコの映像制作，そしてこのゲーム開発を担当したDLEは，あの「秘密結社 鷹の爪」でお馴染みの会社

「貝がらブラッコ 貝をやく2」公式サイト

「貝がらブラッコ 貝をやく2」公式サイト

　さて，そんなゆるキャラにしてユニキャラな貝がらブラッコたちだが，すでにゲームの世界にまで活躍の場を広げている。先にフィーチャーフォン向けゲーム「貝がらブラッコ 貝をやく」がリリースされており，そのスマートフォン版となるのが，本日紹介する「貝がらブラッコ 貝をやく2」だ。

　ゲームを開始すると，炭火網の上に乗った「貝」が表示されるので，これをタップ。すると貝が跳ねて別の場所へ転がっていく。再びタップするとまた貝が跳ねるので，追いかけてタップ……というのをただひたすら繰り返していくのが，本作のルールだ。画面左上にはランク，右上には制限時間が表示されているので，この制限時間内にどれだけタップできるか，どれだけランクを上げられるかが基本的な遊び方となるだろう。


　貝をタップすると，ランクのゲージが少しだけ上昇するので，これを繰り返してランクを上げていく。貝を連続してタップすればコンボとなり，ヒット数が表示される。コンボ中はゲージの上がりが大幅に増えるので，なるべくコンボを絶やさずタップしていくといいだろう。なお，貝をタップしていると宝石が現れることがある。宝石をゲットすればランクゲージが上がるので，隙を見て獲得しておきたいが，基本的にはコンボによる上昇率のほうが高いため，余裕がないときは無視して構わないだろう。

優先順位は宝石よりもコンボ。どうしても宝石が欲しい場合は，コンボのあいだに素早く拾っていこう

　制限時間がゼロになるとゲーム終了。コンボ数やランクに応じてポイントがもらえるほか，コレクションアイテムを獲得できる。このコレクションアイテムは図鑑に記録され，一度手に入れたものはいつでも確認可能だ。ゲーム終了時にランクが高いほど，レアなアイテムがもらえやすいので，つねに高ランク目指してプレイするといい。なお，ランクはEから始まり，最高でSSSまで上がる。当然ながらSSSはレアなアイテムの期待値も高くなる。

ゲームを続けていると網が焦げていき，レアなアイテムが出づらくなる。「お店」で網を購入し，すぐに交換しよう

　貝はラグビーボールのように不規則な軌道で跳ねるため，最初はなかなかコンボが続かないかもしれないが，慣れてくるとスムーズにタップできるようになるはず。ゲーム開始から30コンボあたりでSSSランクに突入できるので，目安にしてほしい。
　ただし，貝をタップしたときにランダムで真っ赤な状態になることがある。このときにタップするとブラッコがやけどしてしまい，タイムロスに。貝が真っ赤になったときは，画面下の七輪をタップしてひっくり返す必要があるので，うまく切り替えていこう。七輪タップでもコンボは継続するので，焦らずタップすることが大事だ。

これが真っ赤な状態になった貝。タップするとブラッコの悲痛な表情が……

　溜まったポイントは「お店」で使うことができ，新たな貝や炭，さまざまな恩恵を受けられる「スペシャルアイテム」といったものを購入できる。網もここで購入できるので，こまめに覗くといいだろう。

お店で貝や炭をどんどんカスタマイズしていこう。なお，左側に表示されている女の子“擬人ブラッコ”は，なんとあの初音ミクで有名なKEI氏による描き下ろし！

　よくよく考えるとブラッコたちがほとんど活躍していないのは気になるが，貝の跳ね方が不規則で意外とタップが難しく，なかなか熱中できてしまう本作。貝がらブラッコにハマったという方も，これからハマる方も，ぜひとも楽しんでもらいたい。なお，ブラッコシリーズはほかにも「花がらブラッコ」や「きぐるみブラッコ」といったものもあるので，ブラッコフリークはこちらも要チェック！

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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