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「色覚異常シミュレーター for Unity」登場。色弱者へ配慮した調整が容易に
色覚異常シミュレーター for Unity | |||
配信元 | ガルチ | 配信日 | 2014/06/19 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
〜日本全体300万人、世界全体2億人の色弱者の方が、快適にゲームやアプリが楽しめるように配慮した色のバランス調整が容易に〜
株式会社ガルチ(本社:東京都千代田区、代表取締役:茶谷 修)は、ゲームエンジンUnity向けに「色覚異常シミュレーター for Unity」を開発いたしました。
本シミュレーターはUnityを利用した開発環境下において、色覚異常の色の感覚量を体感することを目的として開発されたものです。
開発者側が本シミュレーターを利用して実際に色の体感をしながら開発を行うことにより、これまでは画面が見えにくい、見えづらいといった理由でゲームを楽しめなかった、日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体では300万人、フランスでは男性6人に1人、世界全体では2億人を超えるとされる色弱者の方が、快適にゲームやアプリが楽しめるように配慮した色のバランス調整が容易となります。
本シミュレーターは、Unityアセットストア(https://www.assetstore.unity3d.com/jp/)よりオープンソースプログラムとして無料にて配布をいたします。
【概要】
現在、世界中でスマートフォン、タブレットの所持率は増え続け、それに伴いスマートフォンやタブレット向けのアプリやゲームの開発も活発に行われています。
しかし、残念なことに色弱者の方にとっては使いやすいものばかりではありませんでした。
株式会社ガルチではこの現状を打破するべく、これまでに家庭用ゲーム開発で得た技術を用いてUnity専用の色覚異常シミュレーターを開発いたしました。
【機能】
本機能は、Unityを用いたゲーム開発の場において、開発側がすばやくユニバーサルデザインに配慮したゲームのインターフェイスデザインを実現するために作られました。
一般色覚、P型色覚(Protanope)、D型色覚(Deuteranope)での色の見え方を再現し、これによりこれまでに気づきにくかった部分での色の配慮が実現しやすいものとなります。
【カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)検証済み】
「色覚異常シミュレーター for Unity」は、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の協力により、提供された資料を元にシミュレーションの構築・開発を行いました。発色、精度の検証を行い、高い評価を得ております。検証結果は以下の通りです。
「Unity」公式サイト
ガルチ公式サイト
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Unity
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