「あーくれぼ2014」への切符をかけた白熱バトル。「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」部門エリア決勝大会フォトレポート（布施・秋葉原・高田馬場編）

　2014年8月30日に決勝大会が予定されている，アークシステムワークス主催の格闘ゲーム全国大会「ARC REVOLUTION CUP 2014」（通称：あーくれぼ2014）。同社が手がける3タイトル「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」「ペルソナ４ ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」にて頂点が争われことになる本イベントだが，その予選大会がすでに全国各地でスタートしている。


　今回4Gamerでは，その中から「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」の予選の模様を，とくに激戦が予想された会場をピックアップし，フォトレポートをお届けしていこう。今回お届けするのは，大阪の「セガワールド布施」にて行われた「近畿エリアA エリア決勝」，東京・秋葉原の「セガ秋葉原 1号館」で行われた「東京エリアＢ エリア決勝」，東京の「高田馬場ゲーセン ミカド」で行われた「東京エリアC エリア決勝」の3大会だ。

「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」公式サイト

「ARC REVOLUTION CUP 2014」公式サイト

近畿エリアA エリア決勝（セガワールド布施）

　6月29日，大阪の「セガワールド布施」で行われた近畿エリアAのエリア決勝。関西の強豪プレイヤーが集まるこの地を制し，勝ち上がったのはカイ使いのろず選手。エリア決勝では，カイらしい堅実な立ち回りを見せ，勝利を勝ち取った。

近畿エリアA エリア決勝大会の会場となった「セガワールド布施」

当日行われた予選を突破したけだこ＠メイ厨選手（メイ）。メイ一筋のベテランプレイヤーだ

エリア決勝がスタート。GGXXの全国大会「GIGS 2nd」で優勝を飾った関西が誇るスーパーチップ・ススム選手（チップ）を筆頭に，関西方面の強豪ベテランプレイヤーが集結

エリア決勝は，同店舗の予選を勝ち上がったけだこ＠メイ厨選手（メイ）と，ろず選手（カイ）の一騎打ちに

カイらしい堅実なプレイを見せたろず選手。終始試合の流れを掴み，見事決勝大会への切符を手にした

「セガワールド布施」の間近にある，たこ焼きの名店「たこ焼きくん」。難波二大たこ焼きと噂される逸品だとか。大変美味しゅうございました

東京エリアB エリア決勝（セガ秋葉原 1号館）

　秋葉原で行われた東京エリアB決勝と，高田馬場での東京エリアC決勝で猛威をふるったのが，本作のタイムリリースキャラであったラムレザルだ。4月の登場から4か月が経過したことで研究が進み，高火力のコンボと，設置技を使った画面端での強烈な攻めで，次々とライバル達を蹴落としていく姿が見られた。
　7月20日に行われた「セガ秋葉原 1号館」の東京エリアB決勝では，当日の予選から勝ち上がったかりんちゅ選手のラムレザルがまさに猛威を振るい，見事決勝大会への切符を手にすることとなった。

激戦の舞台となった「セガ秋葉原 1号館」4階フロア

予選を勝ち抜いたのは，最強ラムレザル使いと名高いかりんちゅ選手。剣設置状態のリーチの短さをフォローする立ち回りが実にお見事

前作からのベテラン・コイチ選手（ミリア）や，ファウスト使いの大家・大坂B選手（ファウスト）など，全国大会常連が揃うのも東京エリアならでは

実況は，格ゲーマーの憩いの場，「カレースタンドPLUCK」のMEN店長が担当

エリア決勝においても，かりんちゅ選手のラムレザルの勢いは，止まることを知らない。メリハリの効いた攻めと守りで強豪たちを次々と撃破し，エリア決勝でも優勝を攫っていった

東京エリアC エリア決勝（高田馬場ゲーセン・ミカド）

　7月21日，「高田馬場ゲーセン・ミカド」で行われた東京エリアCの当日予選は，ほかの店舗とは違い，いわゆる敗者復活戦のあるダブルエリミネーション式でのトーナメントとなった。本作のメッカと言われるミカドだけに，ほかにも増してハイレベルな戦いが繰り広げられた。
　その東京エリアC決勝を勝ち抜いたのは，東のヴェノムマイスターとして知られるフィーノ選手（ヴェノム）。並み居る強豪を倒しての優勝だけに，決勝大会での活躍にも期待したい。

GGXrdのメッカと言われる「ミカド」。この場所での予選は，まさに最難関と言って過言ではない。前日に行われた東京エリアB決勝で見た選手も，ちらほら足を運んでいたようだ

秋葉原と同じく，当日予選からラムレザルの活躍が目立つ展開ではあったが，予選を勝ち上がったのはファウスト使いの大坂B選手。強力な通常技を駆使し，危なげなく勝利を重ねていった

エリア決勝は，6名の参加者を3名のずつのリーグに分けて行われた。当日予選を突破した大坂B選手に加え，昨年の「GGXXAC＋R」部門優勝者・キーシャ選手（ファウスト），東のヴェノムマイスター・フィーノ選手（ヴェノム）など，強者の揃った大会となった

そんな中，混沌のエリア決勝を制し決勝大会へ出場権を手にしたのは，ヴェノム使いのフィーノ選手。ボール設置とマッドストラグルを効果的に使った固めと，確認困難な起き攻めループで，ほかの選手を圧倒しての勝利となった

「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」公式サイト

「ARC REVOLUTION CUP 2014」公式サイト