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印刷2014/02/17 19:33

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「コール オブ デューティ ゴースト」プレイヤーの頂点が決定! 「ニコニコゲームマスター × コール オブ デューティ ゴースト」本戦をレポート

 2014年2月15日,東京・六本木にあるニコファーレにて,「ニコニコゲームマスター × コール オブ デューティ ゴースト」の本戦が開催された。
 「ニコニコゲームマスター」とは,ドワンゴおよびニワンゴによる応募者参加型の大会で,これまでに「不思議のダンジョン2 風来のシレン」「コール オブ デューティ ブラックオプスII」PC/PS3/Xbox 360),「Minecraft」,「地球防衛軍4」PS3/Xbox 360)といったタイトルで熱い戦いが繰り広げられてきた。今回選出されたタイトルは,スクウェア・エニックスから発売中のFPS「コール オブ デューティ ゴースト」PC/PS3/Xbox 360/Wii U,大会ではPS3版を使用)となる。

 事前に行われたWEB予選では,個人部門で243名のプレイヤー,団体部門で54組のチームが参加。その中で,優秀な成績を残した個人部門代表の24名,団体部門代表の4チーム(各チーム4名)が本戦への切符を手に入れている。本稿では,本戦の模様をレポートしていこう。

会場となった六本木・ニコファーレ
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左から,アシスタントMCのちゃーはんさん,MCの茸さん,解説のFB777さん,猫マグロさん
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スクウェア・エニックスから,「コール オブ デューティ ゴースト」ローカライズプロデューサーの塩見卓也氏(中央)も登場
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チーム戦,個人戦すべてのプレイヤーが勢揃いしたオープニング
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前回優勝(Call of Duty: Black Ops II)のア(ト)ム選手も登場して会場を盛り上げた


■チーム部門

チーム部門は「チームデスマッチ」で争われた
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 大会はまず,チーム部門からスタート。ゲームモード「チームデスマッチ」による4対4の形式で行われた。準決勝は,タイムリミット10分,スコアリミットは75キル。決勝は,タイムリミット15分,スコアリミットは100キルのルールとなる。各ブロックの勝利チームが,決勝戦への切符を手にするのだ。

 準決第一回戦は,ボンバーマン(ゴースト) 対 らふぃん(連邦軍)で,マップは「Sovereign」だ。試合は,どの選手もほとんど動かず,慎重に相手の出方を待つ作戦に徹していた。「下手に動けば即死亡」という圧倒的な緊張感の中,時間だけがどんどん経過し,大きな動きのないままタイムリミットに。ついに銃声が響かぬまま10分が過ぎてしまい,試合はドローとなってしまった。
 再試合では,お互いのチームにCPU(レギュラー)を1体入れてのスタートとなった。先ほどとは違い,自分達がずっと待っていたらCPUがやられてしまうという状況が発生するため,いやがおうでも動かざるを得ない。すると,先ほどの静けさが嘘だったかのように弾丸が飛び交う,まさに戦場といった模様を呈していった。そして一進一退の接戦が続く中,見事らふぃんが勝利した。

準決勝第一試合の様子
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インタビューでは,らふぃんのメンバーが,それぞれ試合の感想や勝利の喜びなどを語り,残念ながら敗北としまったボンバーマンのメンバーは「またリベンジします!」と闘志を燃やしていた
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 準決勝第二回戦は,TOYASIGEKI(ゴースト) 対 ザ・寄せ集め(連邦軍)で,マップは同じく「Sovereign」だ。
 しかし,ここでアクシデントが発生。なんと大雪の影響で,ザ・寄せ集めのメンバーが1人遅れており,3人 対 4人で戦うことになってしまう。それでも,ザ・寄せ集めは人数差を物ともせず,試合をほぼ互角の展開に進める。どちらが勝つか分からない状況が続く中,「Sabotage」(プレイ画面が30秒間煙に覆われる)が発動すると,が徐々に形勢がザ・寄せ集めへと傾き,最後には勝利をつかみ取った。

準決勝第二回戦の様子
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ザ・寄せ集めの勝利者インタビュー
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 決勝戦のカードは,らふぃん 対 ザ・寄せ集めで,マップは「Strikezone」が選ばれた。「(優勝賞品の)PS4欲しいんで,勝ちたいです!」「ここまで来たし,負けたら男じゃないでしょう」「とにかく楽しみたいと思います」と,各チームが試合への意気込みを語り,いよいよ戦いの火蓋が切って落とされた。
 バトルは,初っぱなから,らふぃんの猛攻撃が展開され,ザ・寄せ集めのメンバー数人が倒されてしまうという激しい展開に。ザ・寄せ集めも必死に攻めるが,ポイントを覆すまでには至らず,そのまま終了。らふぃんが見事優勝となった。

決勝ということもあり,一瞬たりとも目が離せない展開の連続。会場のボルテージも最高潮に達していた。ちなみに,ザ・寄せ集めは,決勝の間際で遅れていたメンバーが到着するという劇的な一幕も
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優勝賞品のPlayStation 4(目録)を,塩見氏から受け取るらふぃんチーム。「練習してきて本当に良かったです!」「優勝出来ました。応援してくれた皆さん,ありがとう!」「マジ嬉しいです。結果が出せて良かったです」と,それぞれコメントしていた
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■個人部門


 続いては個人戦だ。個人部門のルールは,自分以外が全員敵というゲームモード「フリーフォーオール」が採用され,準決勝のマップは,第一回戦がStrikezone,第二回戦がOctane,第三回戦がSovereignとなっていた。

 準決勝は全部で3試合行われ,それぞれのブロックの1位と2位,そして各試合で3位だったプレイヤーの中で,最もポイントの多かった1名が決勝へと進出できる。タイムリミットは10分で,スコアリミットは30キル先取だ。
 個人戦は総じて,チーム戦よりもスピーディな展開となり,キルが続々発生していく,目まぐるしい攻防の連続だった。Strikezoneでは,マップが狭いということもあってか,始まって数秒でキルされる場面もあり,筆者は「もう終わったの!?」と驚いてしまったほど。解説席からも「あっと言う間に終わってしまいましたね!」との声が上がっていた。

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 決勝戦に駒を進めたのは,ビビちゃん選手,ケイ選手,Gl1nT選手,しゃおらん選手,Laikuke選手,りあ選手,3位の中でもっともキル数の高かったアンバサ選手。さらに,前大会の優勝者ア(ト)ム選手をシードとして加えた計8名。ルールは時間無制限で,スコアリミットは100キル先取,マップはStrikezoneとなる。

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決勝を前に,意気込みを語る選手達
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前回の優勝者ア(ト)ム選手の参加で会場は大盛り上がり。その貫禄は,覇者そのもの!

 決勝戦は,序盤からアンバサ選手が猛攻を見せるが,スタートから数分が経過した辺りでは,ケイ選手が1位を奪取するなど,まったく先の見えない展開へ。解説席も「どういう練習したら,こんな動きができるようになる?」と,そのレベルの高さに驚きを隠せない様子だった。
 そんな中,試合はいよいよラストスパートへ。会場の全員が息を飲むなか,見事優勝したのはケイ選手だ。「ア(ト)ムさんのショットガンが強くて,どうやって戦おうと思っていたんですけど,優勝できて凄く嬉しかったです」と優勝した喜びを語っていた。
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優勝したケイ選手。PlayStation 4(目録)を受け取っていた
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 これにて大会はフィナーレ。塩見氏が最後に「上位4,5名はつねに入れ替わりだったので,最後までずっとハラハラしていました。PS4版の『コール オブ デューティゴースト』はマルチの人数が増えているのでぜひやってみてください。今日はありがとうございました!」と挨拶して,本大会を締めくくった。

最後に,次回ニコニコゲームマスターのタイトルが今春発表されるということもアナウンスされた
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